CARVIEW |
マツダ2は装備が充実したプロアクティブ系が買い。ヤリスやフィットと比べたときの美点は?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:マツダ 187
内外装の質感とセンス、先進装備に妥協なし
「マツダ2」は、以前は「マツダ デミオ」という車名で販売されていたマツダのコンパクトカー。2019年7月のマイナーチェンジを機に、ワールドワイドの呼称である「マツダ2」へと車名を改めました。
マイナーチェンジ前の4代目デミオも、デザインにも走行性能にも優れるコンパクトカーでしたが、心機一転したマツダ2はより彫りの深いニュアンスのデザインに変更。滑らかな動きと快適な乗り心地を両立させた新しいサスペンションシステムや、走行時の挙動をより安定させる「G-ベクタリングコントロール プラス」、さらには実用燃費を改善する「i-ELOOP(減速エネルギー回収システム)」を、ディーゼルエンジン車に加えてガソリンエンジン車の一部にもオプションとして採用しました。
パワートレインは1.5L直4ガソリンエンジンまたは1.5L直4ディーゼルターボエンジン+6速ATが基本ですが、それぞれ一部のグレードを除き6速MTを選択することもできます。また2021年6月24日には一部グレードを除く1.5L直4ガソリンエンジンを改良し、環境性能を向上。改良型エンジンを搭載した特別仕様車「Sunlit Citrus(サンリット シトラス)」も追加されています。
WLTCモードでのカタログ燃費は、2WD車の場合でガソリンが19.0~20.3km/L、ディーゼルターボが21.6~25.2km/Lとなっています。
比較的安価で小さな車であるにもかかわらず、マツダ2は内装デザインの質とセンスにおいては「まったく妥協していない」といえますが、安全装備においても同様のことがいえます。
先進安全装備うんぬんの前に、そもそも「運転席からの視界の良さ」や「適切なドライビングポジションがとれること」「踏み替えが自然に行えるオルガン式アクセルペダル」などを重視することで、「そもそそも危険な状態にならない」ということを、まずは目指しました。
そしてそのうえで、「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート[夜間歩行者検知機能付]」や「スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時]」「AT誤発進抑制制御[前進時/後退時]」「ブラインド・スポット・モニタリング[リア・クロス・トラフィック・アラート機能付]」「車線逸脱警報システム」「リアパーキングセンサー」「ヒル・ローンチ・アシスト」を、有料のオプション装備ではなく「標準装備」として採用しているのです。
さすがにアダプティブ・クルーズ・コントロールやレーン・キープ・アシストなどは全車標準ではありませんが、基本的な先進安全装備はもっとも安価なグレードであっても省略しないのが、マツダという会社の良心というか「意地」なのでしょう。
※このページの写真:XD プロアクティブ Sパッケージ
マツダ MAZDA2
4.4 214件-
- 新車価格(税込)
-
154.9 〜 262.2
-
- 中古車本体価格
-
82.0 〜 239.8
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
サイトトップへ-
ニューモデル
2024.05.31
日産「サクラ」一部仕様向上で利便性アップ!2トーンカラーの新色も追加
-
ニューモデル
2024.05.31
新型キックス先取り解説 ~新旧&ライバル比較も~
-
業界ニュース
2024.05.31
ヒョンデ “Qちゃん”2号機、稼働!新モバイルサービスカー導入で出張整備サービス強化へ
-
ニューモデル
2024.05.31
ジープ「レネゲード フリーダムエディション」発売 遊びゴコロあふれる特別限定車
-
業界ニュース
2024.05.31
三兄弟で月に4万台も売れた! 昭和のGX71型マークII/クレスタ/チェイサーがメガヒットした理由とは 今いくらで買える?
-
カー用品
2024.05.31
え、ジムニーに10型の大画面ナビ? 視界を遮らない専用デザイン アルパインBIG Xのこだわりが凄い!
-
スポーツ
2024.05.31
YZ RACING、2024年もGTWCジャパンカップにBMW M4 GT4で参戦。M2 CSレーシングにも挑戦
-
業界ニュース
2024.05.31
燃費爆上げ確実! スバルのストロングハイブリッド第1弾[クロストレック]初公開!! [新型フォレスター]にも搭載へ!!!
-
スポーツ
2024.05.31
ノート“AUTECH CROSSOVER”がマイナーチェンジ。外観一新で『SUVらしさ』を強調
-
業界ニュース
2024.05.31
【衝撃】次期セリカ用???トヨタ新エンジン3種お披露目 最高スペック2Lターボ発表
-
業界ニュース
2024.05.31
軽トラからスーパーカーまで集結!「クラシック・カー・フェス2024 in 和歌山マリーナシティ」はまるで期間限定の自動車博物館でした
-
ニューモデル
2024.05.30
ポルシェ911史上初のハイブリッドモデル「911カレラGTS」誕生|Porsche
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム
2024.5.30
こっちが本命? ノートクロスオーバーがデザイン一新。タフ感強調で本家よりアリかも…?
-
スクープ
2024.5.30
【電動ツインブースト!】新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
-
コラム
2024.5.30
ヒロミ絶賛の乗り心地、電動トノカバー高すぎ!? 発売から3ヶ月経ったトライトンのユーザー評価は?
-
コラム
2024.5.29
BMW最小SUV「X1」に新グレード追加! 1.5Lの“sDrive18i”は最安の540
-
コラム
2024.5.29
活気を取り戻すイタリア車。名門「ランチア」の“懐かし系”ニューモデルたちは日本に入ってくるか?
-
コラム
2024.5.28
【さよならフィアット500】ついにエンジン車が終了宣言。まだ買える500のグレードまとめ
-
コラム
2024.5.28
【566から】アウディA4&A5スポーツバックに特別仕様車「マイスターシュトュック」新設定
-
コラム
2024.5.27
【ビンボー臭さゼロ】なVW製新型キャンパーの“デザイナーズ感”。日本メーカーも出してほしい
-
コラム
2024.5.27
【買えないアルヴェル】横目に“500安+6人”で売れるレクサス「LM」が気にする兄弟の動向
ログイン
あなたにおすすめのサービス
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!