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傷・へこみのある車を高く売る方法を徹底検証
- 筆者: MOTA編集部
車を売却する際には、査定額が気になるところです。傷やへこみがあると、査定額が下がってしまうことはご存知でしょうか。
しかし、小さな傷やへこみであれば、査定で減点対象にならない場合もあります。また、査定前に傷を直しても、減額額はほとんど変わらないため、無駄な手間と費用になる可能性があります。
そこで本記事では、傷やへこみのある車の査定で減点されないためのポイントを解説します。
傷やへこみのある車を査定する際の減点と減額の方法
車の査定は通常、人気車種や希少車種といった加点要素と、不人気車や傷・へこみといった減点要素を総括して行われます。ボディに傷やへこみがある場合、その大きさや場所に応じた減点がされ、査定額が下がります。しかし小さな傷や目立たない傷の場合、査定に影響がない場合もあります。
小さな傷・へこみでは査定に影響しない場合もある
ボディに着いた傷・へこみが数センチ程度の小ささ、また、パッと見で分からない程度の深さの場合、査定に影響を与えない場合もあります。特に小さくて薄い傷の場合は、コンパウントで磨くだけできれいに消せる可能性もあり、あまり心配する必要はありません。傷があれば100%減額というわけではなく、査定を行う業者によりけりです。
10cm前後の傷で、査定額が1~2の減額になる
傷の大きさ、深さ、また部位やベースのボディカラーによって相場はまちまちですが、一般的に10cm前後の引っかき傷で、評価点にしてマイナス10~20点×1,000=1~2程度の減額が発生するといわれています。それ以上に大きい場合はマイナス30点×1,000=3以上になる場合もあり、これは直して中古車として売る際のコストと比例しています。
深い傷や特殊なボディカラーだとさらに減額が大きくなる
傷が深くて表面研磨だけで修復できない場合、また、傷ついた部分のボディカラーがメタリックカラーなど特殊なものの場合、それだけ修理費がかさむので、査定時の減額が大きくなります。また最近はボディにアルミを使用している車種も増えていますが、アルミ系素材の修復も難易度が高いので、このケースに該当します。
ドアやバンパーの交換が必要になると査定で10程度の減額になる
ドア・バンパーに大きな損傷があり、丸ごと交換が必要なケースもあるかもしれません。その場合は国産車でマイナス100点×1,000=10の減額に、さらに輸入車はより高く、20前後が減額の相場になります。もっとも車種や破損の規模により、その減額幅は大きく変動するので、あくまで相場として覚えておくのが良いでしょう。
査定は傷だけでなく車種・年式も含め、総合的に判断される
そもそも中古車査定の際は、車両の状態だけでなく車種・年式、走行距離、故障の有無を含めたかなりの数の項目をチェックします。その上で傷・へこみといった細かい項目ごとに減点していく方法をとります。反対に人気のグレードやボディカラー、装備があることで加点されることもあります。傷・へこみがあるだけで査定額が大幅に変動するということは、よほど激しいダメージでない限り基本的にありません。
小さな傷は査定で減点対象にならない場合もある
そもそも自動車は、普通に使用していてもある程度ボディに傷がつくものです。走行中には無数の砂や小石がボディに当たるので、これだけでも細かい傷が生じます。このように細かい傷、目立たない傷はコンパウンドで簡単に消せるので、減額されない場合もあります。
業者もその当たりをある程度認識しているので、中には“小さな傷は減点・減額の対象にしない”とはじめから謳っている業者もあります。また、それ以外の傷でも自社の設備で安く治せる業者が多いので、過度に心配する必要はありません。
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高く売るために査定前に傷を直すのは無意味
車を売却する際、ボディの傷やへこみは直してから売ったほうが良いのでしょうか。査定してもらう際に評価が下がるので、直してから売ったほうが高く買い取ってもらえそうな気がしますが、実際のところどうなのでしょう。
傷が無い方が査定での評価は高いが、わざわざ直すと損する可能性大
自動車の買取金額は、人気車種や高年式のように評価が上がる要素と、傷やへこみ、故障やにおいなど評価の下がる要素を総合して決められます。もともと傷やへこみが無い車であれば、査定時の評価が下がらず、高く買ってもらえる可能性が上がります。そのため普段から大切に乗り、ぶつけないようにするのが肝心です。
しかし既に傷やへこみがある場合、わざわざお金を払って修理すると、修理代が高くてかえって損をしてしまう場合がほとんどです。その理由は、自動車ディーラーや買取業者は自社で傷・へこみを直す設備を持っている場合が多く、引き取ってから自力で直したほうが安く済んでしまうからです。そのため、傷・へこみの修理費以上に、修理することで査定額が上がることはまずありえません。高く買い取ってもらうために修理代を余計に使っては元も子もないので、現状のままで査定しましょう。
業者に傷の修理を依頼すると修理代はいくら?
これを業者に依頼して修理すると、10cm程度の傷でも2~3、場所によっては5以上とられてしまいます。先にも書いたとおり、修理することによって査定額がこれ以上上がることはまずありえません。また修理に時間もかかってしまうほか、わざわざ業者まで行く手間も発生してしまうので、高く買い取ってもらうためだけに直すのは賢い選択肢とはいえません。乗っていて気になるなら修理するという心持ちで大丈夫です。
自力で傷を直すとかえって査定に悪影響が出る場合も
また業者に依頼せず、市販のタッチペンやコンパウンド剤で傷を修理する方法もあります。が、ほとんどの場合、これはやめておいたほうが無難です。査定士は数多くの車のボディを見てきたプロなので、塗装の具合や手触りによって高確率で修復跡を見分けてしまいます。下手に修理すると余計に修理跡が目立ってしまい、かえって減点される場合もあるので、よほど修理に自信がある場合を除いて、自力での修理はやめておきましょう。非常に薄い傷程度であればコンパウンド剤で消すこともできますが、その程度であれば反対にあまり評価に影響せず、修理する意味があるかは微妙なところです。
【関連記事】車の傷の直し方|自分で傷を修理する方法とは?
傷やへこみ、修理歴がある場合は査定時に正直に伝える
車を少しでも高く売るために、忘れがちながら重要なポイントがもうひとつあります。それは、車の修理歴や傷・へこみの補修跡などは正直に査定士の方に伝えたほうが良いという点です。査定士の方も人なので、信頼関係があればより良い条件で車を買い取ろうという気持ちが生まれます。しかし、ここで高く売るために傷や修理歴を隠そうとしてしまうと、プロの査定士の方は簡単に見つけてしまう上、信頼を築くこともできません。こうすると心象悪化に繋がり、かえって良い条件を提示してくれなくなる可能性が高いです。また万が一査定の際に見つからなくても、後にバレて、最悪の場合返金や取引解消といったトラブルに繋がる可能性もあります。
下手にごまかさず、車のコンディションは正直に伝えるようにしましょう。
傷あり車に強い業者もあるので、下取りではなく一括査定で売る
世の中には自社で修理するノウハウを持ち、傷のある車両の買取りに長けた業者も存在します。特に傷のある車両を売却する際は、複数の業者に査定を利用できる一括査定サービスを利用しましょう。これにより複数業者のうちで、もっとも高い査定額を提示した業者に車を売るという方法をとれます。
査定だと1社しかその車を見てくれず、傷による減点も大きくなりがちなので、下取り額は下がってしまう傾向があります。
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MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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