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ホンダ N-BOXカスタム 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
184.9 〜 236.3
-
- 中古車本体価格
-
1.0 〜 1168.2
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2023.12.21
- 年式
- 2023年10月〜モデル
- 総評
- プラットフォームはキャリーオーバー、基本シルエットも変わらず、ボディパネルやウインドウガラスの基本形状も変わっていない。これでフルモデルチェンジ!?と言いたくもなるが、乗ってみるとあらゆる面が洗練されている。3代目もまた高い人気をキープしそうだ。
- 満足している点
- 先代も品質感の高さは印象的だったが、新型はさらに洗練された印象を受ける。足まわりも乗り心地のよさに加え、しっかりとした乗り味が得られるようになっている。新しくなったインパネやメーターパネルも登録車並みの造りでチープさをまるで感じさせない。運転席の造りや後席の広さ、座り心地、自転車が積みやすくなったラゲッジルームの造りもいい。
- 不満な点
- ステアリングにテレスコピック機構が欲しいのと、運転席まわりに収納スペースが少なくなったのが気になるところ。グレードが整理されて標準仕様にターボモデルがないのも残念だ。価格面でライバルよりやや高価な印象も受けるが、このへんは乗れば納得か?
- デザイン
- 従来型と大きく異なるのはフロント&リヤのデザイン。標準仕様は人の目をモチーフとしたデザインで小さな丸穴で構成されたフロントグリルもユニークだ。カスタム系は左右のヘッドランプを繋ぐ横一文字のラインが特徴。フルLED化されたリヤコンビランプはそれぞれで専用デザインを採用するなど、差別化が行われている。
-
- 瓜生洋明(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2023.11.30
- 年式
- 2023年10月〜モデル
- 総評
- 名実ともに「日本で一番売れているクルマ」だけに、そのフルモデルチェンジは多くの人が注目するところとなった。新型は随所にアップデートが施されているものの、基本的にはキープコンセプトのままでBEVの登場などドラスティックな変更は行われなかった。とはいえ、「王者」であるN-BOXがあえて冒険する必要がないのも事実であり、現ユーザーがそれを求めているのも事実である。そういう意味では非常に堅実的なフルモデルチェンジだったと言えるが、将来を考えたとき「変わらない」ことは弱みになるかもしれない。いずれにせよ、現時点では多くの人におすすめできる1台であることは間違いない。
- 満足している点
- すでに死角のないモデルであったN-BOXだが、新型では先進安全運転支援機能がさらに進化するなど、もはや弱点を見つけることが難しいほどバランスのとれた1台となった。また、ベースモデル、カスタムモデルともに、キープコンセプトでありながらもひと目で新型とわかるデザインとなっている点もグッド。道具としてのクルマとしては、現時点における最高到達点のひとつと言えるだろう。
- 不満な点
- 細かな点であるが、強いて言えばライバルであるスズキ・スペーシアが新たに採用した「マルチユースフラップ」(オットマン)は、N-BOXにも採用してほしいところ。それ以外には「もう少しパワーがほしい」とか「もう少し室内幅がほしい」といった要望を挙げたいが、それはもはやN-BOXに対する不満と言うよりも軽自動車そのものに対する不満と言ったほうがいいのかもしれない。
- デザイン
- 軽自動車であることや、室内空間の広さが最重要視されるスーパーハイトワゴンであることなど、N-BOXにはデザイン上の制約が非常に多くあるにもかかわらず、先代のデザインをさらに洗練させているのは称賛すべき点だ。特に、カスタムはコンパクトなミニバンのようなたたずまいであり、先代と比べてもよくまとまっている印象だ。インテリアも、近年のホンダに見られるナチュラルテイストが特徴で、リビングルームのような居心地の良さを持っている。使い勝手も含めて、非常に優れたデザインであると感じる。
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- 塩見 智(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2023.11.10
- 年式
- 2023年8月〜モデル
- 総評
- 軽乗用車のキングに上り詰めたN-BOXおよびN-BOXカスタムの最新版ということで、先代のパワートレーンと車台を流用しながらも、さらなる洗練度を盛り込んで登場させてきた。ターボはとうとう200万超えのクルマになってしまったが、300近い小型車と比較して上回る部分が結構ある。
