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- 決しておしゃれなだけではない超実力派クロスオーバー
ルノー キャプチャー 「決しておしゃれなだけではない超実力派クロスオーバー」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
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- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
決しておしゃれなだけではない超実力派クロスオーバー
2021.11.15
- 年式
- 2021年2月〜モデル
- 総評
- しゃれたデザインで、力強く走り、よく曲がり、荷物もたくさん載せられて、燃費も悪くないという、いわば超万能選手です。輸入車に苦手意識がないならば、ぜひチェックしてみるべき一台といえます。
- 満足している点
- 運転支援システムなどまで含めたすべての「平均点が高い」といったニュアンスの車ですが、だからといって「無難」というわけでもない強い個性を感じられる点が、この車の最大の美点でしょう。
- 不満な点
- これといった欠点は見当たりません。強いていえば「輸入車が嫌いな人は嫌い」という程度でしょうか。それが「欠点」であるかどうかはさておき。
- デザイン
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4
- 躍動感とエレガンスを追求したとルノーが言う外装デザインは、基本的には従来型からのキープコンセプトです。確かに、彫刻のようなラインを描くボディサイドと、ボンネットの抑揚によって「躍動感」は増しているように思えます。
- 走行性能
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4
- 車台は新設計の「CMF-Bプラットフォーム」で、エンジンもルノー・日産・三菱のアライアンスにより開発された最高出力154psの1.3L直噴直4ターボ。走行モードは、個別設定も可能な初期モード「My Sense」と、スポーツ走行に適した「Sport」、燃費重視の「Eco」が選択でき、ツインクラッチ式7速ATの恩恵もあり、同形式のエンジンを積むルーテシア以上に力強い走りを楽しめます。
- 乗り心地
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4
- 堅牢な新世代プラットフォームにより、新型キャプチャーの乗り心地は非常に良好です。ただフランス流にソフトなだけではなく、ただ硬いだけでもないという、独特の懐の深さを感じさせる乗り味だといえます。
- 積載性
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4
- 荷室容量は5人乗車の通常使用時で536Lで、後席背もたれを倒せば1235Lまで拡大できます。また荷室床面を上下に分割するダブルフロアシステムも採用されています。後席は最大160mmのスライドが可能です。
- 燃費
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4
- トランスミッションのギアが先代より1段多い7速AT(EDC)になったこともあり、WLTCモード燃費はで17.0km/Lに向上しています。
- 価格
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4
- 車両価格は「インテンス」が299で「インテンス テックパック」が319。Bセグメントの輸入クロスオーバーSUVとしては標準的なプライスです。
- 伊達 軍曹
- 自動車ジャーナリスト
- 外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
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- 中古車本体価格
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49.8 〜 398.4
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- 新車価格(税込)
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337.0 〜 439.0
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