CARVIEW |
CX-30はどんな人向けのSUVなの? ディーゼルやBOSEオーディオの選択も意外に悩ましい
掲載 更新 carview! 写真:編集部 308
国産車には珍しい美しさ最優先のSUVモデル
CX-30のディーゼル搭載グレード「XD」に編集が試乗しました。2019年9月に発売されたマツダ「CX-30」は、2020年1月で約3000台と、今のところ想定に近い売れ行きを見せています(月販目標は2500台)。
外観は上下に薄く、ノーズが長く見えるSUVクーペ風のシルエットが特徴的で、「CX-5」と比べるとぐっとスポーティな印象。全高も1540mmで立体駐車場ユーザーにも使いやすくなっています。取り回しやカッコよさを取るか、室内の広さを取るかで迷いそうですが、荷室容量は意外に広い430Lを確保しています。
デザインへのこだわりは内装にも徹底され、シートやソフトパッド類や化粧パネルの上質感、大人っぽいセンス、色温度まで吟味された美しい車内のイルミネーション、精緻なメーターなどにうっとりしてしまうのは、サイズ的にも並ぶライバルのトヨタ「C-HR」やホンダ「ヴェゼル」、スバル「XV」にとって羨ましい部分でしょう。
試乗した「XD Lパッケージ」(306万9000、試乗車はオプション込みで358万4880)は白か黒のレザーシートが標準で選択可能。前席は肩周りまでソフトなクッションで包まれて快適です。後席もつくりは同じですが、座面やバックレストが少しタイトに感じられました。また、天地が薄いサイドウインドウや太いCピラーで斜め後方の視界はそれほど良くありません。
一般道ではアクセル操作に繊細に反応する1.8Lディーゼルエンジンの躾の良さや、マツダらしいリニアなブレーキフィールに感心します。ただ、流れに合わせて加速したい時などは、低回転トルクの細さを感じるシーンも。高速道路などでの全開に近い加速でも同様の印象を持ったので、ディーゼルエンジンのパワー感に期待する人は要チェックです。燃費は撮影のセッションも含めて、都内~千葉~横浜エリアを走って15km/L前後でした。
次のページ>>コーナーリングより雰囲気や音楽を楽しみたくなる
-
- 新車価格(税込)
-
305.1 〜 367.8
-
- 中古車本体価格
-
159.0 〜 352.2
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
-
-
ログインしてコメントを書く
-
-
2020/3/02 07:20内外装も上質でスタイリッシュだし、外車 BMW X1辺りに無駄ガネ払うよりも、これで十分なのかもしれんね。
ただ、記事が言うように日常域でもパワー不足感じるようならディーゼルの意味無く、ガソリンモデルを試すべきなのでしょう。-
ログインしてコメントを書く
-
-
-
ログインしてコメントを書く
-
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
サイトトップへ-
ニューモデル
2024.05.29
VW『ティグアン』新型にロング「L」、5月30日に中国で発売
-
増額し345億に? しかしその一方で、制限対象外項目の大幅削減が検討中……2026年F1新コンコルド協定" width="200">
スポーツ
2024.05.29
F1予算制限、約130億増額し345億に? しかしその一方で、制限対象外項目の大幅削減が検討中……2026年F1新コンコルド協定
-
業界ニュース
2024.05.29
長さ55kmの“大規模国道バイパス”山陽道に並行して建設中! 2025年度に17km延伸へ
-
ニューモデル
2024.05.29
BMWのEVワゴン『i5ツーリング』、頂点「M60」は601馬力ツインモーター…新写真を公開
-
業界ニュース
2024.05.29
日産の新型「コンパクトSUV」公開に反響多数! 「丁度いいサイズ」の「デュアリス後継機」へ熱望の声 「小さな高級車」な“上質内装”採用で欧州に登場
-
業界ニュース
2024.05.29
「MT車にも搭載してほしい!」発進/停止もクラッチ操作いらず 新世代のセミAT「ホンダ・E-クラッチ」への反響とは?
-
業界ニュース
2024.05.29
さすがはアプリリア! 良いにキマっている270度パラツインの軽量ミドルSS!!
-
業界ニュース
2024.05.29
「荷物が軽いから」だけじゃない! トレーラーが片方のタイヤを持ち上げて走るのには重要な意味があった!
-
カー用品
2024.05.29
タイカヤバ KYB モンキー125/ダックス125用「アジャスタブル リアサスペンション 330mm」がアトラスから発売!
-
業界ニュース
2024.05.29
メーターとヘッドアップディスプレイが1つになった!?「スカイライン・イマーシブ・ディスプレイ」の利点と今後の課題とは
-
ニューモデル
2024.05.29
伝統的なレーシングカー・フィーリングが楽しめる! 新型「BMW M3セダン」「BMW M3ツーリング」
-
業界ニュース
2024.05.29
「トライアンフ福岡」が店舗を拡張してリニューアル!国内最大級の広さでゆったりとマシンを選べるようになった!
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム
2024.5.29
活気を取り戻すイタリア車。名門「ランチア」の“懐かし系”ニューモデルたちは日本に入ってくるか?
-
コラム
2024.5.28
【さよならフィアット500】ついにエンジン車が終了宣言。まだ買える500のグレードまとめ
-
コラム
2024.5.28
【566から】アウディA4&A5スポーツバックに特別仕様車「マイスターシュトュック」新設定
-
コラム
2024.5.27
【ビンボー臭さゼロ】なVW製新型キャンパーの“デザイナーズ感”。日本メーカーも出してほしい
-
コラム
2024.5.27
【買えないアルヴェル】横目に“500安+6人”で売れるレクサス「LM」が気にする兄弟の動向
-
コラム
2024.5.26
【WRX S4ではありません!?】スバルが公開した謎の4ドアセダンの正体とは?【S耐富士24hレース】
-
コラム
2024.5.26
【マツダが明言】本当だった次期「CX-5」計画! ハイブリッドはTHSのマツダチューン版が濃厚
-
コラム
2024.5.25
キッカケは豊田会長の「走ってみない?」。マッチがS耐でレーサーに復帰したワケ【S耐富士24hレース】
-
コラム
2024.5.25
【199!】大人気プチバン「シエンタ」の最安グレード“ガソリンのX”はアリかナシか?