- 満足している点
- 2代目ですでに軽乗用車として最高レベルに達していた快適性がさらに向上した。特に静粛性。ルーフとフロアの遮音対策をそれぞれ強化した結果、3気筒エンジンのうなるような音が目立たなくなった。N-BOX、N-BOXカスタムともに、ひと目でN-BOXの新型だなとわかるスタイリングもグッド。
- 不満な点
- 強いて言えば絶対的な価格が軽乗用車としては高いことが不満だが、きちんと内容が伴っているので割高というわけではない。ファーストカーとしての需要に応える性能と装備なのでOK。よって不満なし。
- デザイン
- N-BOXは存在感のある丸目ヘッドランプにボディ同色グリルの採用で、スッキリしているが貧素ではない顔つきになった。いっぽうN-BOXカスタムはクロームメッキ部分が減り、ギラつきを抑えた顔つきになった。いずれにせよひと目でN-BOXシリーズの最新版だとわかる造形を守った上で新鮮さを盛り込み、2代目オーナーも欲しくなるデザインだ。
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- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2023.5.22
- 年式
- 2017年9月〜モデル
- 総評
- 2017年のフルモデルチェンジで2代目となり、登録車を含む四輪車で何度もベストセラーに輝くN-BOX。スクエアで背の高いボディは室内空間にゆとりをもたらし、大人4人乗車でも狭さをまるで感じさせない。インテリアの仕立ても乗用車的でコンパクトクラスよりも上質だ。いまやスーパーハイトワゴンのライバルは豊富にそろうが、現在(2023年5月)でも好調な売れ行きを見せている。モデル末期となってもN-BOXに死角はない?
- 満足している点
- N-BOXの室内は上質で大人っぽいカラーコーディネートがライバルとは異なる。室内空間も広々としていて、後席は左右別々にスライド&リクライニングが可能。荷物を積み込んで前方にスライドさせても足元にはまだ余裕がある。ここまではライバルでも可能だが、座面を跳ね上げて高さのある荷物を収納するチップアップ機構もある。ソフトな乗り心地もN-BOXの美点。ライバルに対して隙を見せない。
- 不満な点
- 乗り心地に優れる反面、ペースを上げるにつれて気になってくるのがコーナーでのロールの大きさ。高速では横風の影響も無視できない。WLTCモード燃費は20.2〜21.2km/Lだが、経済性ではコンパクトクラスのハイブリッドモデルに太刀打ちできない。
- デザイン
- もはや見慣れたスタイリング。標準仕様もカスタムもN-BOXであることがすぐにわかるほど。2020年12月のマイナーチェンジで内外装のリニューアルを実施し、標準仕様とカスタム系の違いをさらに明確化してカスタム系のフロントまわりデザインを一新。高級感、存在感を高めている。ナンバープレートも中央に配置した。
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- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 3
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2023.1.11
- 年式
- 2017年9月〜モデル
- 総評
- 高品質な軽自動車を求めるニーズとの相性がいいと思います。室内の広さはライバル(スーパーハイトワゴンクラス)と同水準で“明らかにクラスを超えた”とはいきませんが、走行性能や安全性まで考えると競争力が高いですね。
- 満足している点
- チープさのないスタイリングと存在感。軽自動車とは思えない走りの安定感。そして広い後席スペース。また、軽自動車としては珍しくレーダーを組み合わせコストのかかった高性能な先進安全システムも自慢です。小さなファーストカーとして所有するのにもお勧めできますね。サイズやエンジンなどの規格は軽自動車ですが、クルマの作りは軽自動車の枠を超えているといっていいでしょう。
- 不満な点
- 価格も、一般的にイメージする軽自動車の枠を超えてしまっていること。快適装備に加えて先進安全装備も充実しているので、従来の軽自動車の概念を超えた価格上昇も仕方ないところかもしれません。
- デザイン
- 通常のN-BOXに対して“やんちゃ”というよりは、高級感を増した雰囲気ですね。もっとも大きな違いはフロントのデザインですが、一歩間違うとオラオラ顔になってしまうところを、そうならない程度に派手にした絶妙な感じがいいと思います。いずれにしろN-BOXのスタイルは軽自動車のなかでは風格が立派だと思いませんか?
