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- スーパーカーではなく「スーパー気持ちいいカー」
アルピーヌ A110 「スーパーカーではなく「スーパー気持ちいいカー」」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 2
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
スーパーカーではなく「スーパー気持ちいいカー」
2021.3.17
- 年式
- 2018年6月〜モデル
- 総評
- エンジンのパワーではなく「軽さとバランスでもって気持ちよく走る」というタイプの車です。空恐ろしいほどのパワーを求めている人には向かないスポーツカーですが、デザインも含めて「好バランスなもの」が好きな人には最適な選択肢のひとつです。
- 満足している点
- 500psや700ps級スーパースポーツのような豪快さはありませんが、しなやかによく動く足と軽量なボディがもたらす走りには、ド級のスーパースポーツとはまた別種の快感があります。
- 不満な点
- いわゆる先進運転支援システムの類はほぼ付いてないに等しいという点は、最近の車を買うにあたってはちょっと気になります。
- デザイン
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5
- フロントの独立型4灯LEDヘッドランプや「スパイン(背骨)」と呼ばれるボンネット中央の抑揚、湾曲したリアウィンドウなどに、1960年代から1970年代にかけて活躍したオリジナルA110を思わせるデザインを採用。しかしそうであると同時に、まちがいなく「現代のデザイン」になっています。天然皮革やアルミ、カーボン素材などでコーディネートされたインテリアも非常におしゃれです。
- 走行性能
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4
- ボディの96%にアルミを使用し、残る4%は樹脂を使うことで、1110kgという現代のスポーツカーとしては驚異的な軽さを実現。それとキャビン後方に搭載される最高出力252psという程よいパワーの1.8L直4が組み合わされることで、なんとも軽やかで柔らかな、バランスの良い走りを実現しています。
- 乗り心地
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4
- スポーツカーとしてはロール量が多めですが、車の動きとシンクロしながら自然に沈み込むため、気持ち悪さのようなものはなく、むしろ快感ともいえます。A110Sの乗り心地は少しだけ硬めですが、通常モデルの乗り心地は大変に良好です。
- 積載性
-
2
- フロントボンネット下に100Lの、リアエンドにも96Lの積載スペースは用意されていますが、さすがに「そこそこ」の積載能力しかありません。
- 燃費
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4
- WLTCモード燃費はA110ピュアとリネージが14.0km/Lで、292psの高出力エンジンを搭載するA110Sが12.8km/L。「まあまあ」といったところでしょうか。
- 価格
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4
- 車両価格はベースグレードの「ピュア」が799で、上級グレードの「リネージ」が849。スポーツモデルの「A110 S」は864です。とらえ方次第ですが、もしもアルピーヌA110という車をスーパースポーツの一種であると考えるのであれば「安い!」ということになります。
- 伊達 軍曹
- 自動車ジャーナリスト
- 外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
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- 中古車本体価格
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648.9 〜 1358.0
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- 新車価格(税込)
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940.0 〜 1550.0
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