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トヨタ、新型EV「bZ3」を中国で発表。航続距離は600km超、BYD、一汽トヨタと共同開発
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 41
3社連携で開発
トヨタは、「TOYOTA bZシリーズ」の第2弾「TOYOTA bZ3(以下:bZ3)」を中国で発表した。
bZ3は、トヨタとBYDが合弁で設立した「BYD トヨタ EV テクノロジー カンパニー」と一汽トヨタが共同開発したセダンタイプのバッテリーEVで、最長航続距離は600kmを超えるという。生産・販売は一汽トヨタが担当する予定。
bZ3は、世界最大のBEV市場である中国において最高の製品を提供することを目指し、トヨタのデザイン、生産、技術、品質管理等の分野から100名以上のエンジニアが参画。BYDや一汽トヨタのエンジニアと一体で開発された。
電動システムは新設計
搭載されている電動システムは、BYDのリチウムイオン「LFP電池(リン酸鉄リチウムを使用)」をベースに、電池構造、冷却システム、制御システムと安全監視システムを新たに設計。「10年後でも90%の電池容量を維持すること」を目標に電池の劣化抑制にも取り組んでいる。
シャシーは「e-TNGA」を採用し、トヨタのクルマづくりの経験やモータースポーツでのノウハウを活用することで、低重心化と優れた操縦安定性、気持ちの良い走りを実現した。
デザインでは、フロント部にbZシリーズの特徴的なハンマーヘッド形状を採用し、BEV専用パッケージによるロングホイールベースとファストバックのロングキャビンを組み合わせた伸びやかなサイドシルエットを採用。バンパーコーナー部には風の流れを考えたエアガイドとエアカーテンを強調し、フラットなドアハンドルを採用したほか、アルミホイールとリヤバンパー周りは空気抵抗を減らす形状とすることで、Cd値0.218という、優れた空力性能を実現した。
インテリアには縦型の大型センターディスプレイを採用。ワイヤレス充電やスマートフォンとマルチメディアとの連携機能も持たせ、エアコンや音楽、トランク操作などの操作機能を大型ディスプレイに集約し、音声認識機能も採用することで操作性を高めている。
bZ3の主なスペック
・全長×全幅×全高=4725mm×1835mm×1475mm
・ホイールベース=2880mm
・Cd値=0.218
・乗車人数=5
・電池種類=リチウムイオン電池(正極にLFPを採用)
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- 新車価格(税込)
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550.0 〜 650.0
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- 中古車本体価格
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380.0 〜 495.0
みんなのコメント
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2022/10/26 14:12実験するには中国はいい所
アメリカと違って安全基準が低いからねぇ
高齢者専用シートをルーフに付けても問題無いし-
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2022/10/26 20:55友人が北京にいますが、充電スタンドの待ち時間が2時間が普通、下手すると5時間という大変な状態になっています。また、市内では充電切れによる車があちこちに放置されており、大渋滞が頻繁に発生しているとのこと。インフラ整備が絶対先ですね。また、恐ろしいことに電力不足を懸念してか近郊に原発12基が突貫工事で建設されており、放射能汚染も心配とのことでした。万が一、原発事故が起こると日本にも放射能が飛んでくることになり、とんでもないなと思いました。
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