「GLE」は、1997年から2015年まで販売されていたMクラスの後継車として誕生したSUVシリーズの中核モデルです。2015年にMクラスと入れ替わりで販売を開始しており、販売当初はBlueTECエンジン搭載のクリーンディーゼルモデルしか設定していませんでした。その後、2019年に2代目へとフルモデルチェンジを行ったのを機に、新たにオルタネーターとスターターの機能を兼ね備えたジェネレーターの「ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)」を搭載したガソリンエンジンを設定します。2021年に発表された現行の最新モデルでは、力強いフロントになり、タブレットも搭載されるモデルとなりました。グレードには、「GLE 300d 4マチック」「GLE400d 4マチックスポーツ」「GLE400d 4マチック クーペスポーツ」「GLE450 4マチックスポーツ」の4種類が設定されています。ボディカラーには「ダイヤモンドホワイト」や「セレナイトグレー」といった高級感のあるカラーに加えて、「ブリリアントブルー」など複数のカラーを用意しているのが特徴です。「GLE」には長年にわたりメルセデス・ベンツが研究してきた、走行時の安全性を高める機能も搭載されています。周囲にあるものを検知するレーダー機能や前方500mを捉えるステレオカメラを搭載。加えて、高速道路や街中において前方を走る車との車間距離を自動的に維持するよう、サポートしてくれます。自然対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ ベンツユーザーエクスペリエンス)」も、運転中の安全性を向上させる機能のひとつです。車内にいる人が話しかければ目的地や車内温度を設定してくれるため、ひとりで運転していてもまるで助手席に人がいるような感覚になります。車内に設置されているディスプレイの操作も、日常的に利用するスマートフォンやタブレットのような感覚で簡単に操作可能です。エンジン面も、瞬間的に強力に加速できるパワーをもつ3.0L直列6気筒直噴ターボエンジンが搭載され、距離の長いドライブでも快適性を損ないません。変速する際もなめらかなため、走行中の揺れも少なく、静かなドライブから速度を求める走りまで幅広く対応できます。地上からの高さがある車体は、走行中の快適性に大きく影響しているのが特徴です。ロードクリアランスが18cmと余裕をもっているため、悪路でも車体の揺れが影響しにくくなっており、快適なドライブを楽しめるでしょう。※記載の文章は、2021年8月時点の情報です。