CARVIEW |
www.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/683b48c515630d4a7f18988199ec40b06c9c81a4/
SHARE電動化に突き進むフォルクスワーゲン成功のカギはスマホ化にあり? 開発の最前線を取材した
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
ID.3からはMEBと呼ばれるBEV専用プラットフォームを採用
9月のフランクフルト・モーターショーで「ID.3」の市販バージョンを正式に発表したフォルクスワーゲン。これは、ただ新型のBEVをリリースしたということのみならず、同社がディーゼルゲートの呪縛から逃れて完全に生まれかわるという宣言でもある。
その意気込みの表れの1つが、ID.3の発表に合わせて長年親しんできたロゴマークを変更したこと。これまで立体的だったロゴマークは、新たにシンプルでフラットな2次元デザインとなった。デジタルメディアとマッチングがいいことも考慮したというが、電動化のほか、コネクテッドカーを含むCASE、あるいはMaaSといわれる自動車関連の新規事業にも本気で取り組んでいる新生フォルクスワーゲンらしい変革だ。
これまでの「e-up!」や「e-ゴルフ」などは既存のエンジン車のプラットフォームをベースにBEV化したモデルだが、ID.3からはMEBと呼ばれるBEV専用プラットフォームを採用する。e-ゴルフはバッテリー容量35.8kWh/航続距離231km(WLTP)だったが、ID.3はボディサイズが同等ながら最大で77kWh/550km。エネルギー密度が進化しているので単純比較はできないがほぼ倍増。BEV専用としたことでバッテリー搭載のスペース効率が大幅に向上していることは間違いない。バッテリーケースは共通だが中身は調整可能で、ID.3には45kWh/330km、58kWh/420kmも用意されている。
ID.3に続くのはクロスオーバーSUVの「ID.CROSS」、「タイプ2」を彷彿とさせるピープルムーバーの「ID.BUZZ」、サルーンの「ID.VIZZION」など。MEBは床下に敷き詰めるバッテリーケースの前後にモーターなど各ユニットが収められ、そこにタイヤ&サスペンションがつくシンプルな構成。ホイールベースがフレキシブルなので汎用性が高く、2028年までに70車種、2200万台を生産する計画だ。フォルクスワーゲングループ内で幅広く車種展開するほか、フォードなど外部へも供給していくことになる。
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
サイトトップへ-
業界ニュース
2024.05.31
三菱電機・漆間社長「アイシンと組むのがEV事業の収益回復の近道」[新聞ウォッチ]
-
業界ニュース
2024.05.31
見やすい?ジャマ? 「車検ステッカー」“貼付位置”変更から1年 「運転席のド真ん前貼り」増えるもいまも「賛否」の声多数
-
業界ニュース
2024.05.31
今のバイクはこんなに便利! 昔のバイクにはない機能
-
ニューモデル
2024.05.31
アウディ『Q6 e-tron』、後輪駆動を欧州で追加…航続はシリーズ最長の641km
-
業界ニュース
2024.05.31
メルセデス・ベンツの電気自動車セダン「EQE」に30台限定特別仕様車を発売
-
業界ニュース
2024.05.31
スバル「インプレッサ・クロストレック」“安全なクルマ”に認定! 最高得点獲得で「ファイブスター賞」受賞
-
ニューモデル
2024.05.31
「最強のマスタング」がポルシェ911の記録に挑む!? ニュル6分台に向け極秘テスト
-
ニューモデル
2024.05.31
新型WR-V ロングラン実力判定
-
業界ニュース
2024.05.31
スズキ“新”「ハスラー」登場! 斬新「黒すぎ顔」×専用2トーン採用! 上質カーキ内装でめちゃ精悍な「新タフワイルド」 通常モデルとの違いは?
-
業界ニュース
2024.05.31
ドゥカティが2台のスクランブラーカスタム「CR24I」「RR24I」を発表 Centro Stile Ducati が新解釈を提案
-
ニューモデル
2024.05.31
前後シルバーアクセントでSUV感マシマシに!! 地上高アップで本格派に!? 新型ノートオーテッククロスオーバーが本気のマイチェン
-
スポーツ
2024.05.31
【MotoGP】ドゥカティ、ホルヘ・マルティンのファクトリーチーム昇格を決定? 残るはマルク・マルケスの判断に
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム
2024.5.31
売れてる軽EV「サクラ」がライラック×黒の乙女系2トーン追加や仕様向上。価格は約4~5上昇
-
コラム
2024.5.30
こっちが本命? ノートクロスオーバーがデザイン一新。タフ感強調で本家よりアリかも…?
-
スクープ
2024.5.30
【電動ツインブースト!】新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
-
コラム
2024.5.30
ヒロミ絶賛の乗り心地、電動トノカバー高すぎ!? 発売から3ヶ月経ったトライトンのユーザー評価は?
-
コラム
2024.5.29
BMW最小SUV「X1」に新グレード追加! 1.5Lの“sDrive18i”は最安の540
-
コラム
2024.5.29
活気を取り戻すイタリア車。名門「ランチア」の“懐かし系”ニューモデルたちは日本に入ってくるか?
-
コラム
2024.5.28
【さよならフィアット500】ついにエンジン車が終了宣言。まだ買える500のグレードまとめ
-
コラム
2024.5.28
【566から】アウディA4&A5スポーツバックに特別仕様車「マイスターシュトュック」新設定
-
コラム
2024.5.27
【ビンボー臭さゼロ】なVW製新型キャンパーの“デザイナーズ感”。日本メーカーも出してほしい