CARVIEW |
- carview!
- 新車カタログ
- トヨタ(TOYOTA)
- C-HRハイブリッド
- 専門家レビュー・評価一覧
- 個性的デザインのスポーティーSUV
トヨタ C-HRハイブリッド 「個性的デザインのスポーティーSUV」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
個性的デザインのスポーティーSUV
2021.2.23
- 年式
- 2016年12月〜モデル
- 総評
- 後席が狭いというのは、後ろに人をあまり乗せない人にとって特に大きな問題とは感じないポイントでしょう。しかし「後方視界が悪い」というのは少々考えものです。
- 満足している点
- SUVとしては全高が低めであるため(2WDは)一般的な立体駐車場に入れることができ、低重心であることを生かしたスポーティーなハンドリング性能を味わうことができます。またこのデザインも、好きな人には刺さるでしょう。
- 不満な点
- アグレッシブなデザインを採用しただけに後席はやや狭く、閉塞感もあります。また運転席からの後方視界もよろしくありません。
- デザイン
-
4
- 好みは分かれそうな個性的デザインですが、彫刻的な面造形と大きく張り出したホイールフレアとの対比は、シンプルに「カッコいい」ということができます。2019年10月のマイナーチェンジでフロントまわりのエアインテークが左右に広がったことで、よりたくましい顔つきになりました。
- 走行性能
-
4
- パワーユニットは、1.8Lエンジンに電動モーターを組み合わせたハイブリッドと、1.2L直噴ターボエンジンの2種類で、プラットフォームは新世代のいわゆるTNGA。ハイブリッドは、同じシステムを使っているプリウスより(感覚的に)パワフルで、1.2Lターボのほうは小排気量ターボらしい軽快な吹け上がりを楽しむことができます。
- 乗り心地
-
4
- 低速域ではタイヤの硬さを感じる局面もありますが、速度が上がっていくにつれて落ち着いていきます。とはいえその速度域でも決してふわふわ系ではなく、欧州車的ニュアンス=やや硬めの乗り心地となっています。
- 積載性
-
4
- デザインにこだわった車ゆえ、荷室はいかにも狭そうに見えますが、実はそうでもありません。またハイブリッド車はバッテリーに場所を取られる関係でガソリン車より荷室が狭い場合も多いのですが、C-HRはハイブリッド車もガソリン車も荷室容量は同一です。
- 燃費
-
4
- ハイブリッド車はプリウス譲りの低燃費で、1.2Lターボ車も、2WDモデルであれば「まずまず」ぐらいの燃費はマークします。ただし4WDの1.2Lターボ車の実燃費は若干見劣りがします。
- 価格
-
4
- ハイブリッドの上級グレードと、やや特殊な「S“GR SPORT”」は車両価格300以上ですが、それ以外のグレードは約238万〜約275といったところ。車としてのクオリティーから考えれば「リーズナブル」といえる価格でしょう。
- 伊達 軍曹
- 自動車ジャーナリスト
- 外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
-
- 中古車本体価格
-
105.0 〜 418.0
-
- 新車価格(税込)
-
275.5 〜 315.5
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。