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- 走ることの楽しさが味わえる本格スポーツハッチ
スズキ スイフトスポーツ 「走ることの楽しさが味わえる本格スポーツハッチ」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 5
走ることの楽しさが味わえる本格スポーツハッチ
2023.1.19
- 年式
- 2017年9月〜モデル
- 総評
- スポーツハッチのお手本のような存在。さらに過激さが欲しいという人もいそうだが、この使い切れる性能がスイフトスポーツにはピッタリなのだ。自在に乗りこなせる6速MTがベストの選択肢だが、パドルシフトを備えた6速ATもスポーティな走りが楽しめる。次期型スイスポも気になる存在(2023年1月現在)だが、走りの楽しさを味わうのであれば、現行のスイスポを買っても損はない。
- 満足している点
- ターボエンジン+6速MTの組み合わせが選べ、フルオートエアコンや運転席シートヒーター、プッシュスタートシステムなどの快適装備にリヤパーキングセンサー、アダプティブクルーズコントロールなどの先進安全装備がそろっておよそ200は激安。実用性にもすぐれ、パーソナルユースにはちょうどよい1台だ。
- 不満な点
- 大人しく走らせれば燃費も悪くないが、ペースを上げてターボを効かせて走らせると燃費が悪化する。ブレーキも初期タッチに唐突感があり、もう少しじんわりと効くようなセッティングが好ましい。
- デザイン
-
3
- スイフトスポーツはベースとなったスイフトよりもトレッドを拡大し、ワイド化されたフェンダーによって全幅1735㎜の3ナンバーボディを採用する。インテリアもブラック内装にレッドのオーナメントでスポーティさを強調。セミバケットタイプのフロントシートやレッドのタコメーター、260km/hまで刻まれたメーターがタダモノらしからぬ雰囲気を印象づける。
- 走行性能
-
4
- 搭載される1.4Lターボエンジンはパワーこそ140馬力だが、トルクは2L自然吸気エンジンを上まわる230Nmを発生する。6速MTで970kgと軽量なボディを引っ張るには十分以上の性能があり、ダッシュ力は強烈。リヤまわりの剛性を高め、モンロー製のダンパーを採用した足まわりはロールを抑えたセッティングで接地性にすぐれ、軽快かつスポーティな走りが印象的だ。
- 乗り心地
-
4
- 標準タイプのスイフトに対して硬質な乗り味となるが、不快に感じられるほどではない。これなら助手席からクレームが入ることはなさそうだ。静粛性についてもとくに気になることはなく、まわせばそれなりにターボサウンドが響いてくる。
- 積載性
-
3
- ラゲッジルームはスイフトの標準タイプと同じく、265Lの容量を確保する。深さはあるものの、奥行きはやや狭い。後席シートバックは6:4分割で前方に倒すことが可能。奥行きは拡大するものの、フロアはキッチリとフラットにはならない。ライバルと比べてもやや狭い印象を受ける。
- 燃費
-
3
- 燃費は6速ATよりも6速MTのほうが良好で、WLTCモード燃費についても6速ATで16.6km/L、6速MTが17.6km/LとMTがリード。パドルシフトを備えたATも楽しいが、クロスレシオのMTはスポーティに走らせるだけではなく、自分なりの走りで経済性にも貢献出来るのがいい。
- 価格
-
5
- デビュー当初はMT&ATとも200を下まわる設定だったが、現在は200を若干上まわる価格だ。それでもこれだけの性能で約200は安いと言える。装備内容も悪くなく、ACCをはじめとする先進安全装備も標準装備されている。
- 一条 孝
- 自動車ジャーナリスト
- 自動車専門誌の編集&ライターとして活動後、自動車ジャーナリストとして専門誌やWeb、タブロイド紙などに寄稿。運転する楽しさを追求するとともに、環境性能やパッケージングにもこだわりを持つ。これまで保有した車の大半はFRレイアウトのマニュアル車。日本自動車ジャーナリスト協会会員。
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- 新車価格(税込)
-
216.5 〜 223.6
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- 中古車本体価格
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8.0 〜 375.8
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