ビーエムダブリュー | BMW K1600グランドアメリカ | K1600GrandAmerica
車輌プロフィール
2018年3月に発売されたK1600グランドアメリカは、その名の通り、北米の市場と大陸を強く意識したコンチネンタルツアラーだった。2011年モデルから始まったK1600・シリーズは、GT/GTL、GTLエクスクルーシブを経て、バガーカスタムが施されたK1600B(2017年-)までバリエーション展開が進んでいた。シリーズ「5番目」のモデルとして、2017年秋のEICMA(ミラノショー)で公開されたK1600グランドアメリカは、K1600Bをベースに、トップケースや大型の電動式スクリーンを採用したモデル。トップケース、大型スクリーンは、K1600GTLにも装備されていたが、K1600Bのロー&ロングスタイルを構成していた専用のリアセクション(エキゾーストやサイドケースの形状など)に対してのトップケース追加であったために、バガースタイルらしい「リア下がり」のラインは保たれていた。排気量1,649ccの水冷4スト直列6気筒エンジンをはじめとした基本機構は、他のK1600シリーズと共通。日本市場向けモデルには、ETC車載器も標準搭載された(BMWは、2017年9月1日出荷以降のすべての二輪車に標準装備)。2021年モデルからは、(世界共通の仕様として)リバースエイドなどが(世界共通の仕様として)標準装備された。2022年モデルでマイナーチェンジを受け、欧州規制のユーロ5に適合。よりトルクフルなエンジン特性になるとともに、10.25インチのTFTメーターを標準装備するなどの変更を受けた。
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