CARVIEW |
Select Language
HTTP/2 200
content-type: text/html;charset=UTF-8
date: Tue, 14 May 2024 15:13:54 GMT
traceresponse: 00-00000000000000001d7b11c42411860a-f3d07b8861bc241c-01
x-dt-tracestate: 10f9721c-bbdd958b@dt
vary: origin,access-control-request-method,access-control-request-headers,user-agent,accept-encoding
content-encoding: gzip
content-language: ja-JP
server: nghttpx
permissions-policy: unload=()
accept-ch: Sec-CH-UA-Full-Version-List, Sec-CH-UA-Model, Sec-CH-UA-Platform-Version, Sec-CH-UA-Arch
permissions-policy: ch-ua-full-version-list=*, ch-ua-model=*, ch-ua-platform-version=*, ch-ua-arch=*
x-frame-options: SAMEORIGIN
x-content-type-options: nosniff
x-xss-protection: 1;mode=block
cache-control: private,no-cache
set-cookie: B=93d1c9e2-1204-11ef-b759-8f6374f333c4&v=6&u=1715699634&s=8m; expires=Fri, 15 May 2026 15:13:54 GMT; path=/; domain=.yahoo.co.jp; secure
set-cookie: A=73iu3u5j46vti&sd=A&t=1715699634&u=1715699634&v=1; expires=Wed, 14 May 2025 15:13:54 GMT; domain=.yahoo.co.jp; path=/; httponly; secure
set-cookie: XA=73iu3u5j46vti&sd=A&t=1715699634&u=1715699634&v=1; expires=Wed, 14 May 2025 15:13:54 GMT; domain=.yahoo.co.jp; path=/; httponly; secure; samesite=none
age: 0
set-cookie: XB=93d1c9e2-1204-11ef-b759-8f6374f333c4&v=6&u=1715699634&s=8m; expires=Fri, 15 May 2026 15:13:54 GMT; path=/; domain=.yahoo.co.jp; secure; samesite=none
西村 直人 - 日本最大級の自動車総合情報サイト【carview!】
西村 直人
交通コメンテーター
WRカーやF1、MotoGPマシンのサーキット走行をこなし、4&2輪のアマチュアレースにも参戦。物流や環境に関する取材を多数。大型商用車の開発業務も担当。国土交通省「スマートウェイ検討委員会」、警察庁「UTMS懇談会」に出席。自動運転技術の研修会(公的/教育/民間)における講師を継続。警視庁の安全運転管理者法定講習における講師。近著は「2020年、人工知能は車を運転するのか」(インプレス刊)。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会会員。
-
専門家レビュースズキ スペーシア初代が誕生したのは2013年3月。いわゆる“スーパーハイト系ワゴン”として認知が進み、代を重ねるごとに台数は右肩上がりに。現行モデルは2023年11月に登場した3代目だ。標準モデルのスペーシアと、華やかさを添えたカスタムの2バリエーション手法は従来モデル通り。3代目は後席シート座面に工夫を加え使い勝手を向上させた。2024.4.30
-
専門家レビュースズキ スペーシアカスタム初代が誕生したのは2013年3月。いわゆる“スーパーハイト系ワゴン”として認知が進み、代を重ねるごとに台数は右肩上がりに。現行モデルは2023年11月に登場した3代目だ。標準モデルのスペーシアと、華やかさを添えたカスタムの2バリエーション手法は従来モデル通り。3代目は後席シート座面に工夫を加え使い勝手を向上させた。2024.4.30
-
専門家レビューホンダ アコード1976年5月に誕生したアコードは当初、ハッチバックモデルからスタート。その後、1977年10月にセダン(サルーンと命名)が追加された。現行モデルは11代目にあたる。SUV全盛のなかでクルマの基本であるセダンボディを見つめ直し、人と時代に調和するというアコードのコンセプトを現代技術で創り上げた。2024.4.30
-
専門家レビュー三菱 トライトン三菱は1978年に1t積みクラスのピックアップトラックとして「フォルテ」を発売し、2023年まで45年の間に約150カ国で約570万台を販売。「トライトン」はそのフォルテをルーツにもつ最新モデルで、同じく1t積みクラスのピックアップトラックに属する。登録区分は1ナンバーなので初回車検は2年、2回目以降の車検は1年ごとになる。2024.4.30
-
専門家レビューBMW 5シリーズ セダンBMWの看板モデルである5シリーズ。すでに過去の7シリーズを超えるボディサイズになってきているが、それでも世界の各地域で強化される衝突安全基準をクリアしながら、可能な限り車両重量を抑えた(1760kg/日本仕様の523i)。同じプラットフォームでBEVモデルあるi5シリーズも用意する。多角的な電動化プランだ。2024.4.30
-
専門家レビューメルセデス・ベンツ Eクラス セダンEクラスはセダンモデルのベンチマークとして長らく君臨してきた。今やセダンボディの優位性はSUVに押され気味ながら、まだまだ欧州市場ではベーシックなクルマとして不可欠な存在だ。電動化を大々的に掲げたメルセデス・ベンツながら、Eクラスは電動アシスト化された内燃機関を新型の主力に据えた。ガソリンとディーゼル、ともに4気筒だ。2024.4.30
-
専門家レビューメルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴンEクラスはセダンモデルのベンチマークとして長らく君臨してきた。今やセダンボディの優位性はSUVに押され気味ながら、まだまだ欧州市場ではベーシックなクルマとして不可欠な存在だ。電動化を大々的に掲げたメルセデス・ベンツながら、Eクラスは電動アシスト化された内燃機関を新型の主力に据えた。ガソリンとディーゼル、ともに4気筒だ。2024.4.30
-
専門家レビューマツダ MX-30 EVモデルMX-30のPHEVモデル。エンジンで発電するが、その内燃機関がマツダらしくユニークでロータリーエンジン(1ローター)を発電用として活用している。新規開発した830ccのロータリーエンジン(72PS/112N・m)は発電時に最大効率を発揮するように設計された。シリーズハイブリッド方式なのでエンジンが直接タイヤを駆動することはないが、急加速時などはエンジンが4000回転以上回ることから、その存在がしっかり確認できる。2024.2.28
-
専門家レビューレクサス LBXスニーカーをイメージしたというレクサスの最小SUV。ただし、最小といってもサイズがものすごく小さいわけではなく4190×1825×1545mmのスリーサイズが与えられた。搭載エンジンからも想像がつくように、ベースとなったのはヤリスクロスだ。しかし単にボディを変更しただけではなく、プラットフォーム各部を補強し、前後のトレッドも拡大した。サスペンションはLBX専用にジオメトリーも変更され骨太に。乗り味はまったく別物だ。2024.2.28
-
専門家レビュースズキ スイフトこれ一台でマルチに使える、そういったクルマは世界中で販売台数を伸ばしているが、歴代のスイフトは、さらに走行性能の高さと実用燃費性能の高さで定評がある。日本だけでなく欧州での人気も高い。今回4代目だが、初代からの年間販売台数をグラフにするときれいな右肩上がりで、世界累計販売台数は900万台を数える。5代目はエンジンを4気筒から3気筒にして、そこにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせて高効率化。5速MTモデルもある。2024.2.28
-
専門家レビュートヨタ GRカローラG'sに端を発するGRブランドの最新モデルがGRカローラだ。世界の100カ国以上で販売されているカローラだが、そのハッチバックモデルを大幅に改良しピュアスポーツモデルに仕立てた。搭載エンジンは直列3気筒1.6Lターボで、1Lあたりの出力は190PSにも達する。これに6速MTを組み合わせた。駆動方式にはGR-FOURと呼ばれる電子制御カップリングを用いた前後トルク配分機構を用い、前後にトルセンLSDをドッキング。3つの配分モードがある。2024.2.28
-
専門家レビューマツダ ロードスターギネスブックにも販売記録が掲載されるオープンカー。現行モデルは4代目で2015年に登場。その後、改良が進められてきたが2023年秋に大幅な変更が加えられた。大きくは、電子プラットフォーム、走行性能の向上、質感の向上だ。電子プラットフォームはセキュリティ対策の一環として法規で求められた内容。走行性能ではアシンメトリックLSDを装備して、不安定な車両姿勢になりがちな減速旋回時に減速力を制御して安定方向へと導く。2024.2.28
