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- 「手頃で便利な道具」としてはほぼ完璧
トヨタ シエンタ 「「手頃で便利な道具」としてはほぼ完璧」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 5
「手頃で便利な道具」としてはほぼ完璧
2021.9.30
- 年式
- 2015年7月〜モデル
- 総評
- 「手頃な価格で購入できる便利な実用車」として考えるなら、ほぼ非の打ち所のない車です。「運転している感覚が希薄なこと」をどう考えるかによって、この車に対する評価は変わるでしょう。
- 満足している点
- シートアレンジの容易さなどを含む「使い勝手の良さ」はクラストップレベルです。また楽しくアクティブなライフスタイルをイメージさせる全体のデザインも好ましく、ハイブリッド車は燃費も良好です。
- 不満な点
- 具体的な問題も危険性もいっさいないのですが、「運転している感覚」は希薄な車です。「運転自体が楽しく感じられる車が好き」という人には若干不向きかもしれません。
- デザイン
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4
- 丸型ヘッドライトで親しみやすさを強調していた先代に対して、現行型は曲線を多用したアバンギャルドなイメージ。だがシエンタならではの「親しみやすさ」のような空気は醸し出されており、嫌味には感じません。インテリアも、遊び心はあるが基本的にはシンプル系で、飽きがこないデザインです。
- 走行性能
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3
- 1.5Lガソリンエンジン車も、そこにバッテリーとモーターを加えたハイブリッドも、走りにこれといった特徴はありませんが、特に問題はなく普通に走ります。
- 乗り心地
-
4
- ガソリンエンジン車は「至って普通」といったニュアンスですが、ハイブリッド車のほうは、ガソリン車と比べれば比較的しっとりしているニュアンスがあります。
- 積載性
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5
- 荷室は大開口&低床であるため使いやすく、荷室の下にある大型デッキアンダートレイもかなりの大容量。またダイブイン機構を持つサードシートの収容はおそろしいほど簡単であるため、サードシートを畳んでおけばかなりの量の荷物を積載可能です。
- 燃費
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4
- WLTCモード燃費はガソリン車が14.0〜17.0 km/Lで、ハイブリッド車は22.8km/L。ガソリン車はクラス標準といったところですが、ハイブリッド車の燃費はなかなか優秀です。
- 価格
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5
- 2列シートの5人乗り車である「ファンベース」を含む車両価格は、ガソリン車が181万8500〜221万4000で、ハイブリッド車が223万6500〜258。いずれもリーズナブルな価格設定だといえます。
- 伊達 軍曹
- 自動車ジャーナリスト
- 外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
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- 新車価格(税込)
-
199.5 〜 323.5
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- 中古車本体価格
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12.8 〜 394.8
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