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- 意外と4WD性能がタフ
トヨタ ヤリスクロス 「意外と4WD性能がタフ」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
意外と4WD性能がタフ
2021.10.29
- 年式
- 2020年8月〜モデル
- 総評
- デザインが気に入り、小回り性能がいいコンパクトSUVを探しているシングルもしくはカップルに最適の1台。4WD性能に自信アリなので、アクティブな趣味を持つ人や積雪地域の人にもぴったりだと思います。
- 満足している点
- ハイブリッドにもe-Fourという4WDが設定されており、オフロードのプロも驚くほどの走破性を持っているので、雪道やちょっとした荒地でも安心なのが嬉しいところ。もちろんガソリンモデルの4WDも優秀です。
- 不満な点
- ライズと比較して、価格が高いのでこちらの方が広いだろうと思いきや、後席はタイトで子育て世代にはあまりオススメできません。ドア開口部も狭いので、乗り降りがややしにくい場面があるのも残念なポイント。
- デザイン
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4
- つるんとむき卵のような、コンセプトカーがそのまま市販車になったような、好みは分かれるところですが新しさのあるデザイン。しっかりとリヤホイールハウスが張り出した踏ん張り感など、SUVらしさもあります。
- 走行性能
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4
- 1.5Lの直3ガソリンモデルと1.5Lハイブリッドモデルがあり、ガソリンモデルは3気筒特有の音と振動が気になる場面があるものの、カジュアルで軽快感があり、ハイブリッドモデルはそれより上質感がアップします。
- 乗り心地
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3
- 最初にハイブリッドの4WDモデルに乗ってみたところ、その上質感と静粛性、しっかりとした乗り心地が良かったのですが、その後に他グレードに乗ると印象は一変。ゴツゴツ感と荒さがちょっと目立っていました。
- 積載性
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4
- グレードによって後席の倒し方やラゲッジボードのアレンジなどに差があるので要チェック。ラゲッジ片側に大きな凹みを設けることで、後席を倒さなくてもゴルフバッグが積めるようにするなど、使い勝手は上々です。
- 燃費
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5
- クロスオーバーSUVで、WLTCモードで最高30.8km/Lという燃費は超優秀。ハイブリッドは実用域で効率の良い走りができるようになっているため、実用燃費も24km/Lくらいは期待できます。ガソリンは飛ばしすぎに注意。
- 価格
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4
- ハイブリッドとガソリンの価格差が37弱と、やや大きめなのが気になるところ。装備内容はほぼ同等です。ただ同クラスのキックスと比べると、トップグレードでもコストパフォーマンスは良いと感じます。
- まるも 亜希子
- 自動車ジャーナリスト
- 映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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- 新車価格(税込)
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190.7 〜 278.2
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- 中古車本体価格
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155.2 〜 370.0
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