CARVIEW |
www.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/409c249a30a214c3ef14544c6ab8b3bc6d738641/
SHARE新型アウトランダーPHEVは500級SUVとして納得の走りと乗り心地。8割が選ぶ3列目シートはサイズを要確認
掲載 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹、三菱自動車 293
バッテリーチャージモードはキャンプなどに便利
2021年12月16日に発売された三菱「アウトランダー PHEV」。立ち上がりは好調で、すでに受注台数が9000台を突破した。昨秋の最終プロトタイプサーキット試乗で、速さとコーナリング性能の高さは確認済み。このほどようやく一般道試乗の機会を得たので、その印象をご報告する。
約1時間与えられた試乗時間。試乗開始時、バッテリー残量は約30%だった。最上級グレードの「P」は満充電からのEV走行可能距離がWLTCモードで83kmのため、ざっくり25km前後のEV走行が可能のはずだ。
バッテリーセーブモード、バッテリーチャージモード、EVプライオリティモードと3つある走行モードのうち、まずはバッテリー残量に余裕がある限りできるだけエンジンを始動しないEVプライオリティモードを選択。これだと運転感覚はEVそのものだ。停止状態からアクセルペダルを踏み込むと、スーッとスムーズに発進し、途中で変速を挟むことなく望む速度に達する。静粛性も高い。エンジン音が発生しないクルマで目立ちがちなロードノイズもよく抑えられている。
数百メートル先の交差点の信号が赤なのを認識して減速を始める。アクセルペダルから足を離すと空走状態に。左パドルを引く度に減速が強まり、最後はフットブレーキを踏んで完全停止。これはイノベーティブペダル オペレーションモードがオフの状態。オンにするとアクセルペダルから足を離すと同時に強い減速Gが立ち上がり、ほどなく停止寸前まで減速できる。ただしこのモードでも最後はフットブレーキを使って完全停止しなければならない。街なかではオンの状態で走行するほうが、ペダルを踏み替える頻度を減らすことができ、運転しやすい。
バッテリー残量が約10%ほどになった段階で、ノーマルモードに切り替える。メーター表示のうえでバッテリー残量がなくなるまでは(実際になくなるわけではなく、わずかになった段階)、このモードでもEV走行が基本となる。高い負荷を掛けた場合にエンジンが加勢することになるが、街なかを交通の流れに沿って走行する程度ではほとんどエンジンのお世話になることはない。
このほかセーブモードは現在のバッテリー残量を維持して走行するモードで、チャージモードは目的地でバッテリーの電力を取り出してキャンプなどのアクティビティに使えるように、着いた段階で十分なバッテリー残量を残すべく、エンジンで発電しながら走行するモードだ。多くの輸入車のPHVにもセーブモードやチャージモードが備わるが、バッテリーの電力を取り出して走行以外に使うことができない車種が多いため、走行以外に電力を使うことができる点はアウトランダーをはじめとする国産PHVの大きな利点だ。
ともあれ、EVプライオリティモードだろうとノーマルモードだろうと、アクセルペダルの踏み方次第で強烈な加速を生み出すこともできるし、ジェントルな振る舞いに徹することもできる。この日、クローズドのオフロードコースでの走行の機会もあった。昨秋のプロトタイプ試乗で2.5Lエンジン+前後モーターが繰り出す強力なパワーによる、2.1トンにおよぶ車両重量をものともしない猛烈な加速力に舌を巻き、長年のWRC参戦で蓄積したノウハウを注ぎ込んだ自慢の車両運動統合制御システム「S-AWC」(スーパーオールホイールコントロール)によるコーナリング性能の高さに感心したが、悪路ではどうか。
三菱 アウトランダーPHEV
4.7 642件-
- 新車価格(税込)
-
499.5 〜 630.4
-
- 中古車本体価格
-
56.7 〜 656.8
三菱 アウトランダーPHEVの中古車
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
-
2022/2/02 10:34RAV4 HVアドベンチャーを買うつもりだったが、内装の激安っぽさに絶句。
かといってハリアーの、カローラ品質内装(ハンドル、シフトノブ 使いまわし)、危険な位置のリアウィンカー(リコール発動中)、フルナビ表示出来ない1/3余計な表示固定の実質8インチモニター は論外。
