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結局「スカイアクティブX」ってどうなの??【みんなの声を聞いてみた】
- 筆者: 望月 達也(MOTA編集部)
2019年12月にマツダの新世代ガソリンエンジンとして登場したスカイアクティブX。登場からおよそ1年後となる2020年11月には早速アップデートが行われ最高出力/最大トルクが向上。そんなスカイアクティブXについて、実際に一般ユーザー、さらには購入検討者はどう捉えているのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
マツダの新世代ガソリンエンジンがアップデート
2020年11月19日(木)、エンジンとトランスミッションを制御するソフトウェアをアップデートしたマツダの新世代ガソリンエンジン「スカイアクティブX」。アクセルレスポンスを高めるとともに、最高出力を132kW(180PS)から140kW(190PS)に、最大トルクは224Nmから240Nmに向上させた。
改良されたスカイアクティブXをラインナップするMAZDA3の価格(消費税込)は以下の通り。
【ファストバック】
・ガソリンエンジン:222万1389~300万6055
・ディーゼルエンジン:279万741~328万1055
・スカイアクティブX:319万8148~368万8463
【セダン】
・ガソリンエンジン:222万1389~293万4555
・ディーゼルエンジン:279万741~320万9555
・スカイアクティブX:319万8148~361万6963
みんなの声を聞いてみた
そんなマツダの推す新世代ガソリンエンジン「スカイアクティブX」について、早速SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。
最も多かったのは「アップデートされ良くなったとはいえ、やはりガソリン車より100アップほどの魅力が感じられない」「ガソリン車に10万、20万程度の価格差ならまだ購入対象にもなるけど…」「価格が高くてさらにハイオク仕様っていうのはかなり厳しい」という価格面についてのネガティブな声。革新的な技術ながらやはり通常のガソリンエンジンモデルに比べるとおよそ100アップとなることが非常にネックになっている印象だ。
それでも「このご時世、まだまだ内燃機関の可能性を探っている姿勢は評価できる」というクルマファンの貴重な声もわずかながら存在した。
誰もが納得する最適解は出てくるのか?
2019年12月に、ガソリンエンジンならではの高回転までの伸びの良さと、ディーゼルエンジンの優れた燃費・トルク・応答性といった特長を融合し、気持ちよい走りと優れた環境性能を両立したマツダ独自の新世代ガソリンエンジンとしてマツダ3より搭載された「スカイアクティブX」。
さらに、マイルドハイブリッドシステム「M Hybrid(エム ハイブリッド)」も採用し、滑らかで気持ちの良い走りと、効率的な燃料消費をサポートする。
今回、2020年11月の改良ではエンジンとトランスミッションを制御するソフトウェアのアップデートが行われた。さらに既存のユーザーもバージョンアップできるように現在準備を進めているという(サービスの開始時期など詳細は未定)。
カーライフ・ジャーナリストの渡辺陽一郎氏によると、従来型と比べ、高回転域の吹き上がりが活発になり、回転の伸びが良くなったという。また、実用回転域の駆動力も増して運転しやすくなり、アクセル操作に対する反応の仕方が機敏になったことも特徴としている。
「ユーザーにはその違いが全然わからない」との声も
ただし「独自技術もロータリーまでは良かった。クリーンディーゼルも評価できる。が、今はユーザーを見ていない独りよがり」「確かに良くなったのだろうし、これまでにない技術なんだと思う。ただ、ユーザーにはその違いが全然わからない」「お客様目線で何を求めているのか今一度見つめなおしてほしい」と、スカイアクティブXの魅力が一般ユーザーまでには理解・評価されているとは言い難い状況。SNS上ではなかなか厳しい声がいくつも存在していた。
マツダでは、スカイアクティブXを設定するマツダ3やCX-30のほか、マイルドハイブリッドや100%EV(電気自動車)を設定した「MX-30」を発表するなど、電動化に向けこれまでのガソリンやディーゼルエンジン以外のパワートレインをラインナップしている。
ただし、そこには確実にメーカーとユーザー(消費者)との間に大きな隔たりがあるようにも感じられた。果たして誰もが納得する最適解を今後マツダは提示してくれるのか。今後も注目していきたい。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る
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