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- 適度なスポーティさを持つ典型的クラウン
トヨタ クラウンアスリート 「適度なスポーティさを持つ典型的クラウン」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
適度なスポーティさを持つ典型的クラウン
2021.10.29
- 年式
- 2012年12月〜モデル
- 総評
- 昔からクラウンには常に時代を先取りした技術や装備が注がれてきたので、10年落ちくらいのクラウンを買っても現代で十分に通用する快適性はあります。ただ安全装備や燃費はやはり最新が最善と考えるべきでしょう。
- 満足している点
- ブラックとレッドを基調としたレザーのスポーティかつ上質感のあるインテリアなど、今見ても古さをそれほど感じさせず、オシャレな印象を持つことができるインテリア。シートヒーターなどの上級装備も豊富です。
- 不満な点
- ガソリンもハイブリッドも、余裕の加速フィールが持ち味ですが、エコモードを選ぶと途端にアクセルを踏んでも何かに押し戻されてしまうような操作感になり、かなりかったるい走りになります。最新のエコモードとは大違いです。
- デザイン
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3
- 現行モデルで若々しくなる前の最後のモデルだけに、どこかコンサバな雰囲気が残るスタイリング。ぽってりとしたフロントマスクはグリルも大きいので、迫力はしっかりあります。ただリアビューはさらに古めかしく感じます。
- 走行性能
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4
- ロイヤルサルーンなどと乗り比べると、ハンドリングの俊敏さや引き締まった足まわりなどを感じることができるのですが、ドイツ車のセダンと比べるとやはり軽々しい感じがするのも正直なところ。でもパワーは余裕があります。
- 乗り心地
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4
- アスリート以外のこの世代のクラウンがふわふわすぎる乗り心地なので、アスリートでちょうどいいと思えるくらい、硬すぎず柔らかすぎず。後席の頭上スペースにもゆとりがあり、快適なドライブができるはずです。
- 積載性
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5
- ガソリンモデルで552L、ハイブリッドモデルでも450Lのラゲッジ容量は十分なスペース。トランクリッドも90度開くので、大きな荷物も出し入れしやすくなっています。後席使用時でもゴルフにレジャーに大活躍。
- 燃費
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4
- ガソリンモデルでJC08モード燃費が最大13.4km/L、ハイブリッドモデルでJC08モード燃費が最大23.2km/Lは、実用燃費で多少下がるとはいえ立派な数値だと思います。レギュラーガソリン仕様というのも嬉しいところ。
- 価格
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4
- 新車当時はガソリンとハイブリッドの価格差は概ね80くらいでしたが、中古車市場ではハイブリッドの方が100以上高値という状況です。純粋にクラウンのデザインや居住性の良さが欲しいなら、ガソリンモデルが狙い目。
- まるも 亜希子
- 自動車ジャーナリスト
- 映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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- 中古車本体価格
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18.0 〜 480.0
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- 新車価格(税込)
-
396.4 〜 618.3
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