1954年に初代モデルがリリースされた「SL」は、メルセデス・ベンツが手掛ける2シーターオープンスポーツカーです。この車両は、クーペ、カブリオレが展開されていましたが、5代目モデルからは、従来のソフトトップおよび着脱可能のハードトップが、バリオルーフ(電動格納式ハードトップ)に変更され、クーペカブリオレタイプとなりました。また、6代目モデルとなる2012年3月発売モデルで実施されたフルモデルチェンジでは、車名の由来となる「sportyかつlightweight」への原点回帰が図られた他、フルアルミニウムのボディシェルが採用され、ボディの軽量化と燃費性能の向上に成功しています。さらに、バリオルーフには、ガラスルーフの色がダークブルーに変化し、サンシェードとして機能する「マジックスカイコントロール」がオプションで設定されています。現行最新モデルとなる2018年1月発売モデルには、「SL400」「SL550」といったグレードがラインナップされています。このモデルは、アクティブ・ボディ・コントロールサスペンションにダイナミックカーブ機能が搭載されており、走行安定性と快適性を両立しています。また、ボディカラーについては、「オブシディアンブラック」「ポーラーホワイト」「セレナイトグレー」「ブリリアントブルー」などのバリエーションが用意されています。※記載の文章は、2018年10月時点の情報です。