「デリカスペースギア」は、1994年5月に発売されたワンボックスカーで、「スーパー・プレジャーRV」をコンセプトに据えたクルマとして開発されました。フロントエンジンレイアウトの独自パッケージングを採用することにより、セダンのように自然な運転姿勢を実現するとともに、高い安全性能の確保にも成功しています。この車両には、特装モデルとしてエアロパーツを装着した「ヴィーナス」、簡易キャンパー仕様モデルとなる「ネスト」、夏期限定車「ジャスパー」などがラインナップしています。なお、スキーヤー向けの冬季限定車として販売されていた「シャモニー」については、1999年より常設グレードに昇格しています。2005年11月発売モデルには、基本グレードの「シャモニー」に、ルーフ形状(エアロルーフもしくはハイルーフ)や乗車定員(7人もしくは8人)の違いによるバリエーションが設定されています。さらに、特別仕様車の「アクティブフィールドエディション」「アクティブフィールドエディション SE」も用意されています。また、このモデルには、デュアルエアバッグやマルチモードABSが安全装備として全てのクルマに備えられている他、助手席バニティミラーには照明が、ヘッドランプには光軸調整機構が追加されています。そして、ボディーカラーに関しては、「ブラックマイカ」や「ホワイトソリッド」などから選択が可能となっています。※記載の文章は、2018年11月時点の情報です。