CARVIEW |
www.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/81970186c40ac36cdad8abe5632bd1f649b83f9e/
SHAREメルセデス・ベンツCLE 2ドアクーペならではのエレガントさと美しさに魅了される【試乗記】
メルセデス・ベンツの新型車「CLE」に試乗してきた。2023年7月にドイツで発表されたニューモデルで、従来のCクラスクーペとEクラスクーペを統合した新しいクーペモデルだ。
ロングノーズでスリークなデザインコンシャスな一台関連記事:メルセデス・ベンツ 新型CLEクーペ登場 伝統のロングノーズでスタイリッシュな2ドアクーペ
ヨコハマタイヤ 日本のスーパーフォミュラマシンを使った無人自動運転レースにアドバンタイヤを供給
ボディサイズは全長4850mm、全幅1860mm、全高1420mmで、ホイールベースは2865mmとなっており、先代のEクラス・クーペとほぼ同じ大きさがある。そしてCLEは、メルセデス・ベンツのクーペモデルの伝統と歴史を受け継ぐ新しいクーペとなり、ロングノーズには二つのパワードームと呼ぶ膨らみを持ち、フロントのオーバーハングは小さく、いかにも走りの良さそうなインパクトを与えるデザインだ。
試乗モデルはCLE200 Coupe SportsでISGを搭載したモデル。このCLEシリーズの国内導入モデルはAMG ラインが標準装備となっており、また試乗車にはドラバーズパッケージが装備されたモデルだった。ボディカラーはスペクトラルブルーで、とてもスタイリッシュ。メルセデス・ベンツの多彩なモデルが多く走る都内でも、一際目立つ存在で、振り返る歩行者もいたほどだ。
シャークノーズには立体的なスターパターンを配したグリルを持ち、スリムなLEDヘッドライトなど、やる気を感じさせる顔つきになっている。足元は20インチのオプションを履き、全身が丸~くツルッとしたサーフェイスはいかにも空力特性が優れていることを感じさせる。
Eクラスセダンのプラグインハイブリッドを試乗した時は、20インチサイズは突き上げがあったのだが、このクーペモデルは見事に履きこなしているのだ。
20インチサイズのタイヤも履きこなし、快適な乗り心地つまり、シャシーはセレクティブ・ダンピングシステム付きのスポーツサスペンションが標準で、オプションでダイナミック・ボディコントロールサスペンションを搭載している。これはドライブモードと連動して、シフトポイントの違いや足さばきの違いを作り出しており、いかに優雅に走りらせるかはドライバーのキャラクター次第と言えそうだ。
大柄なボディで2ドア。ルーフラインはなだらかな曲線を描き、ノーズは長くダイナミックで力強い、そしてエレガントなボディライン。これだけの美貌を備えたCLEのパワートレインを語るのは野暮な気もするが、お伝えすると2.0Lの直列4気筒ターボエンジンで、150kW(204ps)/320Nmというスペック。このエンジンとミッションの間に第2世代のISGを搭載し、電動ブーストとして23ps(17kW)/205Nmをアシストする。ミッションは9速の9G-Tronicを搭載している。
2.0L4気筒ターボに9速の9G-Tronicを搭載もちろん、暴力的な走りは見せないが、十分なパワーとトルクを兼ね備え、ダンディズム溢れる走行シーンを描くことができる。とりわけ女性が乗りこなす姿を想像してしまうのはアメリカ映画を見すぎたせいかもしれない。
またリヤ・アクスルステアリングも装備していた。これはリヤ操舵機能で、かつては違和感しかなかったものが、技術の進歩は凄まじく、快適そのものへと進化している。もちろん駐車場での最小回転半径は5mと小さく、コンパクトカーよりも小さく曲がれると感じる。また高速走行でのどっしり感は、リヤ操舵ならではの安定感で、下半身がしっかりしている安心感は落ち着いた態度につながる印象を持つ。
インテリアは専用開発のスポーツシートで、リラクゼーリョン機能(マッサージ)を備えた新設計のシートを装備している。ホールド性もありつつ、適度なゆるさもあるので、スーツを着たままでも快適に過ごせるシートだ。一方、後席はある程度実用性を備えていることに驚いた。こうしたスタイルのモデルでは、後席の居住性は犠牲になるものだが、CLEでは少しの時間であれば問題なく利用できる空間が確保されている。お世辞にも長距離OKとは言い難いが。
個人的には大きなボディなのに、2ドアでクーペボディというモデルが最も贅沢なクルマだと思っているが、こうした何らかの犠牲を作るからこそ手に入れられる魅力だと妙に納得してしまうのだ。昨今、クルマの所有の仕方も変わりつつある中で、1000を切る価格は所有欲をそそるモデルではないだろうか。
価格
メルセデス・ベンツCLE関連記事
メルセデス・ベンツ関連記事
メルセデス・ベンツ日本公式サイト
The post メルセデス・ベンツCLE 2ドアクーペならではのエレガントさと美しさに魅了される【試乗記】 first appeared on オートプルーブ - Auto Prove.
こんな記事も読まれています
この記事に出てきたクルマ
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
-
AUTOSPORT web0
-
AUTOSPORT web0
-
ベストカーWeb1
-
motorsport.com 日本版0
-
グーネット2
-
AUTOSPORT web0
-
AUTOSPORT web0
-
ベストカーWeb62
-
motorsport.com 日本版1
-
AUTOSPORT web0
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
おすすめのニュース
-
motorsport.com 日本版0
-
ベストカーWeb5
-
Auto Messe Web0
-
AUTOSPORT web0
-
AUTOSPORT web0
-
AUTOCAR JAPAN3
-
-
motorsport.com 日本版0
-
motorsport.com 日本版0
-
-
AUTOSPORT web0
-
-
-
AUTOCAR JAPAN106
-
-
-
motorsport.com 日本版0
-
AUTOSPORT web2
-
motorsport.com 日本版0
-
AUTOSPORT web0
-
-
-
-
AUTOCAR JAPAN2
-
WEB CARTOP36
-
-
motorsport.com 日本版0
-
motorsport.com 日本版0
-
AUTOSPORT web1
-
motorsport.com 日本版0
コメントの多い記事
-
時速180kmなんて出すとこないでしょ! なんで日本車のリミッターは時速180kmなのよ?
-
「排気ガス出さないで」 ZEV義務化とは何か? 英国を揺るがす環境規制、消費者への影響は
-
国民ブチギレ!? なぜ「13年」で“自動車税”高くなる? 軽自動車は20%加算も!? 理不尽な重課措置に「車持ってるだけで罰金だ!」「国民イジメ!」の声
-
伊藤かずえ、30年以上乗り続ける「愛車」の美しすぎる“チラリ”写真を公開! 「素晴らしい!」「もはや尊い」称賛の声相次ぐ…「シーマ」の6か月点検を報告
-
運転士不足の特効薬として大型のバスやトラックにもAT限定免許を導入! でも大型車はまだまだMTだらけという現状
この記事に出てきたクルマ
関連サービス
メールマガジン
メルマガ登録でcarview!の最新情報をcheck!
みんなのコメント