-
専門家レビュートヨタ クラウン(スポーツ)「クロスオーバー」を原点にして誕生した新生クラウン。このうち走行性能を高めたモデルとして「スポーツ」をデビューさせた。搭載するパワーユニットは直列4気筒2.5Lのハイブリッド(システム出力234ps)と、同PHEV(システム出力306ps)の2タイプで、いずれも後輪に独立型モーターを持つE-Four(4輪駆動)とした。2024.1.29
-
専門家レビュートヨタ GRヤリスコストパフォーマンスを度外視したかのような作り込み。これこそモータースポーツ直系のGRならではの策。コンパクトカーであるヤリスをベースにしながらも、実際は一クラス上のカローラのプラットフォームをボディ後半に活用しながら専用デザインの外板を開発した。また、アウターパネルの多くにアルミ素材を用い軽量化を実現。パワーユニットはWRCをはじめ大活躍の直列1.6L 3気筒ターボユニットだ。進化型では8速ATも加わった。2024.1.29
-
専門家レビュートヨタ クラウン(セダン)2.5Lハイブリッド+4速ATのマルチステージハイブリッドと、燃料電池システムを搭載するFCEVの2本立て。両パワートレーンともに、滑らかな乗り味が最大の特徴だ。それもちょっとやそっとのレベルではなく、700台で購入できる車両ではナンバーワンに位置するほど。とくにFCEVモデルはお抱え運転者付きのショーファードリブンとしても迎え入れられる出来映えだ。セダンこそ、新生クラウンの代名詞だと思う。2024.1.29
-
専門家レビューBMW 3シリーズ セダン直列4気筒2.0Lガソリンターボ/同ディーゼルターボ/ガソリンターボ+PHEVシステム/直列6気筒3.0Lガソリンターボと幅広いパワートレーンをもつ3シリーズセダン。このほかMシリーズも用意される。その最新モデルである「BMW M3 CS」がBMWオンラインストア専売として販売を行った(2023年5月)。メルセデス・ベンツCクラス、アウディA4と並ぶプレミアムセダンの代名詞だ。2024.1.29
-
専門家レビュートヨタ ヤリス2020年2月に「ヤリス」として登場したコンパクトハッチバックモデル。TNGA思想によるGA-Bプラットフォームに新開発の1.5L 3気筒エンジンを組み合わせ、WLTC値で36.0km/Lを記録する。そして2024年1月、ヤリスが小変更を受けた。グリルを中心に外観を変更し、先進安全技術のセンサー認識対象範囲を拡大。また、サブスクリプションサービス「KINTO UnLimited」の第2弾としてUグレードを設定した。2024.1.29
-
専門家レビュートヨタ ヤリスハイブリッド2020年2月に「ヤリス」として登場したコンパクトハッチバックモデル。TNGA思想によるGA-Bプラットフォームに新開発の1.5L 3気筒エンジンを組み合わせ、WLTC値で36.0km/Lを記録する。そして2024年1月、ヤリスが小変更を受けた。グリルを中心に外観を変更し、先進安全技術のセンサー認識対象範囲を拡大。また、サブスクリプションサービス「KINTO UnLimited」の第2弾としてUグレードを設定した。2024.1.29
-
専門家レビュースバル インプレッサ(ハッチバック)e-BOXERモデルのほか、ハイブリッドシステムのない素の2.0Lモデルも用意する。トランスミッションはCVTのみで、いずれもFFとAWDを用意する。初代から続く扱いやすいボディサイズに、時代が求める高い衝突安全性と先進安全技術「3眼式・新世代アイサイト」、そして229万9000〜というリーズナブルな価格を両立。2023.12.20
-
専門家レビューポルシェ 911リヤエンジン・リヤ駆動であるRR方式の「後輪で曲がる」感覚をつかみやすい。これがポルシェ911が取っつきやすいスポーツカーであると言われる原点。実際には数々のセオリーに則った運転が求められ、よって一定レベル以上の運転スキルを持ったドライバーでなければおすすめはできないが、だからこそ憧れの一台なのだ。2023.12.20
-
専門家レビュートヨタ ヤリスクロスコンパクトモデルであるヤリスをベースにしたヤリスクロス。ガソリンモデルとハイブリッドがあり、駆動方式はFFモデルと後輪に独立した駆動モーターを持たせたE-Four(4WDモデル)を用意する。さらにGR SPORTとして外観、内装、走行性能を高めたモデルも用意する。専用サス設定にボディの高剛性化がメニューだ。2023.12.20
-
専門家レビューマツダ CX-82017年、マツダは「走りやデザインを諦めたくない。でも家族や友人ともドライブを楽しみたい」と考えるユーザーに対し、多人数乗用車の新たな選択肢としてCX-8を提案。スライドドアではなくヒンジ式で3列シートとし、ボディはCX-5をストレッチさせ成立させた。残念ながら2023年12月生産終了。後継モデルはCX-80となる。2023.12.20
-
専門家レビュートヨタ GRカローラ最後の適正価格ICE(内燃機関)スポーツモデルか? 1000以上の高額車としてなら可能性は続くが、500クラスでは排出ガス、騒音規制などの問題からも実現が難しい。その意味で、カローラスポーツをベースにしたGRカローラは注目の一台。走行性能で定評のあったモデルに直列3気筒1.6ターボ+6速MTをドッキングした。2023.12.20
-
専門家レビュースバル レヴォーグSUBARU=ステーションワゴンという図式を印象づけたレガシィ・ステーションワゴン。その後継モデルがレヴォーグだ。新開発の水平対向4気筒1.8Lターボ、改良型2.4LターボにシンメトリカルAWDによる優れた走行性能を加えた。先進安全技術群も「アイサイトX」へと進化させた。2023年10月、一部改良を実施。装備内容を見直した。2023.11.26
-
専門家レビューレクサス NX初代は2014年に登場。2代目となり今やレクサスの中堅どころSUVに成長した。中堅といっても走行性能や装備の類いはレクサスの中でトップランクに位置する。日本の道路では上限に近いが、全長4660×全幅1865×全高1660mmとレクサスSUVの中では扱いやすいサイズに留まる。多彩なパワートレーンもセールスポイントだ。2023.11.26
-
専門家レビュースズキ ジムニーラダー(格子型)フレームによってキャビンと車体下部を分離することで、軽自動車規格の中ではトップランクに位置する悪路での走破性能を誇る。機械式副変速機を用い、ボディが小さく軽く、スムーズに動く足回りを持っていることから、標準装着タイヤのままでも泥濘地や雪道も突き進む。悪路での走破性能を第一に考えたモデルなので、用途を考え購入頂きたい。2023.11.26
-
専門家レビュー日産 スカイライン1957年の初代誕生から現在に至るまで販売を続けるスポーツセダン。13代目となる現行型は2013年11月に発表されたので、すでに丸10年を迎えた。V型6気筒3.5Lハイブリッド(1モーター2クラッチ方式)を基本に、2014年6月にはメルセデス・ベンツ製の直列4気筒2.0Lターボを追加。現在は、V型6気筒3.0ツインターボのみに整理された。2023.11.26
-
専門家レビュースバル レイバックSUBARUはアウトドアフィールドで圧倒的な強さを誇っている。しかし、日本市場においては都市型SUV人気が根強い。そこで登場したのがレイバックだ。レヴォーグをベースに最低地上高を55mm高めて200mmを確保。一方で全高は1570mmに抑えて都市部での使い勝手を考慮した。全幅は1820mmとレヴォーグよりも25mm広いが、それは樹脂フェンダーの増加分。2023.11.26
-
専門家レビュートヨタ アルファード話題沸騰のミニバン、トヨタ「アルファード」&「ヴェルファイア」だが、ルーツは2002年に初代が登場したアルファードだ。今回、アルファードとしては4代目を名乗る。同じくトヨタの兄弟ミニバン「ノア&ヴォクシー」よりも一回り大きなボディにゆとりあるキャビン、快適な居住性能を確保した。3代目からは上級装備を携え法人需要にも応える。2023.9.16
-
専門家レビュートヨタ ヴェルファイア初代アルファードは「アルファードG」として2002年に誕生していたが、同時期に「アルファードV」を兄弟車としてデビューさせ、販売チャンネルごとに区分けしていた。それを2008年の2代目アルファード登場時に、アルファードVから「ヴェルファイア」へと車名を変更し、デザインやイメージカラーについてもヴェルファイア専用とした。2023.9.16
-
専門家レビュー三菱 デリカミニ車高を高くしたスーパーハイトワゴンと呼ばれるカテゴリーに誕生した軽自動車のSUVモデル。スズキ「スペーシアギア」、ダイハツ「タントファンクロス」など強力なライバル車がいる中、本格的な悪路での走破性能を持たせて差別化を図った。三菱といえばクロカンミニバン「デリカD:5」が大人気だが、こちらは優れた4WD性能+走破性能の高さが人気の秘密。このお膳立てをスーパーハイトワゴンクラスに採り入れたのがデリカミニだ。2023.8.14
-
専門家レビューフォルクスワーゲン ゴルフ R ヴァリアント8代目ゴルフR(320PS/420N・m)のステーションワゴンモデル。ゴルフRの称号にふさわしい走行性能と、ステーションワゴン(ヴァリアント)としての実用性能を組み合わせた。8台目ゴルフ向けに専用設計が各所に施されたMQBプラットフォームは完成の域に達した。荷物を積載するシーンが多くなるであろう走行状況でも、ゴルフRならではの一体感あふれる走りが楽しめる。オプション装備の19インチタイヤをしっかり履きこなす電子制御可変ダンパーの働きも秀逸。2023.8.14
