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- 欠点は「スライドドアじゃない」ことぐらい?
ホンダ N-WGN 「欠点は「スライドドアじゃない」ことぐらい?」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
欠点は「スライドドアじゃない」ことぐらい?
2021.2.23
- 年式
- 2019年8月〜モデル
- 総評
- これよりもさらに背が高く、後席にスライドドアを採用している「軽スーパートールワゴン」が一番人気となっている世の中ではあります。しかし背の高さがそこまで必要ではなく、なおかつ後席のドアがヒンジドアでも問題ないと判断できるなら、非常に優秀でお買い得な軽自動車です。
- 満足している点
- お手頃価格でありながら車全体としての感触は非常にしっかりしており、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を含むHonda SENSINGは全車に標準装備されるのもうれしいポイント。またステアリングにテレスコピック(前後位置の調整機能)が付いているのも、軽自動車ではめずらしいことです。
- 不満な点
- これといった大きな欠点はない車です。強いて言うなら、燃費はライバルに若干ですが劣るということと、これは言っても始まらない問題ですが、「スライドドアではない」ということぐらいでしょうか。
- デザイン
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4
- ゴテゴテとしたプレスラインを極力排し、標準車の場合は丸目のヘッドライトの上に角型のターンライトを置いたフロントセクションのデザインは、どことなく往年の「ステップバン」に近いシンプルな美しさがあります。また「カスタム」のほうも、いわゆる押し出し感をいたずらに追うのではなく、「シックな未来感」とでも言うべきニュアンスに好感が持てます。
- 走行性能
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4
- スーパーハイトワゴンであるN-BOXと比べれば背が低い車であるため、「タイトな走り」をイメージされるかもしれませんが、乗り味は意外とソフト系。しかし同時にしっかり感も十分であるため、カーブや高速域でも不安はありません。また動力性能は、ノンターボエンジンであっても多くの人は「十分」と感じるでしょう。
- 乗り心地
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4
- ややソフトな乗り心地であるため前後席とも若干の「揺れ」は感じますが、決して不快なものではありません。
- 積載性
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4
- 荷室の床面をかなり低くしているため、重い荷物であってもラクに出し入れすることができます。また、備え付けのボードで荷室を上限2段に仕切ることができる「2段ラックモード」はかなり便利で重宝するシステムです。
- 燃費
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4
- WLTCモード燃費はノンターボエンジンのFF車が23.2km/Lで、活発なターボエンジン搭載グレードでもFF車は22.0km/L。エンジンの種別を問わず、燃費はまずまず良好です。
- 価格
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4
- ノンターボエンジンの売れ筋中間グレードである「L・Honda SENSING(FF)」の車両本体価格が136万4000。意外と高額な場合が多いスーパートールワゴンタイプの軽自動車と比べれば、価格はずいぶんお手頃です。
- 伊達 軍曹
- 自動車ジャーナリスト
- 外資系消費財メーカー勤務を経て出版業界に転身。輸入中古車専門誌の編集長を務めたのち、フリーランスの執筆者として2006年に独立。現在は「手頃なプライスの輸入中古車ネタ」を得意としながらも、ジャンルや車種を問わず、さまざまなメディアに多数の記事を寄稿している。愛車はスバル レヴォーグ STIスポーツ。
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- 新車価格(税込)
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131.8 〜 170.3
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- 中古車本体価格
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7.9 〜 199.0
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