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トヨタ カローラクロスハイブリッド 「狙うならガソリンもハイブリッドも2023年11月以降のモデル」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 4
狙うならガソリンもハイブリッドも2023年11月以降のモデル
2024.2.26
- 年式
- 2021年9月〜モデル
- 総評
- 手ごろなサイズで実用的なSUVが欲しい。しかもできるだけリーズナブルな価格で。そんな人にはぴったりのモデル。日本でも運転しやすいサイズだし、車体サイズの割には荷室も広く、価格も控えめです。
- 満足している点
- まずは日本の狭い道や駐車場でも運転しやすいサイズ。そして意外に広い荷室。それから価格が手ごろで、ガソリン車とハイブリッドが選べる。そのあたりが美点です。ハイブリッドの燃費の良さもさすがですね。
- 不満な点
- 荷室は広くて実用的ですが、後席のひざ回り空間が広くないのは残念なところ。後席は時々使う程度のユーザーや小さな子供を持つファミリーなら問題ない空間といえますが、子供が中学生以上のファミリーなら購入前にしっかりと確認することをオススメします。
- デザイン
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3
- 好き嫌いの少ない、よくまとめられたデザインではないでしょうか。ただ、個人的にはタイなどで売っている輸出仕様の顔つきのほうが好み(グリルが大きくて力強い)。日本でも輸出仕様と同じ顔が選べるようになるといいですね。
- 走行性能
-
3
- 2023年秋のマイナーチェンジを境に、その前のモデルとその後のモデルは別物ですね。なぜなら、パワートレインが最新世代へと刷新されたからです。ガソリン車はエンジンが1.8Lから2.0Lへ排気量が格上げされて動力性能が向上。ハイブリッドも電動系ユニットが「第5世代ハイブリッド」へと換装されて、燃費もドライバビリティもアップしました。というわけで、魅力度が高いのはガソリン車もハイブリッドも2023年11月以降のモデルですね。
- 乗り心地
-
4
- このところのトヨタ車は、操縦安定性と乗り心地のバランスが抜群にいい印象。カローラクロスもそれをしっかりと継承していて、乗り心地良好です。これで不満を感じる人は……いるんでしょうかね?
- 積載性
-
5
- 荷室容量は487Lで、後席使用時の床の奥行きは約85cm。車体サイズを考えれば広く、ライバルに相当するホンダ「ZR-V」やスバル「クロストレック」よりも実用的です。唯一の難点と言えるのは(容量重視の設計なので)後席を畳んだときには床に段差ができることですが、車中泊の目的などでそれを解消したい人も心配はいりません。ディーラーオプションで床をフラット化するアイテムが用意されているからです。
- 燃費
-
5
- ガソリンFFモデルで16.6km/L。ハイブリッドFFモデルでは26.4km/L。このクラスのSUVとしては望外の燃費と言っていいのではないでしょうか。どちらも初期モデルより実燃費性能が高まっています。ガソリン車に比べてハイブリッドはどのステージでも燃費がいいですが、特に停止&発進を繰り返すような市街地だと差が開きますね。
- 価格
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4
- 価格もリーズナブル。現行モデルは以前に比べると値段が上がってしまいましたが、それでも十分に手ごろと言えるでしょう。ライバルはもっと高いですから。
- 工藤 貴宏
- 自動車ジャーナリスト
- 1976年生まれ。クルマ好きが高じ、大学在学中に自動車雑誌の編集部でアルバイトしたことをきっかけに、そのまま就職。そして編集プロダクションを経てフリーランスの自動車ライターに。日々新車を試乗し、日夜レポートを書く日々も気がつけば10年以上。そろそろ、家族に内緒でスポーツカーを買う癖はなんとかしないと。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会会員。
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- 新車価格(税込)
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276.0 〜 345.9
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- 中古車本体価格
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192.5 〜 428.0
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