CARVIEW |
美しさが自慢のマツダ3 タイプ別おすすめエンジンとグレードはこれだ!
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:マツダ 332
セダンはATのみだがファストバックには6速MTを設定
「マツダ3」は、2019年5月から販売されているマツダのCセグメント車(フォルクスワーゲン ゴルフぐらいの車格の車)です。先代までは「マツダ アクセラ」という車名で販売されていましたが、4代目となる現行型では、グローバル市場での車名に改名されています。
「魂動(こどう)デザイン」という近年のマツダが推し進めているデザインは、このマツダ3でよりいっそうハイレベルなものとなり、同様に推し進めている「SKYACTIV(スカイアクティブ)テクノロジー」も、マツダ3においてさらに“深化”。デザインと基本性能は先代までと比べて大幅に向上しています。
ボディタイプは「ファストバック」と「セダン」の2種類を用意。車体の全高はセダンのほうが5mm高いのですが、全長と全幅およびホイールベースは同一です。
ファストバックはボディサイドのキャラクターライン(車体にメリハリを付けるための、凹凸で構成されたライン)をあえて廃し、「複雑な反射による光の動きで生命感を演出する」という、かなり凝ったデザイン手法がとられています。
マツダ 3に用意されているパワーユニットは下記の4種類です。
「スカイアクティブG 1.5」
ガソリン1.5L直4自然吸気|最高出力111ps
「スカイアクティブG 2.0」
ガソリン2L直4自然吸気|最高出力156ps
「スカイアクティブX」
世界初の燃焼方式を実用化した新世代ガソリン2L直4+マイルドハイブリッド|最高出力190ps
「スカイアクティブD 1.8」
ディーゼル1.8L直4ターボ|最高出力130ps
トランスミッションは、セダンは全車6速ATですが、ファストバックはガソリンエンジン車および新世代ガソリンエンジン車で6速MTも選択可能です。また駆動方式は、全モデルに2WD(FF)と4WDの双方が用意されています。
マツダの車両運動制御技術、つまり特別な技術がなくてもきわめてスムーズな走りが実現できる「スカイアクティブ ビークル ダイナミクス」も、このマツダ3から新世代へと移行しています。
従来からあるエンジントルク変動制御に加えて、新たにブレーキ制動による車両姿勢安定化制御を加えた「G-ベクタリング コントロール プラス(GVC Plus)」を全車に標準装備。
これは要するに、カーブを曲がる際などに車両側がいろいろと細かな制御を自ら行うことで「ハンドルの修正操舵」が減少し、乗員の身体の揺れが少なくなり、高速走行時や悪路での安定性が増す――という仕組みです。これがあると、運転にあまり自信がない人でも普通にスムーズに車を走らせることができ、運転が上手い人であれば「さらにスムーズな感じ」で走らせることが可能になる優れものです。
またこのG-ベクタリング コントロール プラス云々を別としても、マツダ3ファストバックおよびセダンの全モデルは、総じて「ドライバーのイメージどおりに加速し、曲がり、そして減速し、止まってくれる」という車です。エンジンの馬力などが突出しているわけではないのですが、「思い通りに走れる」という意味で非常にスポーティな車ですので、「実用に使う車であっても運転は楽しいほうがいい」と考えるすべての人におすすめしたい存在です。
次のページ>>性格の違う4種類のエンジンからどれを選ぶ?