ふと立ち寄った三菱で、アウトランダー見て一目惚れ。価格相応の納得の内外装品質。
しかも、PHEV、SAWCって凄すぎる。見てくれだけオフロードのRAV4 HVなんて、ガソリン車モデルより四駆性能落ちますってカタログに小さく書いてあるという皮だけオフローダー
アウトランダーはフルデジタルメーターだし、ヒルディセントコントロールもついてるこだわった造りの本格オフローダー-
ログインしてコメントを書く
-
-
2022/2/02 11:57トヨタみたいに、
RAV4 → プラド買えない人
ハリアー → レクサスNX買えない人
レクサスNX → RX買えない人
っていうイメージがないのも良い-
ログインしてコメントを書く
-
-
-
ログインしてコメントを書く
-
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
サイトトップへ-
業界ニュース
2024.06.09
フェラーリのカリスマ、ルカ・ディ・モンテゼーモロが成し遂げたこと 【第9回】株式上場を目論むマルキオンネとの確執
-
スポーツ
2024.06.09
フェラーリまさかのQ2敗退。ルクレール困惑隠せず「僕たちはスピードが足りなかった」
-
業界ニュース
2024.06.09
次期ジューク登場間近!! 日本市場向けあればこうなる予想
-
業界ニュース
2024.06.09
噂の「電動クーラー」は本当に旧車の救世主なのか? DIYで装着できるように工夫されたオプションの数々を紹介します
-
業界ニュース
2024.06.09
「トライアンフ埼玉川口」は6月22日オープン!屋上大看板に全面ガラスの社屋が、目立つ!
-
業界ニュース
2024.06.09
【写真蔵】ホンダ 新型フリード、「エアー」と「クロスター」の2タイプで間もなく正式デビュー!
-
業界ニュース
2024.06.09
[Pro Shop インストール・レビュー]ダイハツ ロッキー(石川さん)by ウェイブトゥポート 後編
-
スポーツ
2024.06.09
角田裕毅、予選8番手も不運な突風でタイムロス。好位置確保のRBは気合い十分「明日に向けてあらゆる戦略を見直す」
-
スポーツ
2024.06.09
F1カナダGP FP2:アストンマーティンのアロンソが初日最速、僚友ストロールが3番手。フェルスタッペンにトラブル
-
業界ニュース
2024.06.09
トヨタ新型「コンフォート+」発表! 約700の斬新「サメ顔モデル」! 4.3m級の「コンパクトSUV」波に登場
-
業界ニュース
2024.06.09
スズキ「GSX-8R」の実走燃費を計測! 運動神経抜群でツーリングにも優しい優等生
-
業界ニュース
2024.06.09
フェラーリ、歴史的スーパーカー向け新タイヤを公式承認…『エンツォ』や『F40』に装着可能
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム
2024.6.09
【写真でチェック】ミニ「エースマン」発売 絶妙サイズで都会のおしゃれ層に刺さるか?
-
コラム
2024.6.08
【77台限定】ドラレコまで標準装備して5安い!? フィアット「500X」に特別仕様車登場
-
コラム
2024.6.08
モデル末期のスバル「フォレスター STIスポーツ」 買うなら新型を待つべき?
-
コラム
2024.6.07
【世界で首位も】イタリアのサソリこと「アバルト」が日本で人気の不思議。理由は独自の“ホビー感”
-
コラム
2024.6.07
今秋導入のジープ「アベンジャー」公開 ヤリスクロスと同サイズでガソリン仕様も欲しいぞ!
-
コラム
2024.6.06
【日本にピッタリ】MINIの“オシャカワ系”クロスオーバー「エースマン」発売! LBXなどのライバルに
-
コラム
2024.6.05
【858】650psのハイパフォーマンスEV ヒョンデ「アイオニック5 N」発売
-
コラム
2024.6.05
異色のハイブリッドと内外装変更。マイチェンと呼ぶには見どころ多めな新型「ポルシェ911」まとめ
-
コラム
2024.6.05
【70年の歴史で初】コルベット E-Ray発表。6.2L V8+モーターでマッスルカーも電動四駆の時代に
ログイン
あなたにおすすめのサービス
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!