CARVIEW |
ボルボ「S60」PHEV試乗。高めの価格をボルボの魅力で埋められるか?
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一 23
ボルボ新世代最終モデル
ボルボ「S60」のPHEVモデルに編集が試乗しました。グレード名は「T6 ツインエンジン AWD インスクリプション」でPHEVモデルのグレードはこの1本のみ。ツインエンジンとは2.0L直列4気筒エンジンをフロントに、電動モーターをフロント(補助的)とリア(メイン)に搭載しているところからきています。
ボルボのラインアップでは国内で唯一のセダンとなるS60ですが、2016年のXC90から始まった新世代ボルボの最後のモデルがこのS60になるそうです。ボディサイズは全長4760×全幅1850×全高1435mmで旧モデルと比較して125mm長く、45mm低く、15mm幅狭く、95mmホイールベースが長くなっています。
エンジンは2.0L直列4気筒DOHCターボ&スーパーチャージャーで最高出力253ps、最大トルクは350Nm。リアに搭載されるモーターの最高出力は87ps、最大トルクは240Nmで、フロントモーターはスターターやバッテリー充電用を兼ねたもので最高出力46ps、最大トルクは160Nm。車体中央のセンタートンネル上に設置されるバッテリー容量は34Ahとなっています。
S60を目前にするとそのスタイルの良さに魅了されます。フロントオーバーハングを短くし、ホイールベースを長く取ってFR車のようなプロポーションを実現。リア周りでは、エッジの効いた存在感のある「C」型のコンビランプや、トランクにあるダックテールなどはクラシカルでいながらワゴンとは違う印象を作り上げていて、オーナーはあえてセダンを選んだという所有感を得られそうです。
インテリアはドイツプレミアムブランド系のカッチリデザインとは一線を画す落ち着いたやわらかい印象のもので、色使いなどおしゃれでセンス良くまとめられています。オーディオは13スピーカー&サブウーファーを備えた「ハーマン/カードン」のオーディオシステムを標準装備し、良質な音を提供してくれます。
次のページ>>全方向バランスが取れているが価格が…
-
- 新車価格(税込)
-
679.0
-
- 中古車本体価格
-
22.0 〜 728.0
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
-
2019/12/20 08:51ボルボ初の米国工場生産車にして、毎度の如く息を飲むほど美しい内外装を与えられたクルマです。
ドイツ御三家のセダンは当たり前過ぎてイヤ、と思われる向きには、オルタナティブな存在として十分以上に候補にできるクルマです。
日本車にもこのような美しいセダンが増えてくれば良いのですが。-
ログインしてコメントを書く
-
-
2019/12/20 22:37すれ違うたびにいいのが出たなとディラーに足を運ぶんだけど見積もりすると大体700万とかするからボルボにそこまではなぁ・・・てなっちゃうんだよねぇ
-
ログインしてコメントを書く
-
-
2019/12/21 00:00確かにツインエンジンは高額ですね。
安全装備が全て標準装備だから、実際はお買い得だけど、買う側はまず値札で判断するからね。
内外装デザインのセンスの良さ以外に、もう一つくらい惹きつけるものがあると納得の価格になるんですけどね。
例えば他社より燃費が圧倒的に良い、とか。-
ログインしてコメントを書く
-
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
サイトトップへ-
ニューモデル
2024.05.29
ボルボ最新フラグシップ! EX90が完成間近 歴代で1番安全なSUV 乗り心地を最優先 試作車へ同乗
-
ニューモデル
2024.05.29
BMW「X1/iX1」 Mスポーツモデル2車種をラインナップ追加
-
ニューモデル
2024.05.29
DSオートモビル 「DS3」に特別仕様車 3連フルLEDヘッドライトで精悍な印象に
-
スポーツ
2024.05.29
スバル、トヨタ、マツダの3社が電動化時代に向けた新たなエンジン開発を三社三様で宣言
-
業界ニュース
2024.05.29
「なんちゃってライドシェア」のままじゃダメ! 法整備求めるデジタル相に国交相“土俵に上がらず” 対立鮮明に
-
業界ニュース
2024.05.29
このクルマ、塗ってないんだぜ…? 車体の色、塗るから「貼る」へ転換なるか 何が問題で何がメリット?
-
スポーツ
2024.05.29
リスタート時に3番グリッドを取り戻したサインツ。ノリスはこの状況に「フェアじゃない」と不満/F1第8戦
-
業界ニュース
2024.05.29
映画『マッドマックス:フュリオサ』の公開は5月31日! 爆音で駆け抜けるド派手な改造車やアクションをIMAXで体感せよ
-
ニューモデル
2024.05.29
あのマイバッハより上? メルセデス・ベンツ、新高級スポーツカー公開 新ブランド「ミトス」始動
-
イベント
2024.05.29
エンジン(内燃機関)は終わらない。あらゆる手を使って進化させる、日本のモノづくりの決意
-
スポーツ
2024.05.29
信州Re:N with TOTEC、中村竜也を鈴鹿8耐の第3ライダーに起用。東村伊佐三、中村修一郎と3人で完走へ
-
業界ニュース
2024.05.29
「ユニック」「コンクリートポンプ車」「キャリアカー」とトラック七変化! 意外と知らない特装トラックの世界
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム
2024.5.29
BMW最小SUV「X1」に新グレード追加! 1.5Lの“sDrive18i”は最安の540
-
コラム
2024.5.29
活気を取り戻すイタリア車。名門「ランチア」の“懐かし系”ニューモデルたちは日本に入ってくるか?
-
コラム
2024.5.28
【さよならフィアット500】ついにエンジン車が終了宣言。まだ買える500のグレードまとめ
-
コラム
2024.5.28
【566から】アウディA4&A5スポーツバックに特別仕様車「マイスターシュトュック」新設定
-
コラム
2024.5.27
【ビンボー臭さゼロ】なVW製新型キャンパーの“デザイナーズ感”。日本メーカーも出してほしい
-
コラム
2024.5.27
【買えないアルヴェル】横目に“500安+6人”で売れるレクサス「LM」が気にする兄弟の動向
-
コラム
2024.5.26
【WRX S4ではありません!?】スバルが公開した謎の4ドアセダンの正体とは?【S耐富士24hレース】
-
コラム
2024.5.26
【マツダが明言】本当だった次期「CX-5」計画! ハイブリッドはTHSのマツダチューン版が濃厚
-
コラム
2024.5.25
キッカケは豊田会長の「走ってみない?」。マッチがS耐でレーサーに復帰したワケ【S耐富士24hレース】