-
専門家レビュースズキ アルトハイブリッド現代の軽自動車には大人4人がしっかり移動できる空間があり、その空間は衝撃吸収ボディや衝突被害軽減ブレーキをはじめとした先進安全技術で守られている。環境だけでなく人にも優しい。なかでもこのアルトは、初代誕生の1979年から「小・少・軽・短・美」を軸に、生活の足となる、使いやすい手頃な軽セダンを求めるユーザーの声に応え続ける。2023.7.20
-
専門家レビュースズキ アルト現代の軽自動車には大人4人がしっかり移動できる空間があり、その空間は衝撃吸収ボディや衝突被害軽減ブレーキをはじめとした先進安全技術で守られている。環境だけでなく人にも優しい。なかでもこのアルトは、初代誕生の1979年から「小・少・軽・短・美」を軸に、生活の足となる、使いやすい手頃な軽セダンを求めるユーザーの声に応え続ける。2023.7.20
-
専門家レビューフォルクスワーゲン TクロスタフなSUVイメージがあるものの、実はオンロード向きで、車両構成はコンパクトハッチ「ポロ」の発展版だ。MQBプラットフォームによるゆとりの走行性能を持ち、パワートレーンはしっかり使い切るイメージで活発に走る。前席、後席とも小ぶりなシートながら正しい着座姿勢で快適。ボディサイズは小さいが後席も安楽で、ラゲッジルームは大きめで実用性が高い。2023.7.20
-
専門家レビューフォルクスワーゲン ID.4フォルクスワーゲンが社運をかけて開発したBEV第二弾。第一弾はハッチバックモデルの「ID.3」。次いで登場したこのID.4は安定した人気を誇るSUVボディをまとう。バッテリー容量52kWhの「ライト/AER435km」、77kWhの「プロ/同618km」を誇る。2022年秋の日本導入モデルは即完売し、2023年夏から本格的な販売をスタートさせる。2023.7.20
-
専門家レビューランボルギーニ ウルス電気でドーピングされたBEVはどこかつまらない。とうことで、世界中のスポーツカーメーカーは依然としてガソリンをバンバン燃やして走る劇速モデルの販売を継続する。ランボルギーニのSUV「ウルス」もそのひとつ。同社のプロトタイプ「チータ」から量産「LM002」の流れを汲む、スポーツSUVで666PSのV型8気筒ガソリンターボを搭載する。2023.7.20
-
専門家レビューテスラ モデルXBEV(電気自動車)といえばテスラを思い浮かべる人は多いだろうが、このモデルXをイメージする人は少ないはず。見た目こそずんぐりむっくりしているが、中身はテスラそのもので最新の電動化技術が満載だ。後部ドアが上方へと開く「ファルコンウィングドア」により3列目シートへのアクセスは見た目以上にスムーズ。国内最新モデルでは基本、6人乗りないしは7人乗り仕様が選べる。2023.6.21
-
専門家レビューBMW 5シリーズ セダンいつの時代も5シリーズはBMWの中心的な存在だ。そしてメルセデス・ベンツやアウディとも比較されてきた。7代目に相当する5シリーズは2017年に日本に導入された。直列4気筒2.0Lターボから6気筒、8気筒モデルとハイパワーモデルが相次いで導入された。2023年5月、日本においても8代目が発表された。THE FIRST EDITIONは300台だ。2023.6.21
-
専門家レビュートヨタ カローラスポーツ150ヶ国以上で販売されているカローラ。そのスポーツモデルともいうべきハッチバックがカローラスポーツだ。今でこそGRカローラを擁するが、その原点はハッチバックにあり。導入時のプロトタイプ試乗会はミニサーキットだったが、優れたハンドリング性能はセダンを何倍も上回っていた。現在、ガソリンモデルは4気筒2.0Lになり、ハイブリッドは改良型の4気筒1.8L THS-Ⅱを搭載する。2023.6.21
-
専門家レビューフォルクスワーゲン ゴルフ R8代目ゴルフの最強(320PS/420N・m)モデル。7代目ゴルフRのスポーツ走行性能はそのままに、快適性能を同時に手に入れた。その要となるのが熟成の域に達しているMQBプラットフォーム。電子制御サスペンションに始まる各種デバイスとの融合も高レベルだ。ゴルフを含めた同クラスを購入検討するなら是非とも試乗して頂きたい。BEVの「ID.3」や「ID.4」にはない魅力がある。2023.6.21
-
専門家レビューレクサス LXトヨタの本格的なオフロードモデル「ランドクルーザー」300系と共有部品は多いが、乗り味はしっかりレクサスだ。オンロードに限った試乗では、滑らかさや静粛性はランクル300から2段階向上していることが確認できた。定評のあるオフロード性能にレクサスの演出が加わることから、世界的に大ブレイク中。よって現在、受注停止中。再開の見通しもたっていない。2023.6.21
-
専門家レビューマツダ ロードスターRFロードスターの軽快感にメタル製のリトラクタブル(電動格納式)ハードトップを組み合わせた。電動のルーフは13秒で開閉可能。直列4気筒1.5Lエンジンを搭載するソフトトップのロードスターに対して、このRFでは2.0Lと排気量の拡大版を搭載する。車両重量は最軽量モデルの「S」で1100kgと、ソフトトップの同グレード比で110kg重い。その大部分がハードトップに起因する。2023.6.21
-
専門家レビュースバル XV日本の道路事情にぴったりなボディサイズ、全車AWDモデル&最低地上高200mm、アイサイト(バージョン3)標準装備。これら魅力的なパッケージを1.6Lと2.0Lの水平対向4気筒エンジンと組み合わせた。2018年10月にはe-BOXERと呼ぶマイルドハイブリッドシステムを追加。2019年10月にはアイサイトのツーリングアシスト機能を標準装備した。2023.6.21
-
専門家レビュートヨタ カローラハイブリッド日本の道路事情に最適化したカローラの王道であるセダンボディ。そのハイブリッドモデルは1.8Lの最新版THS-Ⅱシステムを搭載する。ベースグレード「X」で比較した場合、3気筒1.5Lの価格は39上がるが、走行/燃費/所有満足度、いずれをとってもハイブリッドが良い。市街地での実用燃費は掛け値なしで1.5Lの2倍良い。TCOの観点からもおすすめだ。2023.6.21
-
専門家レビュートヨタ アクアハイブリッド専用車として2代目となったアクア。コンパクトなサイズと、ハッチバックボディの使い勝手をそのままに、よりスタイリッシュになった。初代から受け継いだ優れた燃費数値は新しいハイブリッドユニットを得てさらに向上。「B」グレード以外の2次バッテリーにはバイポーラ型ニッケル水素電池を使う。従来比で約2倍の出力が特徴だ。2023.5.19
-
専門家レビュースバル フォレスター2018年に登場した5代目。2.5Lと2.0L e-BOXER(マイルドハイブリッドシステム)を搭載していた。2020年10月には「レヴォーグ」と同じ1.8Lターボエンジンを2.5Lと入れ替える形で追加した。そして2021年8月には大幅改良モデルを投入する。内外デザインを変更しつつアイサイトの機能を強化した。2023.5.19
-
専門家レビュー日産 ノート e-POWER5ナンバーサイズのコンパクトハッチバック。「e-POWER」初搭載車は、2016年の初代「ノート」だ。2020年12月に発売を開始した2代目は、第二世代のe-POWERを搭載し走行性能を向上。同時に、日産各モデルからの乗り換えを受け持つ重責を担うが、見事2022年度電動車販売台数1位を獲得している。2023.5.19
-
専門家レビュースバル WRX S4従来型の2.0Lから排気量を増大させた水平対向2.4Lターボと専用設定となったスポーツリニアトロニック(CVT)を組み合わせたスポーツセダン。ドライブモードセレクトは、AWD駆動制御、電子制御ダンパー、電動パワステ、アイサイト制御内容、エアコンなどを統合制御する。SGP+フルインナーフレーム構造で優れた走行性能を発揮。2023.5.19
-
専門家レビューポルシェ マカンマカン、マカンT、マカンS、マカンGTSと国内のラインアップは現在4タイプある。ベーシックなマカンでもポルシェが目指したSUV像がしっかりと伝わってくる。わかりやすくオンロードでの走行性能が高いからだ。ただ個人的には、純粋なスポーツカーブランドであるポルシェと、適度な緩さの許容が求められるSUVという性格はどことなくミスマッチ感が残る。2023.5.19
-
専門家レビューレクサス ISハイブリッドレクサスを支えるコンパクトセダン。2020年の大幅なマイナーチェンジでは、外観のほか、シャーシは全般にわたり手が加えられた。そのハイブリッドモデルは直列4気筒2.5L+モーターで、FR(後輪駆動)のほかAWDも選べる。SUVを選択肢から外した場合、ボディサイズ、走り、使い勝手ともに、現レクサスではベストモデルといえる。2023.5.19
-
専門家レビューレクサス ISレクサスを支えるコンパクトセダン。2020年の大幅なマイナーチェンジでは、外観のほか、シャーシは全般にわたり手が加えられた。そのハイブリッドモデルは直列4気筒2.5L+モーターで、FR(後輪駆動)のほかAWDも選べる。SUVを選択肢から外した場合、ボディサイズ、走り、使い勝手ともに、現レクサスではベストモデルといえる。2023.5.19
-
専門家レビュートヨタ プリウス初代誕生から26年後に登場した5代目は、歴代プリウスの「優れた燃費数値」≒「エコカー」の領域から一歩、抜きん出た。真っ先に注目されるのはスタイリッシュなデザイン。実車を目の当たりにすると、「欲しいな……」と思わせる説得力がある。従来型から踏襲された1.8Lに加え、2.0Lが新設定。足りなかった走りのゆとりを得ている。2023.2.19
-
