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ルノー カングー 専門家レビュー・評価一覧
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- 中古車本体価格
-
19.0 〜 439.0
-
- 新車価格(税込)
-
384.0 〜 427.0
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2024.2.26
- 年式
- 2023年3月〜モデル
- 総評
- 輸入車ミニバンは近年、他のメーカーもようやく日本市場で展開し始めてきたが、カングーは長年日本市場で販売を続けている。いわば先駆者だ。日本のミニバンと比べたら利便性などで劣る部分があることは否めないが、日本市場をしっかりと見てきたと感じさせる部分は大きい。フランス生まれ日本育ちのモデルなのだ。それだけに他の輸入車ミニバンと比べても感心する部分は多い。
- 満足している点
- 日本市場での声に耳を傾けてきたと感じるポイントが垣間見える点。そして新型になって乗り心地が良くなり、乗用ミニバンとしての性能がグッと向上したのが好印象だ。カングーは長年、日本では他に例が少ない輸入車ミニバンとして販売してきた。そんな中で独自のポジショニングを確立したのも大きな要因と言えるだろう。
- 不満な点
- 不満な部分があるとすれば価格の面だ。先代モデルに比べて装備が充実したことが理由とはなっているものの、大幅に高くなってしまったことは残念に感じてしまうカングーファンもいるのではないか。また、スライドドアが電動でなかったりと、日本のミニバンと比べてしまうと機能面や利便性で劣ってしまう部分が見えてしまうのも残念なポイントと言える。
- デザイン
- 新型になって一気に直線基調の近代的なデザインになり先代までの丸くてキュートな印象はやや薄れたものの、市場からの評価は悪くないようでカングーファンに受け入れられた印象。実車を見ても、日本のカングー伝統のイエローはもちろん、いろいろなカラーが似合う汎用性の高いデザインは“らしさ”を感じる。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2023.5.22
- 年式
- 2023年3月〜モデル
- 総評
- 新型カングーは目に見えて変わった部分以上に、目に見えないところで変わった部分が大きいです。本国では商用車として活躍するだけに、地球150周分にも相当する過酷な走行テストに加え、数字は秘密ですが数百万回に及ぶドア開閉耐久テストなどもこなしたと聞くと、スマートなデザインの陰にはやはりタフな一面がちゃんとあるのだなと感じます。ルノー車初搭載の機能を含め、安全運転・駐車システムもしっかり装備されているので、唯一無二の「ルドスパス=遊びの空間」ここにアリと納得です。
- 満足している点
- 先代までは手動のスライドドア操作が重くて硬く、一発で閉められないことも多かったのが、新型ではなめらかに軽々と閉められるようになりました。また、キーをいちいち取り出してボタンを押してドアロック/アンロックをしていたのが、新型ではキーレスに進化。キーのストレスがまったくなくなり、よりスマートに乗れるようになったと感じます。
- 不満な点
- 劇的に変わったインパネ。水平基調のダッシュボードにはスマートフォンとリンクできる8インチマルチメディアのイージーリンクが置かれ、クロームで縁取られたダイヤル、フローティングしたセンターパネルにシフトレバーと電動パーキングブレーキがすっきりと配置されて、使い勝手はものすごくよくなったと思います。ただ、本国では郵便配達車として活躍するカングーには、1日に何度もパーキングブレーキを操作することを考慮して、横長のバーを引き上げるタイプのパーキングブレーキがアイコンとなっていたのですが、それがついに姿を消したり、そのほかのデザインに関してもカングーならではの個性的なモチーフなどが何もなかったのは残念なところです。
- デザイン
- 先代までのホンワカ癒し系とは違いますが、フロントマスクからフェンダーに続く盛り上がったフォルムや、リアのダブルバックドアといった、カングーのアイコンともいえる要素は引き継がれたデザインです。ブラックバンパー仕様が日本専用に用意されているのも嬉しいところ。先代よりも薄くなったグラスエリアや、大きく傾斜したAピラーが安定感とダイナミックさを表現しつつ、ショルダーラインには躍動感がプラスされています。リアは少しRのついたバックドアで、ドッシリと地に踏ん張るような頼もしさ。流線型のフォルムは空力にも貢献し、フロントバンパー両端に装備されるエアディフレクターが、ホイールから発生する乱気流を抑える役割を果たし、燃費がアップしています。
-
- 山本 シンヤ(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2022.2.12
- 年式
- 2009年9月〜モデル
- 総評
- ミニバンは一般的には、クルマ好きからは「我慢のクルマ」と言われることが多いがカングーは逆で、むしろライフスタイルを豊かにする「遊びの空間」と呼べる一台だ。
- 満足している点
- スペース効率の高いクルマだが、クルマ好きが思わずニヤッとする個性と走りを兼ね備えている事。
- 不満な点
- 安全・運転支援アイテムが未装着である事。日本のミニバンに慣れている人は簡素すぎる装備が気になるかも!?
- デザイン
- ゆるキャラ的な温かみとカジュアルで遊び心のある個性的なエクステリアは日本のバンとは一線を画する。ポップなボディカラーを選択できるのも嬉しい。インテリアは決して華美ではないが機能的で使い勝手に優れたユーティリティが特徴。グラスエリアが大きく開放感も高い室内空間も魅力の1つだ。
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- 栗原 祥光(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 5
2022.1.25
- 年式
- 2009年9月〜モデル
- 総評
- カングーの愉しみ方は「自分なりのカスタマイズ」。このクルマをベースに、車中泊をはじめとしてアウトドア用趣味クルマとするのが楽しい。カングージャンボリーを訪れると、そんなカングーライフを愉しむ方の姿でいっぱい。カングーに乗ると、次もカングーになるのだそう。
- 満足している点
- なぜかオシャレに見えてしまう外観。広い室内もGood。
- 不満な点
- 使い勝手という面では日本車に大きく劣ってしまうところ。
- デザイン
- バンとも違う特異な形。丸みを帯びた愛らしい印象を受ける。インテリアはかなり質素で、高級感は薄い。
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