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- 道具として使い倒すには最適なミニバン
三菱 デリカD:5 「道具として使い倒すには最適なミニバン」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
道具として使い倒すには最適なミニバン
2021.3.10
- 年式
- 2007年1月〜モデル
- 総評
- 「快適で安楽な、家族のためのミニバン」というニュアンスの車を求めている人にはややミスマッチかもしれませんが、「本格的な道具としてのミニバン」を選びたい人には大いにおすすめできる一台です。
- 満足している点
- 舗装路および悪路における走行性能の高さと、抜群の積載力については、誰もが大いに満足できるはずです。またディーゼルエンジンゆえ「燃料代単価が安い」というのも嬉しいところです。
- 不満な点
- 走行性能や積載性についてはほぼ文句なしですが、3列目シートを跳ね上げて格納するのにやや力がいるという点や、床が高いため乗降性はさほど良くはないという点が、気になる人はいるでしょう。
- デザイン
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4
- 2019年5月のビッグマイナーチェンジで採用された「ダイナミックシールド」というコンセプトに基づくフロントグリルは「電気ひげそり」と揶揄されましたが、最近は見慣れてきたのか、さほどの違和感は感じません。また全体のカタマリ感もなかなかカッコよく感じられます。
- 走行性能
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4
- ビッグマイナーチェンジでディーゼルターボエンジンは静粛性が増し、トランスミッションも6速ATから8速ATに変更されたことで、高速巡航時のエンジン回転数も下がりました。オフロード走破性は相変わらず非常に高く、舗装路の高速コーナーなどでも、ミニバンとして考えればかなり安定感ある走行フィールを堪能できます。
- 乗り心地
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4
- 1名乗車の状態でも、そして7名フル乗車の状態であっても、まったく不快を感じない乗り心地。アタリは柔らかめなのですが、しっかり感も感じられるという、ある種不思議な、しかし好ましい乗り心地です。
- 積載性
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5
- 3列目シートを畳めばかなりの量の荷物を積むことができます。また3列目に乗員が座った状態であっても、いちおうそれなりの量が積載可能。またベッドモード(いわゆるフルフラットモード)の寝心地も良好です。
- 燃費
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4
- WLTCモード燃費は12.6km/L。2.2Lディーゼルターボは3.5Lガソリンエンジン並みのトルクを実用回転域で発生するためアクセルペダルを深く踏み込む必要がさほどなく、結果として実燃費もミニバンとしては良好です。
- 価格
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4
- 同クラスのミニバンと比べるとやや割高にも見える価格設定ですが、本格的な4WDシステムを採用していることや、ディーゼルターボエンジンの力強さと走行性能の高さから考えれば「妥当」といえそうです。
- 伊達 軍曹
- 自動車ジャーナリスト
- 外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
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- 新車価格(税込)
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400.2 〜 457.7
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- 中古車本体価格
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19.8 〜 715.8
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