専門家レビューテスラ モデル3表向きBEV(電気自動車)専売メーカーのテスラ。その中核にして販売実績の上からドル箱的存在なのが、世界的にこのモデル3だ。全長4694mmなので5ナンバーサイズ。全幅1849mm/全高1443mmだから立体駐車場に対しても制約がほぼない。乗ってもスマホ・ガジェット的なHMIと、とっつきやすい運転特性はドライバーを選ばない。2023.2.19
-
専門家レビューBYD ATTO3群馬県館林市にある金型工場を活用し、欧州のデザイナーや走行性能担当者を起用。そしてBEVの要となるバッテリーは自社生産と徹底した高効率化と適材適所の販売戦略を推し進めるBYD。ATTO 3はその柱となるSUVモデルだ。執筆時現在、型式認定ではなく輸入自動車特別取扱制度を活用し日本で販売を行なっている。2023.2.19
-
専門家レビューホンダ ZR-Vボディサイズからして現行型シビックがベースだ。日本市場にもジャストフィットする高いまとまり具合で、実際、混み合った都市部から高速道路まで手の内に収まる安心感がある。走行性能の高さをうたうSUVは多いが、ZR-Vは徹底的にオンロードに的を絞り、背の低いスポーツモデルのような俊敏さを持たせた。シビックタイプRを血筋に持つだけはある。4WDでは雪道での走破性能を高めている。2023.1.26
-
専門家レビューレクサス RXレクサスブランドの上位クラスSUV。トップに「LX」があるがオフロード性能を意識したクルマ造りであることから、事実上、多くのユーザーにはこの「RX」が選択肢としては最上位にくるだろう。残念ながらコロナ禍の部品不足のあおりを受け、初回は500台のみの抽選販売。すでにこの初回分は完売した。レクサスのWebサイト上では、「500台以外に一般販売を行う」とあるが、執筆時点、詳細は未公表。2023.1.26
-
専門家レビュートヨタ ヤリスクロスハイブリッドSUVは販売すれば飛ぶように売れる、そう言われた時代もあったが、ヤリスクロスがリリースされた2020年8月になると競合車も多種多様で、ここぞといった特徴がないと販売台数はそれほど伸びない。そうしたなかヤリスクロスは安価なガソリンモデルのほかにハイブリッドを用意。FFモデルと後輪に独立した駆動モーターをもたせたE-Four(4WDモデル)による確かな走破性能が最大の武器だ。デザインもシリーズ一のまとまり具合だ。燃費数値も優秀。2022.12.21
-
専門家レビュートヨタ カローラツーリングハイブリッドカローラブランドのステーションワゴンとして幅広い層から支持されている。5ナンバーサイズで軽量ボディの「カローラフィールダー」も併売されており、こちらにも1.5Lのハイブリッドモデル(FFモデルのみで2,330,400)がある。装備の違いを差し引いた価格差は大きくないが、ボディサイズに制約がないのであればカローラツーリングをおすすめする。フィールダーの燃費数値も27.8 km/Lと良好だが、走行性能が段違いだ。2022.12.21
-
専門家レビューマツダ CX-3ディーゼル専用車として誕生したマツダ最小サイズのSUVだ。1.5Lターボディーゼルは高回転域までスッと回り、トルクの落ち込みが少ない。このクラスにはレアな存在である6速MTも、積極的に回すと楽しいエンジン特性にはぴったりだった。デザインも良く、それでいて実用性が高い。これも第6世代商品群として新規開発したマツダ車ならではの利点だ。良いものは一つとする精神から改良を加えながら2022年12月現在も販売を続ける。2022.12.21
-
専門家レビューレクサス UXハイブリッドレクサスも世代ごとにデザインや使い勝手、車内HMIが大きく異なる。その点、UXの外観は新世代そのもの。リヤゲートに真横へと伸びるLEDランプ処理など、2022年に国内で発売がスタートしたRXとの共通項も垣間見ることができる。こうしたレクサスらしさをもちながら、都市部で持て余すことのないボディサイズは重宝する。また、レクサスの各店舗ではスタッフの対応も素晴らしく、レクサスオーナーになりたいという声を押し上げている。2022.12.21
-
専門家レビュー三菱 エクリプスクロス PHEV長年、ランサーエボリューションやレースシーンで培ってきた4輪制御技術こそ、エクリプスクロスPHEV最大の武器だ。SUVブームのなかで特別感をもったモデルである。ホンダ「CR-V」のe:HEV リアルタイムAWD、VCターボ×e-POWERに前後ツインモーターを組み合わせた日産「エクストレイル」など競合車があるなかで、三菱の強みはS-AWC技術。現在も次世代モデル向けに開発を継続しているという。2022.12.21
-
専門家レビュー日産 アリア本来であれば軽自動車の「サクラ」、汎用の「リーフ」、そして「アリア」という布陣でBEV戦略が作り込まれ、e-POWER軍団として「ノート&ノート・オーラ」、「エクストレイル」、「セレナ」がその横に並び、世界的な電動化車両メーカーとして名を馳せるはずだった。が、コロナ禍で計算通りにはいっていない。とはいえ日産には世界初の乗用車における量産型BEVを発売した意地があり、その象徴が今回のアリアである。早期の販売再開に期待したい。2022.12.21
-
専門家レビュー三菱 eKクロスekクロスは、三菱と日産の合弁会社である「NMKV」において企画・開発マネジメントが行なわれ、最先端の開発・生産プロセスのもと、プラットフォーム/エンジン/CVTといった主要コンポーネントを刷新して作られた軽ハイトワゴンだ。ACC機能と車線中央維持機能を組み合わせた運転支援技術「MI-PILOT」をはじめとした先進技術を搭載し登録車と肩を並べる快適性を有する。走行性能の高さも美点だ。2022.12.21
-
専門家レビュー三菱 eKクロススペース後席スライドドアの軽自動車は人気が高い。毎日の買い物や子供の送り迎えなど、ファミリーユースではスライドドアの使い勝手は外せないという。そこに三菱が得意とするRVテイストをふんだんに採り入れた。さらに、この内外装デザインに抵抗があるユーザー向けにekワゴンをベースをしたシンプルデザインの「eKスペース」を用意した。まさに取りこぼしなしといったところ。付け加えるならば、NAエンジンの動力性能に少しゆとりがほしい。2022.12.21
-
専門家レビュートヨタ 86筆者は選考委員として、2012年のCOTYでは86/BRZに満点である10点を投じている。一般的にスポーツカーオーナーは速さとともに楽しさも追求しつつ、所有する歓びも同時に味わいたい、そんな意見が多い。当時の開発責任者であるトヨタの多田哲也氏(現在は退職)は、「86は売りっ放しにせず、中古車市場でも輝く存在としていく」と明言していたが、確かに新しいスポーカーオーナーは増え、そしてみんなが楽しむことができた。2022.12.21
-
専門家レビューメルセデス・ベンツ GLCクラス「GLC」の前身は「GLK」。GLKは先代Cクラス(W204型)をベースに駆動方式をFR方式からフルタイム4WDである4MATIC方式へと改め、この最終型では先進安全技術群である「レーダーセーフティパッケージ」を装備するとともに、V型6気筒3.5L直噴エンジン(276型)を搭載していた。受け継いだGLCを狙うのであれば、後期型のディーゼルモデルがいい。エアサスペション仕様だと快適性もグンと向上する。2022.12.21
-
専門家レビューアウディ RS3(セダン)このクラスのスポーツセダンはこの先、どんどん電動化が進む。さらにBEVへの早期移行も考えられる。事実、BMWではこのクラスをBEV化しラインアップを拡充しつつある。そうしたなか、RS3は性能、サイズ、実用性、どれをとっても日本市場にフィットする。確かに高額だが、所有満足度は高いはずだし、国内外の競合車と比較しても単に高価なだけでない。個人的には優れた走行性能と扱いやすい実用性を兼ね備えた貴重な一台だと考える。2022.12.21
-
専門家レビューレクサス LSハイブリッドLSは運転操作を楽しむドライバーズカーであると当時に、後席の居住性を重要視したショーファードリブンの性格も両立させなければならない。だから開発は困難を極めた。2017年当時、新規開発したGA-Lプラットフォームを使いこなすまでに至らなかったことから、乗り味では評価が分かれていた。マルチステージハイブリッドも目指す世界は素晴らしいが、初期型は制御に荒さがみえた。が、2022年モデルではすべてが解決している。2022.12.21
-
専門家レビュー三菱 eKワゴン軽自動車の存在価値はこの後も高いまま推移するはずだが、電動化への対処も不可欠だ。そうした意味で、ekワゴンもいずれekクロスのハイブリッドシステムを搭載する可能性がある。BEVでは兄弟車である「eKクロスEV」の「ekワゴン」版があっても良い。ekクロスEVの押し出し感を苦手とするユーザーも一定数いるからだ。かつて行なっていたように軽自動車を世界市場へと送り出すことも、この先は考えなければならない。すでにアジア各国からの要望は高い。2022.12.21
-
専門家レビュー三菱 アウトランダーPHEV走り出しから実感する滑らかな乗り心地。ここは従来型アウトランダーPHEVから受け継いだ利点だ。電動駆動の強みであるスルッと前に出る滑らかな駆動フィーリングにはじまり、アクセルペダルをじんわり踏み込んだ際には出力が高められた前後駆動モーターにより、2tを超える車両重量を感じさせない力強さがある。20インチの大径タイヤを履くが乗り心地は上質だ。三菱が培ってきた4輪制御技術の集大成がアウトランダーPHEVの真の姿だ。2022.12.21
-
