CARVIEW |
トヨタ C-HR 価格差はあるがハイブリッドがおすすめ、グレードはSでも豊富な装備
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 164
派手なデザインだが、走りも燃費もTNGAらしい完成度
トヨタ C-HRは、2016年12月に発売されたコンパクトSUV。「TNGA」という、車作りに関するトヨタの構造改革を全面的に取り入れて開発された第2弾モデルで、プラットフォームはその第1弾モデルだった現行型プリウスと同じですが、車台各部のチューニングはC-HR独自のものです。
外観は、まるで彫刻のようなイメージの彫りの深い面造形と、大きく張り出したホイールフレアとの対比などにより、なんとも「カッコいい感じ」に仕上がっています。
搭載されるパワーユニットは、1.8Lガソリンエンジンに電動モーターを組み合わせたハイブリッドシステムと、1.2L直噴ターボエンジンの2種類。当初、駆動方式はハイブリッドがFFで1.2Lターボが4WDでしたが、2018年5月以降は1.2LターボでもFFが選べるようになりました。
トヨタ C-HRというSUVは、その派手めなデザインのせいでしょうか、いわゆる硬派な守旧派自動車マニアからは今ひとつウケが良くないのですが、トヨタ渾身のTNGAプラットフォームを採用したことにより、なかなかよく走る、そして燃費も良好な一台であることは間違いありません。
2019年10月にはマイナーチェンジを行い、フロント部分のエアインテーク(空気取入口)を左右に広げるなどしてワイド感を強調。装備面では、駐車時などに障害物を検知する「インテリジェントクリアランスソナー」や、駐車場での後退時に、左右後方から接近する車両を検知してブレーキを制御する「リアクロストラフィックオートブレーキ(パーキングサポートブレーキ)」などをオプション設定しました。
2020年8月には一部改良を行い、予防安全機能と運転支援機能を強化。歩行者(夜間)や自転車(昼間)なども検知可能な新しい機能を採用し、低速時の事故予防をサポートする低速時加速抑制機能や、緊急時操舵支援機能を追加するなどしています。
現在販売されているトヨタ C-HRのラインナップ(※FFの場合)は下記のとおりです。
【ハイブリッド】
S(ハイブリッドのベーシックグレード):274万5000
G(ハイブリッドの上級グレード):304万5000
S“GR SPORT”(足まわりなどを強化したスポーティグレード):314万5000
【1.2Lターボ】
S-T CVT(ガソリンのベーシックグレード):241万5000
S-T 6MT(上記の6MT版):238万2000
G-T CVT(ガソリンの上級グレード):271万5000
G-T 6MT(上記の6MT版):268万2000
S-T“GR SPORT” CVT(足まわりなどを強化したスポーティグレード):281万5000
S-T“GR SPORT” 6MT(上記の6MT版):278万2000
※上記はすべて2WDですが、ターボ車の「S-T CVT」と「G-T CVT」「S-T“GR SPORT” CVT」には4WDもあります。
※このほか「特別仕様車」も販売されています。
次のページ>>おすすめはハイブリッド。ベーシックなSグレードでも十分
※このページの写真=G
-
- 中古車本体価格
-
108.0 〜 418.0
-
- 新車価格(税込)
-
239.2 〜 302.3
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
サイトトップへ-
業界ニュース
2024.05.18
「Hyundai Mobility Lounge富山」がオープン! すべてのヒョンデ車に試乗できるイベントも開催
-
ニューモデル
2024.05.18
VWの新型EVは500以下となるか? 中国シャオペンとの共同開発EV、その姿とは
-
業界ニュース
2024.05.18
まるで純正品のクオリティー! パイオニアから三菱「デリカD:5」「デリカミニ」などに適合のトゥイーター取り付けキット登場!
-
業界ニュース
2024.05.18
3つ星シェフの夢のガレージで「ムルティストラーダV4パイクスピーク」を公開! ドゥカティ・ユニカ・プログラムから生まれた特別モデル
-
業界ニュース
2024.05.18
2030年に向けたスズキのカーボンニュートラルへの取り組みとは...人とくるまのテクノロジー展 2024予定
-
業界ニュース
2024.05.18
エクストレイルとキックスが黒金フェイス!! 特別仕様車が激アツ!! しかも一部改良で充実機能で勝負
-
スポーツ
2024.05.18
スバルがスーパー耐久参戦へ向けた新型車両を公開! WRX S4をベースにしたマシンをスーパー耐久第2戦に展示予定
-
ニューモデル
2024.05.18
【独占速報】ヤマハXSR900GP試乗「デザインも走りも、バイクが最高にアツかった80年代を思い出す!」
-
業界ニュース
2024.05.18
【欧州市場投入】「マツダCX-80」高性能と最大7人乗りのゆとりある室内空間を実現
-
業界ニュース
2024.05.18
名古屋~浜松「無料で信号ゼロ」秒読み段階!? 国道23号バイパス「名豊道路」全通は”1年以内” 東名の南側「完全スムーズ化」まであとわずか
-
業界ニュース
2024.05.18
ホンダとIBMがSDVに向けて共同研究開発に関する覚書を締結
-
ニューモデル
2024.05.18
ランボルギーニの電動スーパーカー『レヴエルト』、ソナス・ファベールの専用ハイエンドオーディオ設定へ
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム
2024.5.18
「ランドクルーザー250」のおすすめグレードとは? 長く乗りたい人は“ナビ選び”に注意!?
-
コラム
2024.5.17
コンパクトSUV「キックス」が仕様向上 日産創立90周年記念モデルは装備が充実!
-
コラム
2024.5.17
【禁断のアウトドアミニバン比較】新型フリードクロスターとデリカD:5を比べたら、意外と悩ましい結果に…
-
コラム
2024.5.17
アウトドアでも人気の日産「キャラバン」が改良 アースカラーな2つの新色も追加!
-
コラム
2024.5.16
日産「エクストレイル」仕様向上! 日産90周年記念車も同時に登場、アクセントは「カッパー」
-
コラム
2024.5.16
アメリカでハイブリッド勢が大躍進。EV神話のメッキがはがれて…この後どうなる?
-
安で驚愕の700超えもあり得る?" width="200">
コラム
2024.5.16
新型「ゴルフGTI」欧州発売。大幅改良で魅力アップも…安で驚愕の700超えもあり得る?
-
コラム
2024.5.15
超人気モデルの納期「ウン年待ち」は今どうなってる? ランクル、アルヴェル、ジムニー最新事情
-
コラム
2024.5.15
【大幅性能アップ】ポルシェ「911」ハイブリッド正式予告。チラ見せ画像とタイムからわかること