CARVIEW |
www.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/c05b7004d41a0fbecf4e308010d7117d7ac3b3c4/
SHAREカングーのライバルはフレンチミニバン? それとも国産コンパクトミニバン??
掲載 carview! 文:編集部 55
輸入ミニバン3台と国産コンパクトミニバン2台を比較
パリの遊べて働けるクルマたちといえば「カングー」「リフター」「ベルランゴ」。今回はそれぞれの魅力を国産ミニバンとの比較も通じて検証してみよう。
高いユーティリティを誇りながら、生活感を感じさせない外観でライフスタイル派に大人気となっている「ルノー カングー」。特に今年は、3代目モデルが待望の日本上陸を果たした直後ということもあり、購入を検討中のユーザーもいるはず。
そこで今回は同じフレンチMPVのライバルである「プジョー リフター」と「シトロエン ベルランゴ」に加え、国産車からも「トヨタ シエンタ」、「ホンダ フリード」に登場してもらい、日仏のMPV(多目的車)同士で比較をしてみたい。
>>カングーってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>リフターってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>ベルランゴってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>シエンタってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>フリードってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
仏勢で唯一400以下で買えるカングーのガソリン車
まず、カングー購入者ならチェックするであろうリフター、ベルランゴとの比較から。カングーの差別化ポイントは観音開きのバックドアとガソリンエンジンの設定。前者は狭い場所での開閉では抜群に便利だし、後者はディーゼルに比べ静かなうえ、価格も抑えられる。
<写真:ルノー カングー>
というのも、今回取り上げるフランス車3台のうち300台で買えるのはカングーのガソリン車(売れ筋グレードで395)だけ! また、わざわざ日本市場のために用意したというカングーの樹脂製ブラックバンパーも、このカテゴリーでは逆にオシャレに見えてポイントが高いと言えるかもしれない。
>>カングーのグレードごとの価格や詳細情報はこちら
>>カングーのユーザーと専門家の声はこちら
リフターとベルランゴでは7人乗り仕様も選択可
一方、同じステランティスグループに属するプジョーとシトロエンの兄弟車の売りは、3列シート7人乗りのロングボディが設定されていること。お値段はやや高くなってしまうが(リフター・ロング:455、ベルランゴ・ロング:443万3000)、いざというとき大勢乗れるのはファミリー層には頼もしい。
<写真:プジョー リフター><写真:シトロエン ベルランゴ>
また、カングーのように観音開きでない代わりに、リフターおよびベルランゴのリアゲートはガラスハッチだけを開閉することも可能。さらに、1.5Lディーゼルエンジンが130ps/300Nmと、ほぼ同じ排気量のエンジンを積むカングー(116ps/270Nm)よりパワフルで、一段多い8速ATが組み合わされる(カングーは7速AT)のもリフターおよびベルランゴの美点となる。
>>リフターってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>リフターのユーザーと専門家の声はこちら
>>ベルランゴってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>ベルランゴのユーザーと専門家の声はこちら
なお、ステランティスからはこれらの兄弟車である「フィアット ドブロ」も近々日本上陸を果たす見込みだ。
>>カングーのライバル? フィアットから間もなく登場する「ドブロ」ってどんな車?
リセール価値なら安定感のあるカングー
では、3車でどれがイチオシなのだろう。この点、上に挙げた個々の推しポイントが響けばそれで決めてしまってOK。ただ、それがなければリセールまで含め、やはり現行型が登場したばかりのカングーを買うのが正解だろう。足下では納車の滞りから中古車にプレミアム価格が付いているが、やはり代替わりすると売却価格はグッと下がってしまう。それゆえ、フルモデルチェンジが一番遠いカングーを買っておくのがベターと言える。
>>カングー(先代)の中古車情報はこちら
>>カングー(先代)のリセール価格はこちら
<写真:ルノー カングー>
国産車勢は200台前半の価格設定が魅力
こうしたフランス車3種類に対し国産車のメリットは、まず絶対的な安さ。ガソリン車の売れ線グレードで「シエンタG(5人乗り)」が230、「フリードG(6人乗り)」が233万900という価格設定はカングーなどに比べおよそ200も安く、それだけでフランス勢に対し大きなアドバンテージとなる。修理などの維持を考えると圧倒的なディーラー網の充実も、特に地方部では国産車を選ぶ強い理由になるだろう。
>>フリードってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>フリード(ハイブリッド)ってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>シエンタってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
趣味性や空間のゆとりでフランス車勢には独自の魅力あり
ただ、買いやすく維持しやすいということは、ありふれていることとほぼ同義。よって、人とは違う選択をアピールするには国産車ではなかなか厳しいものだ。
もちろん、ボディの大きさゆえの積載性や、フロントシート頭上の大型収納スペースなど実質的な装備の面でもフランス車勢が優れている点は多い。これらを踏まえると、フレンチMPVを支持するユーザーのなかには、シエンタやフリードはライバルにはなり得ないと考える人も多いかもしれない。
>>カングーってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>カングーのユーザーと専門家の声はこちら
>>リフターってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>リフターのユーザーと専門家の声はこちら
>>ベルランゴってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら
>>ベルランゴのユーザーと専門家の声はこちら
写真:ルノー、ステランティス、トヨタ、ホンダ
-
- 中古車本体価格
-
15.0 〜 439.0
-
- 新車価格(税込)
-
384.0 〜 427.0
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
サイトトップへ-
スポーツ
2024.05.24
[ウソでしょ!?]ハチロクの新車販売価格は?今では考えられない値段だった!?
-
業界ニュース
2024.05.24
ヒロミが「前から欲しかった!」 全長5.3mも狭い道スイスイで“伊代”カンゲキ!? オレンジが眩しい「トライトン」納車を報告
-
業界ニュース
2024.05.24
一生に一度は乗ってほしい!! 今新車で買える[2シータースポーツ]4選
-
業界ニュース
2024.05.24
カワサキ「Z e-1」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
-
業界ニュース
2024.05.24
カリーナED対抗のマツダ[ペルソナ]の悲哀! たった3年という短命に終わったペルソナは当時女性からどう思われていたのか?
-
ニューモデル
2024.05.24
抜群の収納力とマルチなフラットスペースが便利! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
-
業界ニュース
2024.05.24
増殖する軽乗用車! 保有台数は80年代末の「13倍」、なんでこんなに人気なのか
-
業界ニュース
2024.05.24
やっぱり[羽根つき]がスバルらしいぜ!! [WRX S4]に復活した[リアウイング]は実は3代続けての流用だったの!?
-
ニューモデル
2024.05.24
広い! 便利! しかも雰囲気抜群! 天井まで木材が貼られたトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
-
業界ニュース
2024.05.24
信号待ちでふと気づいた! なんでクルマのフロントガラスには黒い点々が付いてるん?
-
業界ニュース
2024.05.24
たしか最後のマークIIの兄弟よね? 不思議顔のヴェロッサって中途半端じゃない??
-
スポーツ
2024.05.24
GTWCアジア:ANR with VSRがジャパンカップ開幕戦のSUGOにスポット参戦へ
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム
2024.5.23
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
-
コラム
2024.5.23
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
-
コラム
2024.5.23
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
-
コラム
2024.5.22
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
-
コラム
2024.5.22
218の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
-
コラム
2024.5.22
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
-
コラム
2024.5.21
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
-
コラム
2024.5.21
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
-
安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった" width="200">
コラム
2024.5.21
【安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった
ログイン
あなたにおすすめのサービス
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!