CARVIEW |
www.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/7588af08b755a1a135ac0ed9886e03c21471a0dd/
SHARE人気の原付二種を振り返る!ホンダ「スーパーカブ」の歴史
ホンダの代表的モデル、スーパーカブ誕生秘話
2017年に世界での累計販売数が1億台を突破したホンダの「スーパーカブ」は、2018年に誕生60周年を迎えました。2023年の現在でもスーパーカブの人気は衰えず、世界中で幅広い世代に愛され続けています。
スーパーカブが世界中で広く支持され続けている理由を3つ挙げるとすれば、「誰もが扱えるバイクというコンセプトであること」、「飽きのこないシンプルなデザインであること」、そして「実用的であること」でしょう。
スーパーカブは戦後、日本の道がまだほとんど舗装されていない時期に、女性でも簡単に操作できるというコンセプトで開発されました。そのため車高を抑え乗り降りしやすい構造や、悪路も走行できる仕様など、多くの工夫がなされています。
また、「自動遠心クラッチ」という遠心力を利用したクラッチを採用し、ギアチェンジバイクにおいて、左手をクラッチ操作から解放した初めてのバイクでもあります。
これによりバイクの運転がより楽になり、スーパーカブはさまざまな場面で活躍するようになりました。加えて、低燃費で故障が少ないバイクとして、発売から60年以上たった今でも、スーパーカブは世界中で支持され続けているのです。
では、スーパーカブは、いったいどのような歴史を歩んできたのでしょうか。
スーパーカブの起源ともいえるのは、自転車の前輪にエンジンを後付けした「モペッド」と呼ばれる初期の原動機付自転車でした。
ホンダは1952年に、自転車用後付けエンジンキットである「CUB F型」を発売。その後、モペッドをもとに、ホンダは戦後の日本の国情に合った、「誰もが扱えるバイク」というコンセプトの新しい乗り物を開発しました。スーパーなcubということで、1958年に発売されたその新しい乗り物が「スーパーカブ」というわけです。
また、発売後も国情や市場にあわせ、大幅な仕様変更や頻繁なマイナーチェンジを繰り返しながら、進化しています。
例えば、発売2年後の1960年にはセルスターターを標準装備、1966年には大幅な仕様変更としてOHCエンジンが採用されました。OHCエンジンを採用することで、エンジンの小型軽量化とコストダウン、燃費の向上に成功しながら、相反するエンジンの高出力化も達成しています。
その後、高度成長期を経て、日本国内でも環境問題や騒音問題などが取り沙汰されるようになりました。そこで1978年には「昭和54年騒音規制」に対応したスーパーカブを発売し、1981年には105km/L、1983年には180km/Lという超低燃費を達成しています。
そして時代は下り、2007年には電子制御燃料噴射システム「PGM-FI」を採用し、さらに環境性能は向上しました。
また、こうした大幅な仕様変更やマイナーチェンジを繰り返しながら、ハンターカブや、ビジネスカブ、リトルカブなど、多様なニーズに対応するスーパーカブの派生モデルがあるのも、スーパーカブの魅力です。
スーパーカブの人気は、発売60年たった今も衰えることなく、2016年にはスーパーカブを題材にした小説「スーパーカブ」がヒットしました。小説「スーパーカブ」は、2017年にコミック化、2021年にはアニメ化され、多くの人が改めてスーパーカブの魅力を認識するきっかけになっています。
なお、スーパーカブは1959年にアメリカで販売を開始したのを皮切りに、1961年にはヨーロッパ、1964年には東南アジアに進出しました。
スーパーカブは、それぞれの国情に合わせて開発されています。そのため世界中に受け入れられ、2017年に世界での累計販売数が1億台を突破したのです。原付二種の人気が高まる昨今、スーパーカブの売り上げはさらに伸びていきそうです。
※ ※ ※
1958年に誰もが扱えるバイクというコンセプトで発売されたスーパーカブの特徴は、飽きのこないシンプルなデザイン、そして実用的である点が挙げられそうです。
初代モデルの発売から60年ほどたった現在でも、その人気は衰えることを知りません。今後、さらなる派生モデルが発表される可能性もあるので、ホンダの動向を追い続けたいところです。
こんな記事も読まれています
おすすめのサービス
全国で人気の中古車一覧
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
-
motorsport.com 日本版0
-
ベストカーWeb0
-
-
-
motorsport.com 日本版0
-
motorsport.com 日本版1
-
motorsport.com 日本版1
-
motorsport.com 日本版1
-
motorsport.com 日本版0
-
AUTOSPORT web0
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
おすすめのニュース
-
AUTOSPORT web0
-
-
-
-
-
AUTOCAR JAPAN0
-
AUTOSPORT web0
-
ベストカーWeb6
-
-
-
Webモーターマガジン0
-
AutoBild Japan0
-
-
-
-
motorsport.com 日本版0
-
日刊自動車新聞1
-
-
バイクのニュース9
-
月刊自家用車WEB10
-
AUTOCAR JAPAN0
-
-
ベストカーWeb13
-
Auto Messe Web21
-
-
AUTOSPORT web3
-
AUTOSPORT web2
-
-
motorsport.com 日本版1
-
業界ニュースアクセスランキング
-
6速MTのみ! トヨタ「超スポーツコンパクトカー」がスゴい! 約230で「専用サス+6点ベルト」装備! まさかのムダ装備“全カット”!? 「硬派すぎモデル」とは
-
17年ぶり復活へ! トヨタ新型「“ステーションワゴン”SUV」どんな人が買う!? 全長5m級のビッグな「クラウンエステート」に反響の声集まる
-
「中野駅」いよいよ大変貌!? 「都庁よりすごい展望ビル」も爆誕! 始まった大規模再開発がすごすぎる 「環七直結道路」も誕生へ
-
賃上げマックス1.4!? めっちゃ上がるやん!! 自動車業界の給与事情が羨ましすぎ
-
誰が乗る!?「朝2:45の始発便」誕生のワケ ただ“日本一早い便”ではない! 超早朝便のニーズとは?
コメントの多い記事
-
軽自動車の「ターボ車」なぜオイル交換さぼりがち? パワーと引き換えに早めの交換が必要! 普通車よりもオイル管理が重要なワケ
-
配線を増やすだけで「パワーアップ」「ライトの光量増」「オーディオの音質向上」って魔法かよ! ひと昔前に流行したクルマの「アーシング」ってなんだったのか?
-
【買えないアルヴェル】横目に“500安+6人”で売れるレクサス「LM」が気にする兄弟の動向
-
着地寸前のトヨタ「ハリアー」は奥様の通勤用! 見た目は男気あふれるもののエアサスにレカロシートなど愛妻家仕様となっていました
-
日産「新型セダン」発表! 上質すぎる「ブラック・ゴールド」が超カッコイイ! 精悍顔の上質「アルティマ」中国で登場に反響集まる
関連サービス
メールマガジン
メルマガ登録でcarview!の最新情報をcheck!
みんなのコメント
自動遠心クラッチとウインカースイッチが右は
オカモチを左手で持てる様に
チェンジペダルがシーソー式は、サンダルや雪駄で乗れる様に
座席の前が開いているのと、ひざのところの風防は女性がスカートで乗れる様に