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- すべてにわたる「上質」を手頃な予算で味わえる
マツダ デミオ 「すべてにわたる「上質」を手頃な予算で味わえる」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
すべてにわたる「上質」を手頃な予算で味わえる
2021.11.15
- 年式
- 2014年9月〜モデル
- 総評
- 小型車離れした走行性能と各部のデザインは新車の「マツダ2」でも当然味わうことができますが、それとほぼ同等水準のものを手頃な予算で味わえるのが「中古のデミオ」です。新車であることにこだわりがない場合は、注目してみる価値大です。
- 満足している点
- ディーゼルターボエンジンのトルク感や、インテリアデザインのセンスの良さに関しては、他のコンパクトカーではなかなか得ることのできない、唯一無二の魅力といえます。
- 不満な点
- 3人以上が乗る場合は、荷室の狭さが気になります。ただし荷室の開口部は広く、荷物の出し入れ作業自体はラクに行えます。
- デザイン
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4
- 2019年7月以降は「マツダ2」に改名され、「マツダ6」などに通じる彫りの深いフロントマスクに変更されましたが、デザインの基本部分はほぼ同一です。タイヤを四隅に配置した踏ん張り感のあるスタンスや、4灯のLEDヘッドランプとシルバーの「シグネチャーウイング」を備えたフロントまわり、そしてハイセンスなインテリアからは、小型車離れした存在感が感じられます。
- 走行性能
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4
- パワーユニットは1.3Lガソリンエンジンと1.5Lディーゼルターボでしたが、2018年8月以降は、ガソリンエンジンは1.3Lから1.5Lに変更されました。デミオはエンジンだけでなくサスペンションなどにも度重なる地味な改良が熱心に施され、特に末期型では絶妙なパワーフィールと乗り味を堪能することができます。
- 乗り心地
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4
- 初期型から基本的には良好な乗り心地であったデミオですが、足回りのマニアックな改良により、末期型ではピッチング(前後の揺れ)がかなり減少しています。ただしディーゼルターボエンジンは鼻先が重い関係で、ガソリンエンジン車よりは少々揺れます。
- 積載性
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3
- 5人乗車時の荷室容量は280L。デザインコンシャスなコンパクトカーであるせいか、荷室の広さや使い勝手はさほどではありません。
- 燃費
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4
- 末期世代のWLTCモード燃費は1.5Lガソリンエンジンが17.2〜19.8km/Lで、1.5Lディーゼルターボは22.8〜30.0km/L。ガソリン、ディーゼルともに良好です。
- 価格
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4
- 2021年11月現在の中古車相場は40万〜180。走行1万km台の物件も70付近から見つけることができます。
- 伊達 軍曹
- 自動車ジャーナリスト
- 外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
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- 新車価格(税込)
-
139.3 〜 227.9
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- 中古車本体価格
-
2.8 〜 169.8
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