専門家レビュー日産 セレナ「私たちは子供に何が残せるだろう。モノより思い出、始めよう、新セレナで。」(2代目/1999年の日産TVCM)というキャッチコピーのもと歴代セレナは販売台数を順調に伸ばしてきた。事実、日産の販売比率の約15%をセレナが占める。5代目ではe-POWERを投入し、これまでの「家族の楽しめる」というイメージに先進技術というモデルイメージが定着。そこに6代目だ。e-POWER増強、ProPILOT全車標準装備と独走態勢を狙う。2022.12.21
-
専門家レビュートヨタ ノア容積型ミニバンで先進安全技術がふんだんに搭載され、しかも実用領域での燃費数値に優れる、そういった選択方法でいけばノアのガソリンモデルは非常に魅力的だ。たしかに上級グレードの快適/先進装備は大いに魅力的だが、ミニバンはランニングコストありきのカテゴリー。よって、車両価格はなるべく低く抑え、メンテナンスコスト含めた総合評価で選びたい。納車待ちが長期にわたるが、待って損はない一台だ。2022.11.28
-
専門家レビュートヨタ ノア ハイブリッド容積型ミニバンは、常用する乗車人数と走行するシーンによってパワートレーンを選択する方法がもっとも賢い選択のように思える。2.0Lガソリンの総合得点も高いが、やはり4人 ラゲッジルーム活用が前提となるならばハイブリッドモデルが走行性能だけでなく、燃費数値の上でも有利になる。高負荷時に車内へと透過するエンジン音にしても、ハイブリッドモデルが全体的に抑えられている。2022.11.28
-
専門家レビュートヨタ ヴォクシー容積型ミニバンのもっとも優れた点はスペース効率にある。だから、多人数乗車や荷物をたくさん積み込み移動する際にその真価を発揮する。ただ、ヴォクシーのように個性を大切にするモデルでは、よりパーソナルな移動のために使うというユーザーも多くなる。この先、人ひとりあたりが移動する際のCO2排出量云々がさらに問われる時代に、果たして能力の半分も使わない容積型のミニバンのパーソナルユースがどれだけ求められるのか。冷静な検証も大切だ。2022.11.28
-
専門家レビュートヨタ ヴォクシー ハイブリッドユーザーが求める性能を全方位で高めながら、とりわけ従来型の弱点だった走行性能をグッと向上させたことで競合他車にとって驚異の存在になった。とりわけ先進安全技術を日常走行にも活用するPDAは秀逸だ。ノアにも装着されるこの装備は、先進安全技術のセンサーからの判断を受け、危険に近づく前からゆっくり減速したり、ステアリング制御を行なったりする。事故を未然に防ぐから一歩進み、危険から遠ざかるための先進安全技術として、この先の普及が見込まれる。2022.11.28
-
専門家レビュー日産 エクストレイルホンダ「CR-V」、SUBARU「フォレスター」、トヨタ「ハリアー」と並び、日本の、いや世界のSUVとして認知されているエクストレイルだが、4代目となって技術面で頭ひとつ突き抜けた。VCターボにe-POWERを組み合わせて燃費性能と突き詰めつつ、e-4ORCEで日常走行からスポーツ/悪路走行に至るまで安心して楽しめる。さすが技術の日産といえる一台だ。価格にしても中間グレードのXであれば十分に納得がいく。2022.11.28
-
専門家レビューホンダ シビックタイプR1972年のシビック生誕から50周年、そして1992年の初代タイプRであるNSXタイプRの誕生から30周年にあたる2022年に誕生したのがFL5型シビックタイプRだ。歴代のタイプRのなかでもっとも美しく、そして上品で速いピュアスポーツモデル。初代NSXのキャッチフレーズである「解放するスポーツ」をそのまま現代に蘇らせたのが、FL型シビックタイプRだ。コロナ禍の影響から、手放しで喜べない状況が続くなか、人に夢と希望を与えてくれるホンダのレッドバッジは、この先、語り継がれるだろう。2022.11.28
-
専門家レビュースバル ソルテラトヨタとSUBARUの協業第二弾として誕生したBEV。走行性能ではダンパーの減衰力違いによる乗り味変化はあるものの、バッテリー、モーター、インバーターのいわゆる三種の神器に関しては変化がない。協業初のBEVだから失敗は許されず、さらにいえば、bZシリーズとして「bZ3」としてセダン、「bZ Compact SUV」 として小型SUVなどが控えており、そのトップバッターとしての重責もある。だからこそ、bZシリーズに通ずる華があると、この先の展開がおもしろくなるように思う。2022.11.28
-
専門家レビューヒョンデ アイオニック5BEV含めた電動化の本格的な普及期を迎えた日本では、国内外のさまざまな電動化モデルの増加が結果的に良い方向に働く。車両の性能だけに留まらず、充電環境などインフラ面でも普及が一層進むからだ。一方、BEVがライフスタイルに合わない、自身の時間の使い方に合わない、そういった人たちの存在も明らかになるだろう。その場合は無理にBEVに合わせずとも性能の見合うHVを購入すべき。大切なことは電動化の普及で、BEVだけの普及でもなければ内燃機関排除でもない。2022.11.28
-
専門家レビュー日産 サクラ軽自動車のBEVはやはり相当の需要があったということ。一方で、補助金ありきでの強気の価格設定では、この先は先細りしていくだろう。補助金は税金なので、未来永劫、補助は続かない。大切なことは充電一回あたりの実質的な走行距離120km程度に留まるBEVの軽自動車を、どのようにガソリンの軽自動車と共存させていくのか。スズキ「アルト」は実用燃費数値で30km/L。車両重量はわずか680kgだからLCA換算でのCO2排出量が少ない。両車とも脱炭素社会への強い味方だ。2022.11.28
-
専門家レビュー三菱 eKクロス EV2009年に「i-MiEV」を世に送り出した三菱だからこそ、軽BEVの優れた点とマイナス点を熟知した上で、今回のekクロスEVへとつなげた。MNKVによるリリースだが、電動パワートレーンの設計思想には同じく2010年の「リーフ」以降、電動化技術を着実に培っている日産の色も濃い。それだけに安心して使える点がekクロスEV(SAKURA)最大のメリットだ。ただ、補助金ありきの車両価格設定はいかにも高価だ。2024年にはホンダも軽BEV試乗に参入するが、より安価だろう。2022.11.28
-
専門家レビュートヨタ クラウン(クロスオーバー)クラウンはこの先、セダン、エステート、スポーツと3つのボディタイプが加わることがすでに発表されている。パワートレーンにしても、クロスオーバーの2つのハイブリッドシステムに加えて、FCV(燃料電池車)、BEVなど複数の電動パワートレーンを用いる可能性が高い。いずれにしろ、トヨタのフラッグシップモデルが存続し、しかも時代に合わせた電動化が織り込まれることは喜ばしいことだ。内装デザインにしてもこの先、各国のユーザー評価を採り入れていくのではないか。2022.11.28
-
専門家レビューマツダ CX-60 PHEVCX-60ではディーゼルのマイルドハイブリッドシステムと、このガソリンでのプラグインハイブリッドシステムで電動化を進める。この先にはBEVの増強プランがあることも2022年11月の「2030経営方針説明会」のなかで明かされた。ラージ商品群として内燃機関の可能性を、最先端のマツダ技術で具現化したのがCX-60の存在意義だ。電動化/進化型内燃機関という2つの戦略は、この先も続く。ロータリーエンジンを発電用とするBEVの実用化にも期待したい。2022.11.28
-
専門家レビュースバル クロストレック扱いやすいボディサイズ、スバル伝統のAWD技術、最低地上高200mmと基本はしっかりと抑えた。XVユーザーからクロストレックへの乗り換えも予想できる。先進安全技術のうち新世代アイサイトとなり3つの光学式カメラで車両前方を認識することで、これまで以上に事故の抑制効果がえられるはずだ。個人的に惜しいなと思うのは、全高が1575mm〜となっていること。従来型はルーフレールなしの場合でルーフアンテナを倒すと都市部の立体駐車場でも許容可能な1550mmだった。2022.11.28
-
専門家レビューホンダ アコードハイブリッド主な市場である北米では、アコードのような正統派セダンはまだまだ需要が高い。その北米ではアコードは決して大きなボディサイズではないことから、高級モデルというより庶民派的な位置付けで、事実、トヨタ「カムリ」と並びベストセラーだ。ちなみに、アコードの累計生産台数は1300万台を超える。この先もアコードは息長く販売されるだろうが、セダンボディを手放すことはしないのではないか。国内では見かけなくなったセダンだが、愛車の選択肢としては十分にアリ。アコードはその注目株だ。2022.11.28
-
専門家レビュートヨタ シエンタ1999年のファンカーゴに端を発するトヨタのトールコンパクトモデルは、ラクティス→2世代に渡る従来型シエンタときて、3代目の新型となった。デザインは紆余曲折あったが、結果的に元祖であるファンカーゴの色を随所に感じさせる。デザインにはよく黄金比があるといわれるが、トヨタのなかではこれがトールコンパクトの王道なのだろう。まとまりよく、5ナンバーサイズなので使い勝手もいい。パワートレーンにしても最新世代のハイブリッド&ガソリンエンジンは走行性能と燃費性能を高い次元で両立。2022.11.28
-
専門家レビューホンダ フィットコンパクトカーは難しい時代になった。競合モデルが増えたこともそうだし、軽自動車がより豪華で快適に、そして安全になってきたことから、価格面での追い上げも食らっている。ただ、フィットは初代からMM思想(N360から貫かれている居住空間を広く、メカ部分を最小にする)を武器に、時代とともに進化してきた。センタータンクレイアウトによる空間の活用もそのひとつだ。コンパクトカーに道具としての高い実用性を求めるならフィットのガソリンモデルは十分な性能。価格面でも満足できるはずだ。2022.11.28
-
