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- ちょうどいい大きさの現実的なジープ
ジープ コマンダー 「ちょうどいい大きさの現実的なジープ」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- carview!編集部(著者の記事一覧)
- 編集部員
- 評価
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2
- デザイン
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- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 4
- 燃費
- 2
- 価格
- 1
ちょうどいい大きさの現実的なジープ
2023.4.8
- 年式
- 2022年10月〜モデル
- 総評
- 主に中南米やインドで展開されてきたミディアムサイズの乗用SUV。サイズ的にはコンパスとグランドチェロキーの間を埋め、日本でも最も使い勝手のいい大きさだ。エネルギー価格高騰の折、燃料が軽油というのも精神的にいい。ただ、生粋のアメ車好きやクロカン好きの目には、やや中途半端に映ることだろう。ジープは日本ではニッチブランドなので、濃ゆい個性が求められるからだ。(担当:HK)
- 満足している点
- グランドチェロキーや、日本未導入のワゴニア/グランドワゴニアを思わせるデザインは、ジープの最新モデルに乗っている満足感を与えてくれる。予防安全装備やACCもひとそろい備わり、ナビゲーションも標準装備。輸入車だから仕方ないと装備面で妥協を強いられる部分もほとんどない。
- 不満な点
- エンジン横置きの乗用SUVのため、より割安感のある国産モデルも乱立。どうしてもこのクルマでなければ!という根拠を見つけにくい。せめてサードシートの広さと使い勝手をライバル他車より良くしてくれれば、さすがアメ車!と見る目が変わるのだが。
- デザイン
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3
- ひとつ前のグランドチェロキーから見られる角張ったデザインは個人的に好みなので、どうしても点が甘くなってしまう。ただ、グラチェロの縮小版というより、コンパスの拡大版というイメージが強く、もうひと声タフな雰囲気を印象づけるフェイスデザインでも良かったのではないだろうか。
- 走行性能
-
3
- ディーゼルターボらしい太いトルク感で、巨体もするりと発進させることができる。悪路を走ったわけではないが、電子制御4×4とセレクテレインシステムを標準装備しており、冬道を走る相棒としても心強いに違いない。舗装された一般道や高速道路を走る上では一般的なSUVと変わらず、車内の静粛性も高い。ラングラーのような非日常感は一切ないが、日常的に毎日普通に乗れるという意味では頼もしいと思う。
- 乗り心地
-
3
- ジープだからといって、クロカン特有のユサユサとした乗り心地や遊びの大きいハンドリングは皆無。だからと言って味がないかというとそうでもなく、同種の国産SUVと比べればやはりアメ車らしい大らかな乗り味と言っていいだろう。エンジンがディーゼルということもあり、長い距離をじっくりのんびり走ってこそ、このクルマの魅力がわかってくるのかもしれない。
- 積載性
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4
- テールゲートも切り立ったスクエアデザインのため、荷室は天地方向のスペースも無駄なく使える。セカンドシートはタンブルアップ式のためスライド機構は備わらない。どちらが使い勝手がいいと感じるかは好みが分かれそうだ。
- 燃費
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2
- WLTCモード燃費は13.9km/L。同じ3列SUVのCX-8ディーゼルの15.8km/L、アウトランダーPHEVの16.2m/L、エクストレイル3列シート車の18.3km/Lには及ばない。
- 価格
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1
- 装備類が充実したモノグレード設定とはいえ、燃費を比較してみた国産SUV勢と比べると、597の車両本体価格は少々割高な印象を拭えない。安の影響も大いにあると思うが、なんとかならないものか。
- carview!編集部
- 編集部員
- スポーツカー&チューニング大好物な20〜30代から、華麗なる(?)クルマ遍歴やマニアックな知識を持つ40〜50代の家族持ちお父さんまで。個性豊かなクルマ大好き編集メンバーが日々奮闘しながら記事を制作中。感じたことをリアルに書いていくスタイルで、みなさんのカーライフがハッピーになる情報を発信していきます。
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