写真:マツダ3 ファストバック
-
- 新車価格(税込)
-
228.8 〜 349.6
-
- 中古車本体価格
-
118.0 〜 354.9
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
-
-
ログインしてコメントを書く
-
-
2021/6/19 00:04マツダ3はカナダカーオブザイヤーを2年連続受賞。欧州車を押しのけての受賞は立派なものです。また、アメリカの有力消費者レポート誌の今年の自動車ブランド総合ランキングでマツダが1位との事。世界に誇れるメーカーとその車が理解出来ない、理解したくない?日本人の多い事。欧米は良いものは良いと受け入れる文化があるが、日本人は残念ながら昔からの村文化が残っているので、自分のご贔屓を異常なまでに持ち上げて、他人の良さを正当に評価できない。そう言いながら私も同類なのですが、ここに書かれている多くのコメントを見て寂しさを感じました。
-
ログインしてコメントを書く
-
-
2021/6/19 21:38スバル車乗りだが、正直日本車では内外装はいちばんセンスあると思う。
走りも良いし、何より世界初の新エンジンを実用化した技術はほんとすごいと思いますよ。
ただ期待してたよりは馬力、トルク、燃費はそこまでだったってだけで。今後に期待したいですね。
みなさん車好きなら僻むんじゃなくて、技術者たちのことを応援しましょうよ。-
ログインしてコメントを書く
-
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
サイトトップへ-
ニューモデル
2024.05.31
日産「サクラ」一部仕様向上で利便性アップ!2トーンカラーの新色も追加
-
ニューモデル
2024.05.31
新型キックス先取り解説 ~新旧&ライバル比較も~
-
業界ニュース
2024.05.31
ヒョンデ “Qちゃん”2号機、稼働!新モバイルサービスカー導入で出張整備サービス強化へ
-
ニューモデル
2024.05.31
ジープ「レネゲード フリーダムエディション」発売 遊びゴコロあふれる特別限定車
-
業界ニュース
2024.05.31
三兄弟で月に4万台も売れた! 昭和のGX71型マークII/クレスタ/チェイサーがメガヒットした理由とは 今いくらで買える?
-
カー用品
2024.05.31
え、ジムニーに10型の大画面ナビ? 視界を遮らない専用デザイン アルパインBIG Xのこだわりが凄い!
-
スポーツ
2024.05.31
YZ RACING、2024年もGTWCジャパンカップにBMW M4 GT4で参戦。M2 CSレーシングにも挑戦
-
業界ニュース
2024.05.31
燃費爆上げ確実! スバルのストロングハイブリッド第1弾[クロストレック]初公開!! [新型フォレスター]にも搭載へ!!!
-
スポーツ
2024.05.31
ノート“AUTECH CROSSOVER”がマイナーチェンジ。外観一新で『SUVらしさ』を強調
-
業界ニュース
2024.05.31
【衝撃】次期セリカ用???トヨタ新エンジン3種お披露目 最高スペック2Lターボ発表
-
業界ニュース
2024.05.31
軽トラからスーパーカーまで集結!「クラシック・カー・フェス2024 in 和歌山マリーナシティ」はまるで期間限定の自動車博物館でした
-
ニューモデル
2024.05.30
ポルシェ911史上初のハイブリッドモデル「911カレラGTS」誕生|Porsche
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム
2024.5.30
こっちが本命? ノートクロスオーバーがデザイン一新。タフ感強調で本家よりアリかも…?
-
スクープ
2024.5.30
【電動ツインブースト!】新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
-
コラム
2024.5.30
ヒロミ絶賛の乗り心地、電動トノカバー高すぎ!? 発売から3ヶ月経ったトライトンのユーザー評価は?
-
コラム
2024.5.29
BMW最小SUV「X1」に新グレード追加! 1.5Lの“sDrive18i”は最安の540
-
コラム
2024.5.29
活気を取り戻すイタリア車。名門「ランチア」の“懐かし系”ニューモデルたちは日本に入ってくるか?
-
コラム
2024.5.28
【さよならフィアット500】ついにエンジン車が終了宣言。まだ買える500のグレードまとめ
-
コラム
2024.5.28
【566から】アウディA4&A5スポーツバックに特別仕様車「マイスターシュトュック」新設定
-
コラム
2024.5.27
【ビンボー臭さゼロ】なVW製新型キャンパーの“デザイナーズ感”。日本メーカーも出してほしい
-
コラム
2024.5.27
【買えないアルヴェル】横目に“500安+6人”で売れるレクサス「LM」が気にする兄弟の動向
ログイン
あなたにおすすめのサービス
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!