専門家レビューホンダ フィットハイブリッド3代目フィットのハイブリッドはi-DCDと呼ばれるデュルアルクラッチトランスミッションに駆動モーターを内蔵したシステムだった。インナー&アウタークラッチと結合する、7速化された有段ギヤと電動モーターのダイレクトな走行フィールは高い評価を受けたが、機構が複雑であったためリコールを繰り返した。e:HEVは考え方を180度変更したシリーズ式。電動駆動モーターを高出力化してスムースで力強い走りを実現している。コンパクトカーながら静粛性はワンランク上。燃費数値も良好だ。2022.11.28
-
専門家レビューダイハツ ムーヴキャンバスムーヴキャンバスが築いたジャンルは若い女性ユーザー層だった。それを2代目では男性ユーザー層も狙いつつ、大人世代(若い世代の親たち)を新たなターゲットにした。ストライプスでは従来のほんわかしたムードを大切にしつつ、新しいセオリーでは男性や大人世代を狙った。その方針転換は見事にヒット。発表後約1ヶ月時点で、月販目標台数(6,500台)の4倍となる約26,000台を受注している。コロナ禍の部品不足の影響を受け、半年ほどの納車待ちが発生しているという。2022.11.28
-
専門家レビュー日産 フェアレディZ本来であれば日本市場への導入はもっと早かった。コロナ禍などで延期となったわけだが、その余波で日本では購入できなくなった。筆者は受注停止前に注文できたが納期は3〜4年とも噂されるほど。注文時には「メーカー都合で注文がキャンセルされる」旨の用紙にサインした。Zは夢を与えてくれる車だから、気長に待ちたい。2022.8.9
-
専門家レビューホンダ ステップワゴン96年の初代登場時、一世を風靡していたオデッセイと並んでホンダの看板商品であった。ツインリンクもてぎ(現モビリティリゾートもてぎ)の総工費を支えるほど売れたという。6代目となる新型は3列目シートでの実用性を大いに考えた。2列目→3列目となるにつれ高くなるシート座面(シアターシート)は視界が広く好評だ。2022.8.9
-
専門家レビューホンダ ステップワゴンスパーダ96年の初代登場時、一世を風靡していたオデッセイと並んでホンダの看板商品であった。ツインリンクもてぎ(現モビリティリゾートもてぎ)の総工費を支えるほど売れたという。6代目となる新型は3列目シートでの実用性を大いに考えた。2列目→3列目となるにつれ高くなるシート座面(シアターシート)は視界が広く好評だ。2022.8.9
-
専門家レビューホンダ シビック (ハッチバック)2022年、誕生から50周年を迎えたシビック。1.5Lターボと追加されたe:HEVに、3本目の柱としてホンダ生粋のスポーツグレード「タイプR」が2022年9月に発売される。ホンダ初のハイブリッドモデルは1999年の発売だから今年で23年が経過。e:HEVが示す走行性能と燃費性能の両立はすばらしく、シビックで完熟した。2022.8.9
-
専門家レビューマツダ CX-60良い物への考え方は一つであるとするマツダの信念から生み出されたCX-60。この先、10年〜20年かけて真価が問われるのだろう。個人的にはBEVへの対応やロータリーエンジンを活用したシリーズハイブリッドにも興味津々だが、CX-5がマツダを支えたように、今度はCX-60がマツダの躍進をもたらす存在になってほしい。2022.8.9
-
専門家レビュートヨタ bZ4XGR86とBRZはトヨタとスバルで共同開発を行った。bZ4Xとソルテラの開発プロセスはさらに一歩進み、両社から開発陣を選抜してひとつの組織で作り上げたから、開発プロセスがうまくブレンドされた。乗り比べると違いは歴然。ソルテラはスバルお得意の走行性能を特化させ、トヨタは多くのユーザーに馴染む特性が与えられた。2022.8.9
-
専門家レビューマツダ CX-5マツダ渾身の第6世代商品群トップバッターとして誕生したCX-5(初代は2012年登場)。現行モデルは2代目だが、年次改良ごとに見た目以外、大きく進化させてきた。わかりやすく乗り心地、各種装備、所有満足度が高められた。先頃、発表された第7世代のCX-60へとバトンタッチされるが、当面は併売。今が最後の買い時だ。2022.8.9
-
専門家レビューレクサス RZ電動化を目指すレクサス初のBEVとして世界中から注目された。発表前はbZ4Xのレクサス版との予想があったが、実車の質感はその予想を遙かに超えた高いものだった。手に触れる各部の素材、スイッチ類の操作フィールはこれまで培ってきたレクサスそのもの。スピンドルグリルをBEV化に適合させるなどアイコンも進化させた。2022.8.9
-
専門家レビューメルセデス・ベンツ GLEクラスメルセデス・ベンツのブランドは確固たるもので、その意味でSUV、3列7人乗りとなると必然的にGLEという選択肢に。ただ、デザインは古典的なSUVルックだ。デザイン性を求めるのであれば5人乗りとなるがGLEクーペがいい。見た目だけでなく乗り心地や操縦安定性がオンロード寄りだから、市街地ユースメインであればGLEクーペの評価が高まる。2022.7.21
-
専門家レビュートヨタ ハリアー日本市場におけるSUVを定着させたモデルとして、この先も長きにわたってラインアップされるだろう。しかしながら、初代から一貫した上質SUVというキープコンセプトがどこまで通用するのか……。電動化社会が叫ばれて久しいが、本来であればハリアーのようなネームバリューと実力があるモデルこそ、少数販売モデルとしてBEVの存在があっても良いように思う。その布石としてプラグインハイブリッドの設定を強く望みたい。2022.7.21
-
専門家レビュートヨタ プリウスそろそろ5代目プリウスの存在が噂されはじめた。電動化システムの飛躍的な進歩、2次バッテリーの充放電性能の進化、そしてボディの軽量化が相まって、次なるモデルは燃費数値だけでない、次世代にふさわしいモデルになるだろう。また、車内の操作系には強化型のボイスコントロールが入るとも言われている。日本語の認識能力を高めることで、物理スイッチを配した環境が提供されるようだ。2022.7.21
-
専門家レビュートヨタ ランドクルーザープラドランドクルーザーブランドの強みは絶対的な信頼性にある。世界中、どんな場面を走行しても走り切ることを主眼に開発された車体設計がなされているからだ。2022年現在のフラッグシップである300系ランドクルーザーにも通ずる安心感だが、2009年当時は「安価で良い性能」が目指すべき目標の優先順位であったことから、たとえばSUVのような快適性はない。一定の割り切りが必要だ。2022.7.21
-
専門家レビュートヨタ クラウン日本市場での使い勝手を真剣に考えた15代目クラウン。ボディサイズ、パワートレーンともに申し分ない性能を持つ。一方で、セダンユーザーの高齢化に伴い、これまでのクラウン像だけではトヨタのフラッグシップであり続けることが難しくなってきた。2022年7月に発表となった16代目クラウンでは、40を数える国と地域への本格的な輸出と年間20万台に及ぶ生産計画が明らかにされた。クラウンは世界に羽ばたき、この先も輝き続ける。2022.7.21
-
専門家レビューフォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)ゴルフ伝統の広いキャビンとボディのコンパクト化、シンプルな内外装デザイン、優れた先進安全技術と内燃機関における電動化がトピックだ。また、日本市場でも優れた実用燃費によるランニングコストの安さも魅力だ。一転、ロジックコントロール式やタッチ式に改められたエアコンやオーディオ関連のスイッチに戸惑いを覚えるかもしれないが、運転中のブラインドタッチが考慮された設計だけに、次第に慣れる。やはりゴルフは最高の移動手段である。2022.7.21
-
専門家レビューメルセデス・ベンツ Gクラス (ハッチバック)ステアリング形式、フロントサスペンションの大幅改良によって、満足できる走行シーンが増えたGクラス。衝突被害軽減ブレーキをはじめとした先進安全技術の集合体であるプレセーフの数々もこのモデルから搭載された。とはいえ電子プラットフォームは最新のメルセデス・ベンツからすれば2世代前のもの。やはりGクラスはオフロード性能に特化したモデルとして乗ると所有満足度が高まる。2022.7.21
-
専門家レビューボルボ V60ボルボはSPAと呼ぶ新世代プラットフォームにより現在のラインアップをそろえる。大きなボディから中間のV60/S60、そして小さなXC40までを包括する。また、プラグインハイブリッドやBEVモデルへの対応もプラットフォームを部分的に変更することで対応可能。こうしたマルチなパワートレーンへの対応がボルボのブランドイメージを高めている。V60は日本に最適な一台だ。2022.7.21
-
専門家レビューレクサス UX自身、最初のレクサスとして中古モデルから所有する、そんな付き合い方が似合う。できればガソリンモデルの上位グレードであるとさらに良い。彫りの深いエクステリアデザインを際立たせるオレンジ系や深いグリーン系などが用意されているので、ぜひカラーリングにもチャレンジ頂きたい。レクサスの皮を被ったトヨタではないことがおわかり頂けるはずだ。2022.7.21
-
専門家レビューメルセデス・ベンツ Eクラス セダンメルセデス・ベンツは最新モデルが最良かと問われればNOといえる。筆者自身、歴代のメルセデス・ベンツCクラスを4台に渡り購入してきたこともあり自信を持っていえる。ただ、メルセデス・ベンツにしても車造りの根幹に変化が訪れた。先進安全技術や電動化技術については、最新モデルが最良と言わざるを得ない。その意味で、2016年モデルのEクラスは新旧の良さを併せ持つ貴重な一台である。2022.7.21
-
