▲おしゃれで、丸っこいフォルムが可愛らしいフォルクスワーゲン ニュービートル。これが100万円で買えるならアリじゃないですか?▲おしゃれで、丸っこいフォルムが可愛らしいフォルクスワーゲン ニュービートル。これが100万円で買えるならアリじゃないですか?

100万円でおしゃれな輸入車が買える!?

突然ですが、もし100万円を渡されて好きな車を買っていいと言われたら何を買いますか? 「100万円じゃあボロいのしか買えない」「せいぜい国産のちょっと古めのやつくらい」なんて考えた人、いませんか?

ある意味、正解です。100万円で買おうとなると、ちょっと古い車や、最近のものでも過走行だったりとワケあり物件が多くなるのは事実。特に人気のジャンルの車、例えばコンパクトSUVなどはなかなか値落ちしないので、100万円で買えるのはずいぶん先になるでしょう。

じゃあ、100万円じゃいい車は買えないのかというとそんなことはありません。おしゃれで、かつ状態もいい輸入車が100万円以下で買えてしまうんです。その車とは、フォルクスワーゲン ニュービートル。本当に100万円以下で買えるの!? と思うかもしれませんが、100万円以下でそこそこの物件数から選べるんです。

いつの時代も“名車”なビートル

ニュービートルは1999年から2010年に生産されたモデル。初代のビートル(Type1)から踏襲される丸っこいフォルムが特徴的な車です。車に詳しくない人にも知られている、かなり有名な車ではないでしょうか。また、内装でいえば一輪挿しがあるというのもこの車の特徴です。

▲インパネは比較的シンプル。一輪挿しはこの車の一番の特徴ではないでしょうか ▲インパネは比較的シンプル。一輪挿しはこの車の一番の特徴ではないでしょうか


排気量は主に1.6Lと2.0L。2005年8月以前の前期型のターボ車のみ1.8Lとなっていますが、中古車物件で探すとなるとほとんどが1.6Lと2.0Lになります。乗車定員は前期型は5人乗り、後期型は4人乗りになっています。ニュービートルを使う方で5人フル乗車がよくある、という方はあまりいないとは思いますが、一応気に留めておくといいでしょう。

前期型と後期型は、エクステリアではライトの形などが微妙に違いますが、正直ぱっと見ではそこまで変わりません(もちろん詳しい人が見れば一目で分かりますが)。前期型のライトは丸型、後期型は細長い楕円形で、好みで選んでいいでしょう。

▲こちらは2005年8月以前に生産された前期型 ▲こちらは2005年8月以前に生産された前期型
▲こちらは2005年9月以降に生産された後期型。ライトの形などが微妙に違うのですが、ぱっと見ではそんなに分かりません ▲こちらは2005年9月以降に生産された後期型。ライトの形などが微妙に違うのですが、ぱっと見ではそんなに分かりません

100万円以下でも良物件がザクザク

こんなおしゃれなニュービートルですが、本体価格100万円以下に絞ってもなんと約620台がヒット! とはいえ、状態の微妙な物件が混じっているのも事実。走行距離5万km以下×修復歴なし×総額表示あり、の条件を追加して検索すると……それでも約120台がヒットします。

物件を詳しく見ていくと、低価格帯(総額20万円前後から狙うことができます!)の車はやはり低年式車のものが多くを占めます。かつ、色もシルバーなどビートルのイメージっぽくないカラーが多いので、できるだけ高年式がいい、もしくは色にこだわりたいという人は予算を少し多めに見ておくといいでしょう。少しでも予算を上げれば、オレンジや赤など、おしゃれで気分も上がるようなボディカラーがたくさん見つかりますよ!

なんだかんだ言いましたが、100万円でこれだけおしゃれな車が買えるってかなりおいしい話だと思うのですが、いかがでしょうか?

▼検索条件

フォルクスワーゲン ニュービートル(初代)×走行距離5万km以下×本体価格100万円以下×修復歴なし×総額表示あり
text/編集部 溝上夕貴
photo/フォルクスワーゲン