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- 内装の質感と燃費性能に優れるコンパクトSUV
マツダ CX-3 「内装の質感と燃費性能に優れるコンパクトSUV」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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3
- デザイン
- 2
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 3
内装の質感と燃費性能に優れるコンパクトSUV
2022.1.21
- 年式
- 2015年2月〜モデル
- 総評
- コンパクトSUVはトレンドのジャンルの1つであるため選択肢も多い。そんな中でこのモデルが優れているポイントは内装の質感とディーゼルの燃費性能だ。自身がコンパクトSUVに何を求めるかによって選択は変わってくるが、この2つを重視したい人は検討候補として考えてほしいと思う。
- 満足している点
- 内装の質感の高さはこのクラスの他のSUVと比べても一歩抜きん出ていると言える。また、ディーゼルの燃費性能も魅力的なポイントだ。コンパクトSUVはライバルが多いので影が薄くなりがちだが、このジャンルの購入を検討するならば忘れずにいてほしい存在だ。
- 不満な点
- 個人的な好みの話になってしまうかもしれないが、デザインがコンパクトSUVに納めるために無理矢理感が否めないのと、どっちつかずで中途半端な点が気になる。また上級グレードになると300を優に超える価格設定も少々気になるところ。
- デザイン
-
2
- マツダの魂動デザインをコンパクトSUVで行おうとすると少し無理があると感じてしまう。フェンダー周りをブラックアウトするSUVらしいデザイン処理が行われているが、このサイズのSUVで魂動デザインを生かすのであれば、思いきって都会派なデザインにしたほうがまとまりが良かったのではないかと思う。
- 走行性能
-
4
- 用意されたエンジンは1.5Lガソリンと1.8Lディーゼル。ガソリンエンジンは1300kg前後という車重を考えれば十分といえるエンジンだし、ディーゼルエンジンに至ってはクラスを超えたかのようなトルクフルな走りが味わえるだろう。比較的軽量な車重と低い全高でハンドリングもSUVの中では良好な部類だ。
- 乗り心地
-
5
- 近年のマツダ車全般的に言えることなのだが、乗り心地に関して言えばクラスを超える勢いがあると言える。それはこのクルマも同じ。SUVとしてはエントリーモデルであるが、そんなことは気にならない乗り心地を見せる。
- 積載性
-
4
- 驚くほどという訳ではないが、同クラスのライバルと比べても積載性は優れていると言える。コンパクトなボディからの想像を裏切るようなトランクルームの広さを持つ。またリアシートも6:4で可倒ができるので利便性もそこそこといった具合。飛び道具はないが、トランクルームの実力はそこそこといった印象。
- 燃費
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5
- 燃費性能はガソリンよりもディーゼルの方が優れているのは言わずもがなである。ディーゼルと同クラスのハイブリッド車を比較した場合でもディーゼルは引けを取らない。最も純粋な実燃費性能だけで言えばハイブリッドの方が有利と言えるが、軽油の方が単価が安いということを考えると実質的には同等と言えるだろう。
- 価格
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3
- 乗り出し金額こそ安いものの、上級グレードが欲しくなってしまうということを考えるとあまり安いとは言えないだろう。内装や快適装備面で上級グレードの方が「これが欲しいな」となってしまう。どのポイントを妥協し、どのポイントをこだわるか新車で購入する場合それを見極める必要があるだろう。
- 西川 昇吾
- 自動車ジャーナリスト
- 1997年生まれ、大学時代から自動車ライターとしての活動をスタート。現在はWEB・紙の各種媒体で様々なジャンルの記事を執筆するほか、車両解説動画にも出演し、喋りの分野にも挑戦中。愛車のマツダ・ロードスターで定期的にサーキット走行をし、ドラテクの鍛錬も忘れない、目指すは「書けて、喋れて、走れるモータージャーナリスト」
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- 新車価格(税込)
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227.9 〜 343.4
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- 中古車本体価格
-
56.8 〜 279.8
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