CARVIEW |
www.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/2ea2b91d01745063dd5d1bb846b6bd20b4788436/
SHARE新型ノートは日産初の次世代モデルとしてボディもe-POWERも一新。進化型プロパイロットも採用
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:小林 俊樹、日産自動車 99
新世代日産車の第1弾となる注目のモデル
11月24日、日産が「新型ノート」を発表しました。3代目ノートは全てシリーズハイブリッドのe-POWERとなり、2代目ノートでは設定のあったガソリンモデルは用意されません。一方でプラットフォームやハイブリッドシステムといったクルマの根幹部分を刷新、新しい日産ロゴを初めて採用した市販車にもなるなど、日産車が世代交代する大きな節目に開発された、気合の入ったモデルとなっています。
内装も新世代デザインに刷新。フルデジタルメーターも採用
外装デザインは来年発売が予定されている電気自動車「アリア」と共通する雰囲気で、かたまり感のあるハッチバックフォルムは先代から全長で55mm、ホイールベースで20mmコンパクトになりました。写真の4連LEDヘッドランプはOP設定で、標準装備はハロゲンヘッドランプ。タイヤサイズは上位モデルのXが16インチ、その他は15インチです。
内装の目玉は全車標準となるフルデジタルメーター。画面サイズは7インチと小ぶりなものの、9インチナビ(OP)装着車では、2つの画面が横並びで一体化される、欧州のプレミアムモデルのような先進感が漂います。小型の電制シフトも新デザインとなりました。
エンジン以外は刷新されたe-POWER、燃費の向上はやや控えめ
第2世代のe-POWERはモーターやインバーターが刷新され、トルクで10%、出力で6%向上し、システム自体も小型軽量になりました。ロードノイズが大きくなるシーンでエンジンを作動させて目立たないように発電する世界初のシステムを採用するなど、静粛性にもこだわっています。
新型ノートのWLTCモード燃費はFFモデルで29.5~28.4km/Lで、ライバルとなる「トヨタ ヤリス」のハイブリッド車(FFで34.6~35.4km/L)と比べると分が悪いものの、「ホンダ フィット」のハイブリッド車とほぼ同等、先代ノート比では4km/Lほど向上しています(JC08モードでの比較)。
4WDシステムも一新され、後輪モーターのパワーは3.5kW→50kWへと大幅に引き上げられたほか、後輪にも回生制御が追加されました。
日産の国内モデルでは初のナビ連携機能を採用
先進安全装備もクラストップレベルで充実。XにOP設定される、国内モデルでは初搭載となるナビ連携機能付きのプロパイロットは、標識検知による速度調整やカーブに応じた減速が可能になりました。また、高速道路上では停止後約30秒まで追従走行が継続します(現状は3秒)。
新型ノートの発売日は12月23日で、その後約2ヶ月遅れで4WDモデルが登場する予定。発表されたFFモデルの価格は下記のようになっています。
価格
F(FF)205万4800
S(FF)202万9500
X(FF)218万6800
ガソリングレードがなくなったため販売の裾野は縮小しそうですが、クラストップレベルの運転支援装備やハイテク感のあるインパネデザインなどで、商品力は十分といったところでしょうか。試乗記やマーケットの評価にも引き続き注目です。
次のページ>>スペック例
-
- 新車価格(税込)
-
144.8 〜 268.3
-
- 中古車本体価格
-
0.0 〜 298.0
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
-
-
ログインしてコメントを書く
-
-
-
ログインしてコメントを書く
-
-
-
ログインしてコメントを書く
-
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
サイトトップへ-
スポーツ
2024.05.24
F1パドックで注目集める角田裕毅、今季の躍動で3チームが獲得に興味。来季はレッドブル昇格狙いでRB残留か、それとも新天地?
-
スポーツ
2024.05.24
アウディ、コンパクトSUV『Q2』に限定モデルを設定。3種のオプションパッケージを標準装備
-
業界ニュース
2024.05.24
斬新“大口顔”の「高級ミニバン」公開! 超豪華「青内装」がめちゃカッコイイ! 超静音走行も可能な「GL8」中国に登場
-
ニューモデル
2024.05.24
BYDが「ロンドンバス」 最大500kW充電に対応、2階建て電動バスを導入
-
ニューモデル
2024.05.24
ロールス・ロイス新型「カリナン シリーズII」が登場! 超高級SUVの進化したポイントを解説します
-
スポーツ
2024.05.24
今年のモナコGPもついに開幕! ハミルトン積極策でタイヤ3セットを使い首位。角田裕毅は8番手|F1モナコGPフリー走行1回目
-
スポーツ
2024.05.24
F1モナコFP1速報|メルセデスのハミルトンが最速。角田裕毅が8番手……レッドブル勢はソフト使わず11~12番手
-
スポーツ
2024.05.24
バリチェロの愛息“ドゥドゥ”がスプリント制覇。ポール発進ダニエル・セラは悲運に沈む/SCB第4戦
-
スポーツ
2024.05.24
反射神経と瞬間的な判断が求められるイモラの難しさ。互いを高め合う角田裕毅と今季のRB【中野信治のF1分析/第7戦】
-
スポーツ
2024.05.24
F1タイGP開催を目指すセター首相がイモラを訪問。ドメニカリCEOと条件面などで基本合意か
-
業界ニュース
2024.05.24
“ながーーい”トヨタ新型「ハイエース“SLWB”」発表! 全長5.9m超えの5列仕様! スーパーロングな「10人乗りモデル」に「バスじゃん」と反響も 馬で受注開始
-
業界ニュース
2024.05.24
『アルファード/ヴェルファイア』HVもローダウン! テインが「HIGH.TECH」に適合追加
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム
2024.5.24
近藤真彦参戦、弱点克服、夢のCO2回収装置…今年も水素カローラ進化が止まらない【S耐富士24hレース】
-
コラム
2024.5.24
スズキ ハスラーに新スタイル「タフワイルド」登場! 通常モデルもアップデート&価格上昇も
-
コラム
2024.5.24
PHEVで高性能なランボSUVの本命「ウルスSE」は3150。電動パワー+新デザインでお買い得
-
コラム
2024.5.23
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
-
コラム
2024.5.23
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
-
コラム
2024.5.23
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
-
コラム
2024.5.22
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
-
コラム
2024.5.22
218の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
-
コラム
2024.5.22
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情