CARVIEW |
BMWがラグジュアリーに本腰。最上級SUVの新型X7と改良型7シリーズが日本上陸
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
巨大グリルに目がいきがちな新型X7だけど見どころは他にもある
6月24日、BMWは国内において、最上級SUVとなる新型「X7」と、大規模なフェイスリフトを受けた最上級セダン「7シリーズ」の発売を開始すると発表しました。
まず、BMWのヒエラルキーの中からすっぽり抜けていたハイエンドSUVの領域にピタリとはまる新型X7は、昨年末のクーペの新型8シリーズ、そして今年に入ってセダンの7シリーズのビッグマイナーチェンジに続く、BMWの「最上級ラグジュアリー」を再定義する重要な要素となるわけです。
まずX7のボディサイズですが、全長5165mm、全幅2000mm、全高1835mmで、ホイールベースは3105mmと、BMW最大のモデルとなり、直接的なライバルであるメルセデス・ベンツ GLSクラスよりも、少し長くて広くて、ちょっと低い絶妙なサイズとなっています。
その数値だけを見るとシンプルに巨大ですが、実際に会場で目にしたX7は、直線基調で落ち着いたスタイルのせいか、意外にも周囲を威圧するような雰囲気は弱め。特にサイドはリアに向かって上がっていくウィンドウ下端のラインや、シンプルなキャラクターラインなどによって、高さ方向の厚みよりも、水平方向への伸びやかさを強く感じさせるデザインとなっています。
ざわざわと世の中を騒がせている、X7の巨大な一体型キドニーグリル「モノキドニー」ですが、実際に見ると、センター上下にちょっと切れ込みのある縦型の一体型グリルといった風情で、その横に薄く水平に羽を広げるように配置されたヘッドライトと相まって、バランス良くまとまっているように感じました。
どうしてもグリルに目が行きがちですが、全体を眺めると彫刻的なエクステリアには、要所ごとに7シリーズとの共通性を感じさせるソリッドな造形のクロームパーツが使われていて、ラグジュアリーなムード作りに貢献しています。
次のページ>>話題の高速渋滞ハンズ・オフなどBMWの先進装備をひと通り搭載
-
- 新車価格(税込)
-
1554.0 〜 1588.0
-
- 中古車本体価格
-
49.8 〜 1530.0
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
サイトトップへ-
ニューモデル
2024.06.05
マツダコネクトも搭載! 街乗りも不満なし! NR-Aはロードスターのベストグレードじゃね?
-
業界ニュース
2024.06.05
【インタビュー】Moto2小椋藍選手、カタルーニャGPの優勝に「安堵」の意味。長年コンビを組むクルーチーフが語る「小椋藍の強さ」とは
-
業界ニュース
2024.06.05
「普通のクルマなのに」…なぜ洗車機NG? ミニバンは注意!? 車名名指しでNGも! “洗えないクルマ”の条件ってなに?
-
業界ニュース
2024.06.05
自動車ディーラーこそ、過疎地域での「カーシェア事業」を主体的に行うべきではないか?
-
業界ニュース
2024.06.05
できればお世話になりたくない……けど頼りになる! クルマの油脂類に引火した際に登場する「化学消防車」がスゴイ
-
カー用品
2024.06.05
【BMW】BMW Motorrad から2024梅雨対策アイテムが登場!
-
スポーツ
2024.06.05
ル・マン24時間に向け、ハイパーカーのBoPが発表。ぶっつけ本番で“2段階”性能調整を導入へ/WEC
-
業界ニュース
2024.06.05
フィアット ドブロにお買い得な限定モデル「アドバンス&マシキ アドバンスト エディション」を発売
-
業界ニュース
2024.06.05
トヨタ「“SUV”バン」登場! もはや懐かしい「旧車顔」! 車高アゲ&オシャ内装がカッコイイ「“プレイ”ボックス」公開
-
業界ニュース
2024.06.05
一体なにを基準にすればいい? バイクの消耗品の交換時期とは
-
カー用品
2024.06.05
スズキ GSX-R シリーズ用「メインハーネス」が m-tech から発売!
-
ニューモデル
2024.06.05
VW ゴルフR 改良新型、プロトタイプの映像を公開…ハッチバックとワゴンを設定へ
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム
2024.6.05
異色のハイブリッドと内外装変更。マイチェンと呼ぶには見どころ多めな新型「ポルシェ911」まとめ
-
コラム
2024.6.05
【70年の歴史で初】コルベット E-Ray発表。6.2L V8+モーターでマッスルカーも電動四駆の時代に
-
コラム
2024.6.04
気なるところ多少あれど…スバルの頂点「レガシィ アウトバック」はとにかく快適だった
-
コラム
2024.6.04
ダイハツ謹慎終了の合図は新型「ムーヴ」。禁断のスライドドアでN-BOXやワゴンRをぶん殴る
-
コラム
2024.6.03
ステップワゴン、ZR-Vなど4車種が価格改定 原材料価格と物流費が影響
-
コラム
2024.6.03
【販売店も確信】次期「デリカD:5」やはり開発中。独自ボディとPHEV化で「デリカD:6」を名乗る?
-
コラム
2024.6.02
“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】
-
コラム
2024.6.01
【そもそも買えるの?】ランクル300と250、レクサスLXとGX。“最強に買い”なモデルとは
-
コラム
2024.5.31
【228】一番安いのに装備が充実…? 「マツダ3 ファストバック 15S」はアリかナシか
ログイン
あなたにおすすめのサービス
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!