CARVIEW |
www.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/83976d040192546943bf6adc9ec145cd24d71c7f/
SHAREポルシェ964型「911」のレストモッドはおよそ8000!「テオン・デザイン」のセンスで実現した「タルガ」とは
製作には18カ月の時間が必要
イギリスのオックスフォードシャーでポルシェ「911」(964型)をベースに、最新の技術を使いオーダーメイドモデルを製作するテオン・デザインから、最新作となるオーダーメイドモデルが発表されました。最大の特徴は、今回のカスタマーがタルガトップボディを選択していることで、テオン・デザインでは「GBR003」のコードネームが与えられ、開発が進められた1台です。
レストモッド・ポルシェが1億5000! もし993型「911」が現在まで製造されていたら…を形にした「ガンサー ヴェルクス」とは
ベースモデルは数千時間をかけて丹念にレストアされた
これまで製作されたテオン・デザインの作品と同様に、GBR003もオール・カーボンのボディを採用。4Lの水平対向6気筒自然吸気エンジン、6速MTの組み合わせでカスタマーにデリバリーされる。
ワンオフのパステル・ブルーとリコリス・レザーで仕上げられたキャビンを持つタルガは、彼らが持つデザインとエンジニアリング能力、手作業による豪華な装飾。そして最先端のテクノロジーと製作プロセスを融合させた、まさにカスタマーのポルシェ911に対する夢を実現させたモデルともいえる。
GBR003はテオンの伝統である細部へのこだわりとレーザー技術を駆使したエンジニアリングの厳密さによって、一切の妥協なしにオープントップモデルの、スリルを提供するモデルに仕上げられたのである。
GBR003がテオンの特長である流麗さとコントロール性を確実に発揮できるよう、開発チームは特注のカーボンファイバー製強化ブレースシステムを開発し、それをシャシーのフロアに接着することで、最小の重量増でねじれ剛性を大幅に向上させることに成功した。
一方ドナーカーの964型「911カレラ2タルガ」は、ホワイトボディとなるまでペイントを剥がされた後、テオンの情熱的な技術者によって数千時間をかけて丹念にレストアされた。そのボディは左右のドアがスチール製であるほかは、すべてがカーボン製とされ、3Dデザインのソフトウェアでモデリングされたため、完璧なフィッティングが実現した。参考までにこのGBR003のウエイトは、ガソリンやすべてのオイルを搭載した状態で1228kg。これは以前製作されたテオンのクーペモデルよりもわずか60kg増という数字だ。
床下に、前で触れた強靭なカーボンファイバー製強化ブレースシステムを持つGBR003だが、その効果はやはり特筆すべきものだ。このきわめて高いねじれ剛性を持つ基盤の恩恵で、テオンは名高いクーペモデル並みの正確なハンドリングを、このGBR003で再現することができたのだ。GBR003にはまた、5段階の切り替えが可能なトラクティブ・アクティブ・コントロールド・エレクトロニクス(ACE)ダンピングシステムも標準装備され、優れたダイナミック性能が発揮されるという。
完全オーダーメイドのインテリアも注目
テオンの特長である、細部へのレーザーフォーカスのようなこだわりは、カーボンファイバー製のスキンの奥深くに隠された要素に至るまで、その製造クオリティのあらゆる部分に見て取ることができる。航空宇宙グレードの配線ループは彫刻のようなボディ下を蛇行し、通常のものと比較して20kg以上の軽量化を実現。最新のデュアル・エアコン・コンプレッサーや電動油圧式パワーステアリング・ポンプも、48:52の前後重量配分を実現するために車体前部の低い位置に配置されている。
リアに搭載される水冷水平対向6気筒エンジンは、4Lにまで排気量を拡大したもので、気筒ごとに独立したスロットルボディやオープン・トランペットの採用で、最高出力は409ps/7100rpm、最大トルクは434Nm/5500rpmを発揮する。同時にアップデートされたフル・セラミックコートのエキゾーストシステムは、キャビンのスイッチでそのボリュームを変化させることもできる。
テオンによるタルガの完全オーダーメイドのインテリアも、カスタマーを十分に満足させ、そして同時に走りの時間を有意義なものにしてくれることは間違いないだろう。インテリアの素材はすべてカーボンで軽量化を図り、それを豪華な本革で包み込む仕様だ。
今回紹介したGBR003にはテオンのツーリング・シート・オプションが装備され、ポルシェ「928」からインスピレーションを得たリア・バケットシートも備えられている。このリア・バケットシートにはサブウーファーもシームレスに組み込まれており、オーディオ・システムもさらに高められているのは嬉しい。
タルガトップ自体も改良され、現代的なモヘア素材で最も厳密な基準で仕上げられたそれは、折りたたんだ後にフロントの「フランク」にぴったりと収まるキャリーバックに収納できるように設計されている。年々人気の高まりを見せるレストモッドの世界。テオンによれば、その価格はこのタルガのGBR003で41万5000ポンド(約7970)から、クーペモデルは39万ポンド(約7490)からとのこと。いずれもドナーカーの価格は含まれない。製作には18カ月を要するということだ。
こんな記事も読まれています
この記事に出てきたクルマ
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
-
-
Auto Messe Web1
-
AUTOSPORT web0
-
AUTOSPORT web9
-
AUTOCAR JAPAN0
-
Auto Messe Web2
-
AUTOSPORT web0
-
AUTOSPORT web1
-
-
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
おすすめのニュース
-
AUTOCAR JAPAN3
-
AUTOSPORT web0
-
Auto Messe Web0
-
グーネット10
-
AUTOCAR JAPAN13
-
AUTOSPORT web0
-
AUTOSPORT web1
-
-
-
-
GQ JAPAN0
-
GQ JAPAN0
-
AUTOSPORT web0
-
AUTOSPORT web0
-
-
AUTOSPORT web0
-
-
motorsport.com 日本版0
-
くるまのニュース17
-
-
-
motorsport.com 日本版0
-
Webモーターマガジン0
-
-
motorsport.com 日本版0
-
乗りものニュース5
-
Webモーターマガジン0
-
-
-
Auto Messe Web12
業界ニュースアクセスランキング
-
年収は最低いくら必要!? “500台から”のトヨタ高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」を買える“幸せな家族”の世帯年収とは
-
アンダー200! トヨタの「快適小型SUV」何が良い? デビュー“4年”でも売れまくり! 「ヤリスクロス」の魅力は?
-
全長3.6mで2人乗り! スズキ「次期型ジムニー」!? 流麗なのに“超タフデザイン”採用!? 超斬新な謎モデル「エックスランダー」とは
-
新型[ランドクルーザー250]正式デビュー!! 注文殺到は必至のデキも気になる[価格]は?
-
黄ばんだレンズは磨かないとダメ? いったい誰が得するのよ? 車検でロービーム検査が始まるぞ
コメントの多い記事
-
年収は最低いくら必要!? “500台から”のトヨタ高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」を買える“幸せな家族”の世帯年収とは
-
「違反じゃないんだからいいだろ」って非常識! まわりの迷惑を顧みない「自己中運転」5選
-
新型「“R36”GT-R」まもなく登場か!? 4.1リッターV6搭載で1000馬力発揮!? 旧型デザイン採用の「和製スーパーカー」生産状況を公開
-
中国GP以降伸び悩むセルジオ・ペレス。契約更新の保留が大きなプレッシャーに
-
トヨタ「アルファード」が欲しい! けど“現行”は高すぎ… 「先代アルファード」なら200程度で買える!? 狙い目の「お買い得中古車」とは
関連サービス
メールマガジン
メルマガ登録でcarview!の最新情報をcheck!
みんなのコメント