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- マイナーチェンジでRSが復活した
ホンダ フィットハイブリッド 「マイナーチェンジでRSが復活した」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
マイナーチェンジでRSが復活した
2023.1.19
- 年式
- 2020年2月〜モデル
- 総評
- 今回のマイナーチェンジで動力性能が向上し、操縦性や乗り心地についても熟成された印象を受ける。価格も全般的にリーズナブルであり、パーソナルユースにはもちろん、ファミリーカーとしても納得のできる使い勝手が得られるモデルだ。
- 満足している点
- マイナーチェンジでフロントマスクが見直され、ロードセーリングなるRSが復活したこと。ワインディングを一段とスポーティに駆け抜けることが出来、インテリアもRSの雰囲気に見合ったデザインが採用されている。e:HEVならではの経済性の高さも大きなメリットだ。
- 不満な点
- ワインディングを走らせた際に、高回転でのエンジンノイズが大きめに出る。ガソリン車と大差ない感じだが、普段はそこまで回すような機会はないので問題とはならないはず。
- デザイン
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4
- 2022年10月にマイナーチェンジを実施。一見した程度では変わっていないように思えるが、ノーズ部分のアッパーグリルの位置を上げ、メッキのラインを通すことで引き締まった表情に変わった。新設のRSはさらにグリルが大きく、スポーティな仕上がりを見せている。
- 走行性能
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4
- e:HEVは駆動用モーターが全車で強化され、従来の109馬力から123馬力にパワーアップ。注目のRSには3段階のドライブモードスイッチと4段階で調節可能な減速セレクターを装備する。「ノーマル」モードでも十分に力強く、「スポーツ」モードに切り替えるとレスポンスがシャープになり、よりパワフルな加速フィールが楽しめる。減速セレクターはエンジンブレーキ的な使い勝手が得られるが、ワンペダルドライブほどの強い減速Gではない。
- 乗り心地
-
4
- RSは足まわりも専用チューンとなり、標準タイプよりも硬質な乗り味となる。路面からの入力は大きめに感じられるものの、突き上げをうまくいなしてくれるので不快な乗り味とはならない。十分に快適であり、ファミリーユースとしても納得できる仕上がりだ。室内空間はライバルよりも広く、静粛性もクラスの平均レベル以上にある。
- 積載性
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5
- 初代から受け継がれているセンタータンクレイアウトのおかげで荷室空間はライバルを上まわるレベルにある。e:HEV(FF)の荷室容量は上下合わせて306Lを確保。後席のアレンジで背の高い荷物の積載も可能であり、コンパクトクラスではもっとも使い勝手にすぐれている。
- 燃費
-
4
- e:HEV RS のWLTCモード燃費は27.2km/L。ヤリスハイブリッドにはリードされているが、ノートオーラには勝る数値を確保している。一般道6割、高速4割の合計250kmを計測した際の実燃費は24.8km/L。数値は走り方によって変わるものの、日常使うシーンにおいては20km/L以上の経済性は期待できる。
- 価格
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4
- e:HEV RSはおよそ235。ヤリスハイブリッドのスポーティグレードとなるZとほぼ同価格だ。どちらも走りが楽しく、経済性にすぐれているが、室内空間の広さやラゲッジルームの使い勝手のよさではフィットにかなわない。
- 一条 孝
- 自動車ジャーナリスト
- 自動車専門誌の編集&ライターとして活動後、自動車ジャーナリストとして専門誌やWeb、タブロイド紙などに寄稿。運転する楽しさを追求するとともに、環境性能やパッケージングにもこだわりを持つ。これまで保有した車の大半はFRレイアウトのマニュアル車。日本自動車ジャーナリスト協会会員。
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- 新車価格(税込)
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203.8 〜 271.8
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- 中古車本体価格
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12.4 〜 208.0
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