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SHARE■本格オフローダー仕様「GX550 OVERTRAIL+」を先行発売へ
2024年4月19日、レクサスは新型SUV「GX(GX550)」について、2024年秋頃を目途に国内での通常販売を開始します。
また先行モデルとして100台が抽選販売される「GX550 OVERTRAIL+(オーバートレイル プラス)」について、予約受付を同日から5月12日まで実施すると発表しました。
【画像】めちゃカッコいい! レクサス「新型GX」を画像で見る(30枚以上)
GXは、高い悪路走破性と上質なインテリアを両立させた高級モデルで、ボディオンフレーム(ラダーフレーム)構造を採用した本格的な四輪駆動のオフローダーです。
2002年の初代登場以来、世界約30の国と地域において、2023年3月末までに累計約54万台を販売していますが、これまで日本では発売されておらず、今回の新型が国内初導入となります。
新型GXでは「ザ・プレミアム・オフローダー」を開発コンセプトに掲げ、あらゆる道で上質な走りを実現させるべく、クルマのベースとなる体幹の部分から全てを刷新しました。
高剛性かつ軽量な骨格の最新「GA-Fプラットフォーム」を採用し、優れた衝突安全性能とともに、静粛性と走りの質を向上。あわせて、組み合わされる車体の構造についても高剛性化が図られました。
サスペンション形式は、フロントがハイマウントダブルウィッシュボーン式、リアがラテラルコントロームアーム付きの伝統的な4リンクリジッドサスペンションを採用します。
タフでモダンなプロポーションを目指したという外装デザインは、オフロード走行での機能性を強調。
レクサスの象徴である“スピンドル”を塊で表現した「スピンドルボディ」とプロテクター形状を融合させました。
ボディサイズは、全長4950mm×全幅1980mm×全高1870mm、ホイールベース2850mmです。
いっぽう内装デザインも、オフロードの極限状態で車両姿勢を感じ取れるよう水平・垂直を基調としたシンプルな構成で造形し、大型14インチのタッチ式センターディスプレイも低く配置し、視認性を向上させています。
そんな新型GXのタフなキャラクターを一層極めたのが、2024年秋の通常モデル販売に先駆け登場する本格オフローダー仕様“オーバートレイル プラス”です。
車名の“OVERTRAIL”とはレクサスの造語で、陸路や森林・原野などの未舗装路を意味する「Overland」と「Trail」を組み合わせ、自然とのつながりを想起させたり、道を切り開くイメージを付与したといいます。
前述の通り、2024年4月19日から5月12日まで、国内のレクサス店で100台の抽選申し込みの受付を実施。
当選者と商談をおこなった後、6月上旬より販売される予定としています。
パワートレインは、最高出力353ps(260kW)、最大トルク650Nmの高出力・大トルクを発揮する3.5リッターV型6気筒「V35A-FTS」型ガソリンツインターボエンジンと、ダイレクトシフト10速ATを組み合わせます。
オフロード性能をさらに高める専用エクステリアデザインや、専用内外装カラーリングを採用したほか、走行性能を高める265/65R18サイズの専用オールテレーンタイヤ、マットグレー塗装のアルミホイールを装着するなど、よりタフなイメージの内外装仕上げとしました。
また、オフロードとオンロードの走行を高次元で両立する「E-KDSS(Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System)」を、レクサス車で初めて採用します。
加えて、最新のブレーキ制御技術「マルチテレインセレクト」「クロールコントロール」や「マルチテレインモニター」など、多くの専用アイテムを備えています。
2列シートレイアウトの5人乗り仕様のみの設定で、販売価格(消費税込み)は1235です。
ボディカラーは「ムーンデザート&ブラック」「テレーンカーキマイカメタリック&ブラック」用意され、内装色も「シャトー&ブラック(艶炭)」と「ブラック&ブラック(艶炭)」の2種が設定されます。
※ ※ ※
なおベースモデルの「GX550」に関しては、前述の通り2024年秋頃を目途に国内での通常販売を開始する予定。
販売価格やグレード展開などについては今後明らかになる模様です。
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