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【2022年】日産最後となる!? 純ガソリンエンジンのスポーツカー、新型フェアレディZはシンプルさがウリ! 一方で長期化する納期に不安の声続々【みんなの声を聞いてみた】
- 筆者: MOTA編集部
- カメラマン:堤 晋一/日産自動車
2022年夏から発売を開始した日産 新型フェアレディZ。
日本仕様の新型フェアレディZは2022年1月14日(金)に東京オートサロン2022で初公開され、いよいよ発売となったのですが、残念ながらすでにオーダーストップとなっています。
しかし、3.0L V6エンジンに9速ATと6速MTを設定した2シーターのスポーツカーの登場に、ワクワクした方も多いのではないでしょうか。今回はそんな新型フェアレディZが気になるユーザーの声を集めました。
新型フェアレディZのデザインはシンプルさが良い! とおおむね高評価
新型フェアレディZのボディサイズは全長4380mm×全幅1845mm×全高1315mm。ロングノーズ×ショートデッキが美しいボディラインは、初めて新型フェアレディZがクーペボディとなった1969年の初代フェアレディZ(S30)をオマージュしてデザインされました。
新型フェアレディZは先代モデルに比べてノーズがシャープで薄くなり、S30の雰囲気を色濃く踏襲しています。
ヘッドライトには上下に半を描くようなポジションライトが入り、新型フェアレディZの新しいアイコンとなっています。これもS30のレンズカバーに映り込む光を、現代風に解釈してあしらったものだそうです。
そんな新型フェアレディZのデザインについて、ユーザーからは
「近年この車ほど完成度の高いデザインがあっただろうか?」
「やっぱりスポーツカーは形。シンプルで良い」
「純粋にデザインだけで欲しくなる車」
と前向きな意見もある一方で、
「長方形のグリルがカッコ悪い」
「新しいはずなのに古いデザインに見える」
「フロントデザインはもうひと工夫ほしかった」
などの厳しい意見も出ていました。
「万人受けするデザインに仕上げるのは難しい」というコメントもありましたが、その通りだと思います。
新型フェアレディZのインテリアには賛否両論
新型フェアレディZはインテリアもスッキリとシンプルに作られています。センタークラスターにはスポーツカーらしい3連メーター(ブースト計、ターボ回転計、電圧計)が、歴代フェアレディZを踏襲して用いられていますが、それ以外はコンソールのボタン類も最小限に抑えた印象です。メーター内はフルデジタルになっていて、スポーツ・ノーマル・エンハンスと表示を3種類から選ぶことが出来ます。
最上級のVersion STではシートなどのインテリアがレザー調で、本革ではなく合皮となります。しかし、最近の合皮は質感が高いので、見劣りすることはありません。エントリーグレードですとファブリックシートが用意されます。
そんな新型フェアレディZのインテリアについては
「近未来感を上手くデザインに組み込んでいる」
「派手さよりシンプルさを目指した」
「Z34を彷彿とさせる」
と前向きな意見が多く寄せられていました。
一方、
「質感と内装デザインが古すぎる」
などの否定的な意見もありました。歴代のデザインや装備を踏襲しているからこそ残るヘリテージ感が拭いきれないのかもしれません。デザインなどは好みによって分かれるところです。
新型フェアレディZの価格と販売状況に不安の声
最後に、新型フェアレディZの価格について触れましょう。
新型フェアレディZの価格(税込)はエントリーグレードが524万1500、Version T(ATのみ)が568万7000、Version S(MTのみ)が606万3200、最上級グレードのVersion STが646万2500となっています。
また、先に触れた通り新型フェアレディZの注文は2022年11月時点で一時停止の状況が続いています。そんな新型フェアレディZの価格や販売状況については、
「カタログモデルなのに400台しか売らない。今では注文もできないなんてあり得ない」
「新型フェアレディZを予約しているが、今のところ納期などは全く未定。本当に買えるのか」
「パワーはとても魅力的だが、車両本体の購入金額が高すぎる」
「デザインも中身も気に入った。資金もあるが、生産数の問題で購入できない」
と不安な声が多数寄せられました。
現在、半導体不足による部品調達の遅延や新型コロナウイルス感染拡大影響による物流の停滞、不安定な世界情勢によるサプライチェーンの混乱など、車両の供給には多くの制約があります。
これは新型フェアレディZに限った話ではありませんが、新車を楽しみにしているユーザーのことを考えると、一刻も早く納車されることを願わずにはいられません。
【筆者:MOTA編集部 カメラマン:堤 晋一/日産自動車】
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