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- 栗原 祥光(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2022.6.23
- 年式
- 2021年12月〜モデル
- 総評
- Nシリーズは、間違いのない選択肢といえる1台。大きな不満もなく、人気車種ゆえに買取金額にも期待ができる。その中でNボックスカスタムは自分らしい個性が出せる1台といえそうだ。
- 満足している点
- 車内の使い勝手の良さ、特に収納などの面で不満を覚えることはないハズ。また2列目を倒し3列目シートとつなげると車中泊にも余裕で対応できる。
- 不満な点
- 力強さを覚えるエクステリアに対してインテリアは柔らかさを覚え、世界観がマッチングしていない印象。もう少し高級感が欲しいところだ。
- デザイン
- 人気の軽自動車N-BOXをベースに、より力強さを得た印象。軽自動車に対して頼りないというイメージを抱く方にはオススメだ。意外と女性からの支持を集めているとのことだ。
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- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 2
2022.6.20
- 年式
- 2017年9月〜モデル
- 総評
- 欠点はないとは言い切れないが、日本で最も売れている軽自動車というだけあって完成度は高い。特に完成度の高さを感じるのがパッケージだ。ホンダは室内空間の確保が上手く、シートアレンジも豊富で空間の匠という印象を受ける。スライドドアを欲するユーザーが重要視しているポイントを上手く抑えていると思わせる。スライドドアを有するハイトワゴン軽は人気のジャンルであるが、その中でも完成度が高いと思わせるのが、このパッケージに表れていると思う。
- 満足している点
- 各種質感が優れていること、そして積載性がハイトワゴン軽の中でも特出して優れていて、室内空間が広々としていることだろう。長年日本で最も売れている軽自動車に君臨しているN-BOXシリーズだが、スライドドアを有するハイトワゴン軽の中でもトップクラスにパッケージとしての完成度が高いと思わせる1台となっている。売れているモデルにはそれ相応の理由がしっかりとあるということを改めて感じさせる。カスタムのように味違いを用意しているのも理由の1つだろう。
- 不満な点
- やはり値段だ、このモデル最大にして唯一…とまではいかないが数少ない欠点と言えるだろう。年々軽自動車の値段が上がっているとは言え、エントリーグレードで180万、オプションやグレード展開などを考えると当たり前に200という軽自動車の大台を超えてくるところは、やはり躊躇してしまう検討者も少なくないはずだ。軽自動車という枠で考えてしまいがちだが、トップグレードにオプションを着けていった値段ならば普通車のスライドドア車だって見えてくる。
- デザイン
- スライドドアを有するハイトワゴン軽なので、全体的なシルエットが似通ってしまうのは仕方ないと思う。しかし、そのような制約が大きい中でノーマルのN-BOXとのデザイン上の差別化は上手く出来ていると思う。この手に多いのはメッキパーツの追加やホイールのインチアップといったところだが、ヘッドライトデザインを大きく変えてきたのは差別化をする上で英断だった。フロントマスクの印象が大きく変わり、N-BOXのいい意味でシンプルな印象からクールな印象へと雰囲気をチェンジしている。
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- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2022.6.20
- 年式
- 2017年9月〜モデル
- 総評
- 見た目のカッコ良さ、ネームバリュー、パワフルで安定感のあるしっかりとした走り、運転のしやすさ、先進安全運転支援技術の充実度、たっぷりと積めるラゲッジと、スーパーハイトワゴン軽に欲しいものがすべて揃っているN-BOX。リセールがいいのも魅力です。