専門家レビュートヨタ ランドクルーザー300筆者も昔、80系ユーザーの一人だったので、ランクルの目指すべき走行性能、求めるユーザーの声などは承知しているつもりだ。その上で、300系はこれまでのユーザーにしてみれば夢のクルマであり、最新モデルに惹かれる新たなユーザーにとってみれば、手元に早くおきたい一台。一方、メルセデス・ベンツGクラスにしてもそうだが、ファッション性だけを求めて購入するにはハードルが高い。2022.6.24
-
専門家レビュートヨタ ハリアーハイブリッドSUV、しかもフォーマルからアウトドアフィールドまで高い満足度を得たいというユーザーにはうってつけのモデルだ。ハイブリッドモデルは実用燃費数値に優れる。リチウムイオンバッテリーにより流れの安定した道路環境ではEV走行時間が長いからだ。乗り心地もE-Fourモデルはとくに上質で、大人4名 荷物のロングドライブも苦にならない。中古車市場でも人気の車種だから手放す際も有利だ。2022.6.24
-
専門家レビュートヨタ ライズハイブリッドコンパクトクラスSUVとして従兄弟分にあたるのがヤリス・クロスだ。エンジン1.5Lとなり価格も12ほど上がるから一クラス上。ライズそのものの完成度は高いが、ヤリスも相当な実力派。よって、ユーザーからすれば大いに悩ましい。ライズの強みは気軽に乗れて、燃費数値、走行性能とも満足度が高いところある。デザインにしても若々しく、万人に受け入れやすい。ここが利点だ。2022.6.24
-
専門家レビュートヨタ RAV4 PHV電動化社会に対するひとつの案がPHVだ。大容量の2次バッテリー(RAV4PHVは18.1kWhのリチウムイオン)を搭載して、エンジンを停止させたEVモードでの走行可能距離や、ハイブリッド走行時の電動駆動時間を増やすことに使う。ユーザーのライフスタイルから、必要な要素を取り込めば良い。BEV(電気自動車)か内燃機関車かの二者択一論に対する最高の回答である。2022.6.24
-
専門家レビュートヨタ アルファードハイブリッド純粋に多人数乗車が多く、一度に走行する距離が多いユーザーにはおすすめだ。しかも、エントリーグレードで十分な快適性をもつ。具体的には2列目シートにも乗員がいて、荷物がたくさんある場合には、最高の移動手段となるはず。コロナ禍でクルマ移動が見直されたが、アルファード・ハイブリッドは貴重な存在。繰り返しになるが、グリルを中心とした顔付きがもう少し柔和になれば良いと思う。2022.6.24
-
専門家レビュートヨタ クラウンハイブリッド15代にも及ぶ歴代クラウンのなかで、現行モデルはもっともパワフルなエンジン(システム出力359PSの3.5Lハイブリッド)を搭載しながら、日本の道路事情で最適な足回りをニュルブルクリンクにまで遠征して作り上げた。素晴らしい車両なのだが、販売現場での扱われ方は、14代までのクラウン同様だった。よって、技術者の想いがユーザーに伝わり切らなかった。ここがとても残念だ。2022.6.24
-
専門家レビュートヨタ RAV4ハイブリッドクロスオーバー要素をもったSUVのうち、国産モデルとしてはホンダ「CR-V」、SUBARU「フォレスター」、そして上位に「ハリアー」などが25年以上にわたり支持されている。RAV4もその一台だ。各モデルが独自のSUVらしさを装備やスタイルで演出するなか、3つの4WD方式を導入するなど走行性能で勝負する、じつに硬派な一台だ。ベースモデルの作り込みが素晴らしく価格にも納得。2022.6.24
-
専門家レビュートヨタ カローラスポーツハイブリッドハッチバックモデルを好むユーザー、もくしは過去に所有していたユーザーが乗れば、実車の良さがすぐにわかると思う。具体的には、走行性能はセダンと遜色なく、ワゴンに肩を並べる積載性があること。そしてなにより美しいハッチバックボディをまとっている。1.2Lターボモデル(FF)には6速MTがあり、4WD(CVT)もラインアップするなど、トヨタらしい幅の広さにも注目だ。地味派手な一台である。2022.6.24
-
専門家レビュースズキ スイフトスポーツこのままのボディサイズと乗り味を活かしながら、少し大人のスポーツテイストが盛り込まれたらさらに良い思う。マツダのオープンスポーツカー「ロードスター」は歴代、内装色やボディカラーを特別に仕立てた限定車があったが、スイフトスポーツでもそうしたファンを飽きさせないプランがこの先、用意されると良いと感じた。また、時流に合わせ電動化されたスイフトスポーツの姿も見てみたい。2022.6.24
-
専門家レビュートヨタ カローラ以前、カローラの開発担当者に話を伺ったことがある。世界中で販売するカローラの開発にはものすごく神経を使うらしい。どのクルマでも完成までには神経を使うが、「車両価格が安くて良い物を、長く使っても壊れないように」、となるとカローラがその筆頭になるというのだ。たしかに30年以上前のカローラが、未だに中東地域で元気よく走っている姿を報道番組などで見ると納得させられる。2022.6.24
-
専門家レビューホンダ フィットハイブリッド21世紀にふさわしいコンパクトモデルとして誕生した初代から、4代目ではグッと落ち着いたグレード構成で勝負に出た。しかし、ホンダらしさをユーザーが実感するのは楽しい走りができること。4代目も十分よく走るが、RSグレードなど歴代のスポーツグレードが消滅したことから、地味な印象ばかりが目立ってしまう。搭載技術は走り、安全性ともにトップクラス。際立つ個性が欲しくなる。2022.6.24
-
専門家レビューホンダ ヴェゼルハイブリッドe:HEVを選ぶなら「リアルタイムAWD」を名乗る4WDがおすすめだ。e:HEVユニットから後輪へはプロペラシャフトを通じて駆動トルクを伝達するため力強い後輪の駆動力が感じられるからだ。瞬間的には500N・mまでのトルクが伝えられる。VSAをカットすれば滑りやすい路面でもアクセルコントロールで姿勢が変えられるから安全性も高まる。2022.6.24
-
専門家レビューダイハツ ロッキーハイブリッドダイハツのラインアップでは、ロッキーの担う役割はとても大きい。コンパクトハッチの「ブーン」、ハイトワゴンの「トール」からのユーザー受け入れモデルであると同時に、ミディアムセダン「アルティス」(カムリのOEM)からくるダウンサイザーにも目を向けなければならないからだ。しかし、ロッキーの完成度は高いから安心。ハイブリッドモデルにしてもこの先に発電マネージメント変更が加わるとなれば安泰だ。2022.6.24
-
専門家レビュートヨタ ヤリスハイブリッド初代ヤリスは日本名「ヴィッツ」として導入。現行モデルと同じく、小さいけど魅力がぎっしり詰まったクルマだった。派生車としてセダンの「プラッツ」、トールミニバンの先駆け「ファンカーゴ」があった。筆者はファンカーゴの広大なラゲッジルームに惹かれて購入したが、目的を明確に開発されたクルマの利便性はここまで高いのかと感心した次第。ヤリスハイブリッドは市場が求める最高のコンパクトカーだ。2022.6.24
-
専門家レビューフォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアント地味な存在に思えるゴルフシリーズだが、ガソリン、ディーゼル、GTIなど多種多様。そしてあまり声高にしないが先進安全技術のうち、ACCと車線中央維持機能の組み合わせである「トラベルアシスト」の性能が秀逸。ステアリングの中央維持サポートは正確ながら、サポート力はフワッと寄り添ってくれるので初めてでも疲れない。長距離を高速道路で移動するユーザーには最適。2022.6.24
-
専門家レビュートヨタ シエンタハイブリッド小型ミニバンのお手本。2列車、3列車を用意することで幅広いユーザーに迎え入れられた。ただ、登場から7年経過すると競合各車の性能が格段に上がっている。シエンタそのものの魅力は色褪せないが、搭載される技術、とりわけ先進安全技術の分野では周回遅れ感が否めない。一定の役割を終えたとして新型へのバトンタッチが望まれるが、現行モデルは間違いなく名車である。2022.6.24
-
専門家レビュートヨタ C-HRハイブリッド他のコンパクトSUVと明確な差別化を図るため、デザインでそれを表現するなど、新たな試みがなされた。非常にユニークで市場からは一定の評価が得られた。しかし、こうして世に出してみると、不満点として指摘した安全性、死角の問題が浮き彫りになった。飽和期に入ったなかで生まれた一台としてこの先も評価され、20年後には名車として中古車市場で高騰する可能性もある。2022.6.24
-
専門家レビュートヨタ プリウスPHVセダンタイプもプラグインハイブリッドモデルとして先駆け的な存在であるプリウスPHVだが、2次バッテリー容量の大きな「RAV4PHV」、三菱「アウトランダーPHEV」、「エクリプスクロスPHEV」などSUVモデルでバッテリー積載スペースの確保がしやすいモデルが普及し始めたことで一定の役割を終えたといえる。開発中ともいわれる新しいトヨタのハイブリッドシステムとの組み合わせに期待したい。2022.6.24
-
専門家レビューアウディ A3(セダン)日本の道路環境で乗るにはジャストサイズのセダン。全長は4.5mだし、全幅にしても1815mmと立体駐車場にもすんなり入る。素の状態であれば340台から購入可能だ。国産モデルではこのクラスの魅力的なセダンが少ない。上位のスポーツグレードでは4WD方式のクワトロも選択できる。最初の輸入車セダンとして選択するのもありだ。2022.6.24
-
専門家レビューレクサス NXハイブリッドレクサスに限らずだが、同一ブランドでこれだけSUVが増えると差別化を保つのが難しくなる。技術者からすればプラットフォームが異なりボディサイズや電動化の制御が違うとなるから理論破綻していないのだろうが、ユーザーからすれば価格とサイズの違いが主体となる。この先はいかにして同一ブランドの車種間で個性を明確に主張できるか、ここが生き残りを左右する。NXはその最初の一台となった。2022.6.24
