CARVIEW |
アルピーヌが日本でも復活。市販モデルの予約は2017年上期からスタート
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
ルノー・ジャポンは10月11日、「アルピーヌ ヴィジョン」を日本初公開し、市販モデルの予約注文を2017年上期からスタートすることを正式に発表した。最初の納車は2018年上期の予定。欧州以外の地域では日本がもっとも早いローンチとなる。
また、少数精鋭の専門ディーラーネットワークを構築するほか、日本語のウェブサイトもリリースされる予定だ(本国サイトは、https://alpinecars.com/fr/)。
俊敏かつ官能的な2シータークーペが誕生へ
1956年に設立され、伝説的なラリーカー「アルピーヌ A110」をはじめとした数々の名車をこの世に送りだし、世界ラリー選手権やル・マン24時間といったモータースポーツシーンでも名を馳せた「アルピーヌ」。1990年代に一旦は生産が途絶えたものの、近年はルノー・日産アライアンスによって復活の雄たけびを上げ、さらにケータハムとの業務提携も模索されたが(後に解消)、最終的にはルノー単独での高性能スポーツカーブランド復活となった。
今回披露された「アルピーヌ ヴィジョン」は、コンセプトカーながらも市販モデルにつながるヒントが目白押しだ。デザインはご覧の通り、流れるようなプロファイルや丸みのあるボンネット、4灯内側の丸目ライトなど、「A110」のエッセンスが存分に盛り込まれている。
パワートレーンは、RR方式を採用していた「A110」に対し、エンジンをミッドに搭載したMR方式を採用。今回は見ることが叶わなかったエンジンルームには、ルノー・スポールの手による新開発の4気筒ターボが搭載され、デュアルクラッチ・トランスミッションが組み合わされる。詳細スペックも未公表だが、0-100km/h加速は4.5秒以下をマークするという。
また、プラットフォームは他のモデルと共有せず、まったくの新開発となる。レーシング仕様やラリー仕様といった別バージョンの構想に加え、将来的にはルノー車にこのプラットフォームを採用する可能性もあるようだ。
インテリアの装いはラリーを彷彿させるもので、ステアリングにはパドルシフトや「SPORT」ボタンが備わる。カバーを開けてからエンジンスタートする儀式はランボルギーニ風だ。また、内装素材はカーボンやアルミを組み合わせつつ必要最低限にとどめ、最大限の軽量化に努めているという。
俊敏かつ官能的で、運転が楽しいクルマを目指して開発が進められている2シータークーペ「アルピーヌ」。市販モデルのボディカラーには、アルプスの雪山をイメージしたホワイト(写真)のほか、“アルピーヌ・ブルー”も用意される。
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
サイトトップへ-
業界ニュース
2024.05.29
車の一括査定を電話なしでできるサイトを紹介
-
業界ニュース
2024.05.29
車買取の査定額を個人情報登録なしでシミュレーションできるサイトは?
-
ニューモデル
2024.05.29
BMW、BMW X1に新グレード「BMW X1 sDrive18i」「BMW iX1 eDrive20」を追加
-
業界ニュース
2024.05.29
自転車の構造を再確認! 根っこにあるものだからこそ奥が深いフレームの世界
-
業界ニュース
2024.05.29
トヨタが「新型エンジン」世界初公開! 1.5L&2.0L複数展開!? スバル・マツダも同時に宣言! 「エンジンって良いよね!」の未来とは
-
ニューモデル
2024.05.29
ちょっとダースベイダー顔? 北米ホンダシビックの2025年モデルから日本のマイナーチェンジが見えた!
-
業界ニュース
2024.05.29
800馬力!! ランボルギーニ新型「ウルスSE」が早くもジャパンプレミア。気になる価格は3150くらいからを予定。
-
スポーツ
2024.05.29
【MotoGP】バニャイヤ「スプリントでの負け越しにウンザリ」VSマルティンでは土曜の改善急務
-
業界ニュース
2024.05.29
【VECTRIX】6/5開催の「BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2024」にて3輪 EV「I-Cargo」の最新モデルを初披露
-
業界ニュース
2024.05.29
EV&SDGsフェア2024inグランフロント大阪 うめきた広場が無事閉幕。2日間にわたり多くの人がEVと暮らす未来を見た。
-
業界ニュース
2024.05.29
6/24申込締切【池田直渡の着眼大局セミナー】第4回 ティアフォーにおける自動運転事業と開発の現場
-
業界ニュース
2024.05.29
トヨタ 新型「4人乗りアルファード」初公開! 斬新「後ろ向きシート」×存在感ある“2トーン”採用! トヨタ車体の画期的「新技術」に反響の声
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム
2024.5.29
活気を取り戻すイタリア車。名門「ランチア」の“懐かし系”ニューモデルたちは日本に入ってくるか?
-
コラム
2024.5.28
【さよならフィアット500】ついにエンジン車が終了宣言。まだ買える500のグレードまとめ
-
コラム
2024.5.28
【566から】アウディA4&A5スポーツバックに特別仕様車「マイスターシュトュック」新設定
-
コラム
2024.5.27
【ビンボー臭さゼロ】なVW製新型キャンパーの“デザイナーズ感”。日本メーカーも出してほしい
-
コラム
2024.5.27
【買えないアルヴェル】横目に“500安+6人”で売れるレクサス「LM」が気にする兄弟の動向
-
コラム
2024.5.26
【WRX S4ではありません!?】スバルが公開した謎の4ドアセダンの正体とは?【S耐富士24hレース】
-
コラム
2024.5.26
【マツダが明言】本当だった次期「CX-5」計画! ハイブリッドはTHSのマツダチューン版が濃厚
-
コラム
2024.5.25
キッカケは豊田会長の「走ってみない?」。マッチがS耐でレーサーに復帰したワケ【S耐富士24hレース】
-
コラム
2024.5.25
【199!】大人気プチバン「シエンタ」の最安グレード“ガソリンのX”はアリかナシか?