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- 実は超実用性が高い優等生セダン
ホンダ インサイト 「実は超実用性が高い優等生セダン」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
実は超実用性が高い優等生セダン
2021.10.29
- 年式
- 2018年12月〜モデル
- 総評
- 大袈裟な豪華装備は用意されていませんが、後席までしっかり快適な装備とスペースがあり、エレガントな内外装と効率的で気持ちのいい走りがすべて手に入る、大きすぎないセダンとしてとてもいいチョイスだと思います。
- 満足している点
- ひとつひとつ丁寧に仕上げたことが伝わってくるような、心地いい空間となっているインテリア。ダッシュボードなど手が触れやすいところにスエードなどホッとするような素材を使っているのも魅力的です。
- 不満な点
- シフトレバーではなく、ボタンを押してDやRを切り替えるタイプ。突起物がないので収納やスイッチなどの使い勝手はよくなりますが、慣れないうちは夜間によくボタンの位置が見えないなど、好き嫌いが分かれそうです。
- デザイン
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4
- 迫力や押し出し感とは無縁のような、穏やかでエレガントさが印象的なデザイン。初代と2代目からすると、大きくなりすぎたボディとも思えますが、セダンらしいフォーマルな雰囲気とスポーティなエッセンスが絶妙です。
- 走行性能
-
5
- 1.5L直4エンジンと2モーターを組み合わせる「e:HEV」と呼ばれるハイブリッドは、モーター走行とエンジン走行がシーンに応じてシームレスに切り替わり、まったく違和感がないのが魅力。ハンドリングも上質です。
- 乗り心地
-
5
- 17インチタイヤがちょうどいいバランスでもあるのか、前席でも後席でもフラット感があり、ギャップをしなやかに受けとめて収める快適な乗り心地。ハイブリッドとはいえエンジンサウンドはしっかり聞こえてきます。
- 積載性
-
5
- ハイブリッドでも荷室を犠牲にせず、519Lと大容量を確保しているトランク。開口部はやや底辺がすぼまっているものの、リッドが90度開くので大きな荷物も出し入れしやすいです。後席は6:4分割で倒せます。
- 燃費
-
5
- WLTCモード燃費で25.6km/Lと、コンパクトカー並みの低燃費を実現。まったくエコドライブなど気にしないで運転しても、そこそこ良い実用燃費が稼げるのが嬉しいところ。これも勝手に効率良いモードを選んで走ってくれるからこそです。
- 価格
-
5
- 見方によればアコードやレジェンドに負けないくらいの上質感があり、走りも実用性も高いセダンでありながら、350前後の価格はバーゲンプライスと言えるかもしれません。Honda SENSINGも全車標準装備です。
- まるも 亜希子
- 自動車ジャーナリスト
- 映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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- 中古車本体価格
-
4.9 〜 350.0
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- 新車価格(税込)
-
335.5 〜 372.9
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