-
専門家レビューレクサス NX PHEVレクサスに限らずだが、同一ブランドでこれだけSUVが増えると差別化を保つのが難しくなる。技術者からすればプラットフォームが異なりボディサイズや電動化の制御が違うとなるから理論破綻していないのだろうが、ユーザーからすれば価格とサイズの違いが主体となる。この先はいかにして同一ブランドの車種間で個性を明確に主張できるか、ここが生き残りを左右する。NXはその最初の一台となった。2022.6.24
-
専門家レビューレクサス ESハイブリッドレクサスのセダンがどのように進化していくのか興味津々だ。デジタルアウターミラーに代表されるデジタルデバイスをふんだんに採り入れる姿勢には頭が下がるが、残念ながら販売の現場ではその機能を十分に説明しきれていないようだ。せっかくの技術も正しい使い方を広めなければ周知されない。クルマの基本であるセダンを大切にする姿勢同様、技術も同じく大切に育てて頂きたい。2022.6.24
-
専門家レビューマツダ フレアクロスオーバーSUVが人気であることは軽自動車の世界でも同じだ。本格的なクロスカントリーモデルのスズキ「ジムニー」の納期が未だ1年以上であることからも伺える。マツダがジムニーをOEM車に選ばなかった理由は、そこまでの悪路走破性を求めなかったからだ。むしろ市場では、乗用車ライクなSUVであるハスラーの引き合いが強いと踏んだのだろう。2022.6.24
-
専門家レビューマツダ フレア一世を風靡したワゴンRの最新モデルがフレアとしてマツダで購入できる。OEMの良さは本家で培われた信頼と実績を、自社ブランド(フレアではマツダ)がまとめて得られることにある。OEM元(スズキ)にしても台数が確保できることから台あたりの開発費用の早期回収にもつながる。薄利多売が生命線ともいわれる軽自動車では、確固たるモデルであればこうして生きながらえるのだ。2022.6.24
-
専門家レビューマツダ キャロル1962年に誕生したキャロルだが、1989年からはスズキとプラットフォームを共有し、1998年からは車体のすべてをアルトと共有して今に至る。つまり誕生から半分以上の車歴はアルトとオーバーラップする。よってスズキの開発現場にキャロルユーザーからの声が多少なりとも届き、それが車体設計に活かされているわけだ。アルト/キャロルファンともに納得のクルマ造りはここに原点がある。2022.6.24
-
専門家レビューレクサス RXハイブリッドこの先もSUVがユーザーから支持されるのであれば、レクサスとしてもRX、そしてクロスカントリー色の強いLXを前面に押し出すはずだ。ただ、ユーザークリニックではすでに多くのSUVユーザーが、SUVのデザインに飽きてきたという声も出始めている。その意味で、新型RXには注目したい。クーペライクな要素をふんだんにとりいれている。実車を確認したが、画像で確認するよりも抑揚があり美しい。2022.6.24
-
専門家レビュートヨタ カローラクロスSUVが欲しいけど、どれを選んでいいのかわからない……、そんなユーザーには最適の一台。走行性能、乗り心地、装備、燃費数値、どれをとっても大きな不満を抱かないはずだ。反面、個性は薄い。乗って疲れず、移動は安価に行えるが、ワクワクするような感覚は薄めだ。2022.1.17
-
専門家レビュートヨタ カローラクロスハイブリッドSUVが欲しいけど、どれを選んでいいのかわからない……、そんなユーザーには最適の一台。走行性能、乗り心地、装備、燃費数値、どれをとっても大きな不満を抱かないはずだ。反面、個性は薄い。乗って疲れず、移動は安価に行えるが、ワクワクするような感覚は薄めだ。2022.1.17
-
専門家レビュー日産 オーラ e-POWER日産が国内市場のことを真摯に考え、真面目に作られた一台。車内には人に優しいHMIがふんだんに用意される。デジタル表示のメーターは無骨に感じるが、運転中の瞬間的な視認性に優れ、表示内容も豊富だから電動化車両の特徴がつかみやすい。唯一の不満は、価格だが、それも投資効率から考えれば納得できないまでも理解できる。2022.1.17
-
専門家レビュースバル レガシィ アウトバックステーションワゴンユーザーのなかには、アウトバックのような最低地上高を高めたモデルを欲する声が多い。アウディのオールロードクワトロ、メルセデス・ベンツEクラス、そして新型Cクラスにもオールテレインが用意されるなど、メーカーもそれに応える。アウトバックはその先駆者としてこの先、電動化との組み合わせなど、独自の進化を期待したい。2022.1.17
-
専門家レビューBMW 2シリーズ グランクーペ4ドアハードトップ、ミニバン、クーペとバリエーション豊富なこと。エンジンバリエーションも選択肢が広いこと、運転しやすいことなど、2シリーズの魅力はBMWのなかでも選びやすいモデルだ。BMWはあまり積極的にアナウンスしないが、衝突被害軽減ブレーキにはじまる先進安全技術も充実している。満足度の高い一台になるはずだ。2022.1.17
-
専門家レビューBMW 2シリーズ グランツアラー4ドアハードトップ、ミニバン、クーペとバリエーション豊富なこと。エンジンバリエーションも選択肢が広いこと、運転しやすいことなど、2シリーズの魅力はBMWのなかでも選びやすいモデルだ。BMWはあまり積極的にアナウンスしないが、衝突被害軽減ブレーキにはじまる先進安全技術も充実している。満足度の高い一台になるはずだ。2022.1.17
-
専門家レビューBMW 2シリーズ アクティブツアラー4ドアハードトップ、ミニバン、クーペとバリエーション豊富なこと。エンジンバリエーションも選択肢が広いこと、運転しやすいことなど、2シリーズの魅力はBMWのなかでも選びやすいモデルだ。BMWはあまり積極的にアナウンスしないが、衝突被害軽減ブレーキにはじまる先進安全技術も充実している。満足度の高い一台になるはずだ。2022.1.17
-
専門家レビューBMW 2シリーズ プラグインハイブリッド4ドアハードトップ、ミニバン、クーペとバリエーション豊富なこと。エンジンバリエーションも選択肢が広いこと、運転しやすいことなど、2シリーズの魅力はBMWのなかでも選びやすいモデルだ。BMWはあまり積極的にアナウンスしないが、衝突被害軽減ブレーキにはじまる先進安全技術も充実している。満足度の高い一台になるはずだ。2022.1.17
-
専門家レビューレクサス LCSUVやミニバン、そしてコンパクトカーが全盛を極める市場にあって、クーペとコンバーチブルは日本車にとって特別な存在だ。販売台数の増加は望めないが、熟成を重ねて歴史に名を残す一台に育ってほしい。V型8気筒5.0lエンジンの咆哮は格別で、エコカーにはない高揚感が味わえる貴重な存在。コンバーチブルは風も巻き込みも少なく、快適だ。2022.1.17
-
専門家レビューレクサス LCハイブリッドSUVやミニバン、そしてコンパクトカーが全盛を極める市場にあって、クーペとコンバーチブルは日本車にとって特別な存在だ。販売台数の増加は望めないが、熟成を重ねて歴史に名を残す一台に育ってほしい。V型8気筒5.0lエンジンの咆哮は格別で、エコカーにはない高揚感が味わえる貴重な存在。コンバーチブルは風も巻き込みも少なく、快適だ。2022.1.17
-
専門家レビューレクサス LCコンバーチブルSUVやミニバン、そしてコンパクトカーが全盛を極める市場にあって、クーペとコンバーチブルは日本車にとって特別な存在だ。販売台数の増加は望めないが、熟成を重ねて歴史に名を残す一台に育ってほしい。V型8気筒5.0lエンジンの咆哮は格別で、エコカーにはない高揚感が味わえる貴重な存在。コンバーチブルは風も巻き込みも少なく、快適だ。2022.1.17
-
専門家レビューフォルクスワーゲン アルテオンアルテオンの存在意義は、フォルクスワーゲンが大切にしてきた質実剛健さを、可能な限りスタイリッシュなデザインで具現化したことだ。同門の「パサート」にはない美しさがある。この見た目をどれだけ評価するのかによって、総合性能は決まる。筆者の推しはシューティングブレークだ。2022.1.17
-
専門家レビューフォルクスワーゲン アルテオン シューティングブレークアルテオンの存在意義は、フォルクスワーゲンが大切にしてきた質実剛健さを、可能な限りスタイリッシュなデザインで具現化したことだ。同門の「パサート」にはない美しさがある。この見た目をどれだけ評価するのかによって、総合性能は決まる。筆者の推しはシューティングブレークだ。2022.1.17
-
専門家レビューマツダ MAZDA6 ワゴン2012年登場のアテンザは2019年にマツダ6へと車名を変更。その間、何度も小変更を繰り返し熟成の域に達した。日本車でこうしたケースはめずらしいが、マツダは各モデルでこうした手法を通じて商品価値を高めた。マツダが起死回生を狙って開発した記念すべきモデルだ。2022.1.17
-
専門家レビューマツダ MAZDA6 セダン2012年登場のアテンザは2019年にマツダ6へと車名を変更。その間、何度も小変更を繰り返し熟成の域に達した。日本車でこうしたケースはめずらしいが、マツダは各モデルでこうした手法を通じて商品価値を高めた。マツダが起死回生を狙って開発した記念すべきモデルだ。2022.1.17
-
専門家レビュートヨタ カローラフィールダー電動化へと舵を切ったトヨタ現行ラインアップのなかで、存在価値が問われる時が来るかもしれない。ただ、実用車としてのフィールダーは残す価値が高い。旧式だがハイブリッドモデルを備えた5ナンバーサイズのステーションワゴンは貴重だ。迷われているなら今のうちに購入を検討頂きたい一台だ。2022.1.17