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- 乗れば乗るほどにジワーッと良さが伝わってくる一台
ボルボ XC90 「乗れば乗るほどにジワーッと良さが伝わってくる一台」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 山本 シンヤ(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
乗れば乗るほどにジワーッと良さが伝わってくる一台
2022.2.12
- 年式
- 2016年1月〜モデル
- 総評
- インパクトはないが、乗れば乗るほどにジワーッと良さが伝わってくる一台。モデル末期ではあるものの、次世代モデルはBEVになると言うウワサもあるので、内燃機関搭載の大型SUVが欲しい人は選択する価値はある。
- 満足している点
- スポーティ仕立てが多いクロスオーバーSUVの中で、見た目/走りを含めてエレガントで優しさを感じる数少ないモデルである事。
- 不満な点
- 日本で使うには、さすがにボディサイズは大きす。特に駐車場では苦労するかも!?
- デザイン
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4
- 新世代ボルボの皮切りとなったモデルで、比較的スポーティになりがちなSUVの中でエレガントさを強調したフォルムは、登場から7年経過するが色褪せていない。インテリアも同様で機能的だが温かみのあるデザインとなっている。9インチの大型センターディスプレイはタブレット端末のように直感的に操作が可能だが、慣れるまで癖が必要。
- 走行性能
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4
- 新プラットフォーム「SPA」を始めて採用したモデル。ハンドリングは穏やかな特性だが基本素性に忠実なので、ボディサイズを感じさせない扱いやすさが特長。パワートレインは現在48Vマイルドハイブリッド/プラグインハイブリッドの2タイプだが、個人的に短期間しか発売されなかった2Lディーゼルターボの「D5」がXC90のキャラに最も合っていると思う。
- 乗り心地
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4
- 初期モデルはハンドリングに対して乗り心地の粗さがウィークポイントだったが、年を重ねる毎にアタリが優しくなっている。どうやらリリースには書かれていない熟成が行なわれているようだ。ノーマルサスでも十分だと思うが、やはりおススメはDampers整や乗り味も調整できるエアサス仕様だろう。
- 積載性
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4
- ボディサイズが大きいたね、居住性/積載性も非常に高いレベルだ。3列目は大人だと足元がちょっと窮屈だが、後ろから衝突されても安全性をシッカリ確保。当たり前のようだが、実はこれを実現する3列シートは意外と少ない。安全にこだわるボルボらしい配慮と言えるだろう
- 燃費
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4
- 初期のガソリンモデルの燃費はあまり褒められた数値ではなかったが、最新モデル用はスペックは不変ながらも中身はほぼ新設計レベルに進化。48Vマイルドハイブリッド化も相まって、2トン近い巨体ながらも高速道路では14~15km/Lを記録する。
- 価格
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4
- 最もベーシックなグレードで834から。同クラスのプレミアムSUVの中では、装備も充実している上に安全装備はほぼフル装備と言うことを考えると、意外とリーズナブル。ただ、実車を見ると上級グレードを選びたくなるようで、実際の販売は高額モデルの火率が高い。
- 山本 シンヤ
- 自動車ジャーナリスト
- 自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるべく「自動車研究家」として活動を行なう。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、ワールド・カー・アワード選考委員。
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- 新車価格(税込)
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924.0 〜 1039.0
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- 中古車本体価格
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43.0 〜 979.0
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