- 満足している点
- 価格がやや割高に感じるためあまり売れていないようですが、助手席スーパースライド仕様はセンターウォークスルーができるようになるため、小さな子供がいる子育て世代にはとても使いやすい仕様です。車外に降りなくても子供のそばに移動できたり、荷室から荷物が取り出せるのが大助かり。
- 不満な点
- ライバルではアウトドアなどで汚れた子供が乗車する際なども気にならず、掃除がしやすい撥水加工シートがオプションで設定されていたりしますが、N-BOXにはないのでアウトドア好きのファミリーにはちょっと魅力減かもしれません。
- デザイン
- どことなくアメリカンな雰囲気だった初代から、現行モデルはヨーロピアンな雰囲気に変身。そこに、軽でもナメられない威風堂々としたグリルやスタンスをプラスしているのがカスタムです。でも無駄がなくスッキリとしていて、野暮ったくないところも秀逸。
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- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
2022.1.17
- 年式
- 2017年9月〜モデル
- 総評
- 日本の国民車となった容積型の軽自動車。N-BOXはそのトップセラーとして世の中に貢献し続ける。小さいが衝突安全ボディは優秀。試験場で「アコード」とオフセット衝突させた直後のN-BOXを取材したが前ドアだけでなくスライドドアもスッと開いた。ただ、ボディが小さいため分散しきれない衝突エネルギーは同乗者へと向かう。軽自動車全体の課題だ。
- 満足している点
- 容積型の軽ミニバンが不得意だった安定した走行性能の確保と、3パターンから選べるシートアレンジ、ボトムグレードからHonda SENSINGが標準装備である点に加えて、2021年の一部改良では全車にEPBを採用しACCに渋滞追従機能が追加。NO.1セールスにあぐらをかかず、地道にユーザーが求める改良や装備追加を継続している点こそ最良ポイントだ。
- 不満な点
- 運転席に座るとよくわかるがスイッチの類いが非常に多い。これだけの充実装備をサイズに制約がある軽自動車に詰め込んだわけでスイッチが多くなるのは当然ながらも慣れるまで時間がかかる。小物類が各所に収納できるのはありがたいが、それだけに意識して収納していかないと物が車内に散らかりがちになる。
- デザイン
- 存在感あるマスクに腰高感を抑えたサイドシルエット、そして発光面積が大きく取られた縦長のテールレンズ。「標準」モデルのすっきり感と「カスタム」モデルの押し出し感を両立する優れたデザインだ。この成功は新型となった6代目ステップワゴンにも受け継がれた。可能な限り横方向に張り出させたテールレンズは見た目だけでなく被視認性も高い。
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- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 2
2021.1.14
- 年式
- 2017年9月〜モデル
- 総評
- 今、軽自動車のなかではもっとも売れているジャンルの一番人気モデルだけあって、「価格」以外は文句なし。もしも価格に納得できるのであれば、非常に良い選択です。
- 満足している点
- 背の高さを最大限活用した、抜群の居住性と積載性。そして背の高さをほとんど感じさせない安定した乗り味は、この車の大きな武器です。
- 不満な点
- 使い勝手や走行性能に関してはかなり高い平均点を誇る車ですが、その分だけ価格は高め。軽自動車にこれだけのお金を投じることに疑問を感じる人もいるでしょう。
- デザイン
- 初代のイメージを受け継ぎながらも各部を洗練させたデザインはなかなかお見事。ボディのサイドを貫くキャラクターラインが、背の高い箱型の車に伸びやかな印象を与えています。ややワイルド系な「N-BOXカスタム」も、ワイルド過ぎないちょうど良さがあります。
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