CARVIEW |
www.ts-export.com/carview.php?tsp=https://carview.yahoo.co.jp/article/detail/f4d84c5185e7f527f835dc3c431c8719a7c69b23/
SHAREGR86とロードスター990Sでワインディングへ。カーブの数だけ言葉を交わすことができる
掲載 carview! 文:山田 弘樹/写真:市 健治 137
いま最もリアリティのある2台
トヨタ「GR86」と、マツダ「ロードスター990S」。この2台は、いま最もリアリティのあるスポーツカーだ。それは現実的に“手が届く”というリアリティであり、“等身大で操れる”というリアリティである。
マーケットもその価値には当然気付いており、両者の販売は非常に好調。GR86は昨年デビューしたばかりということもあるが、発売以来ほぼ月販1000台をコンスタントにクリア。多い月では1800台をマークしている。
ロードスターも、現行モデルのデビューから7年という歳月にもかかわらず、未だに月販1000台を売り上げており、昨年12月のマイナーチェンジでさらに拍車が掛かっているという。
というわけで今回carview!編集部とともに、この2台をワインディングに連れ出しその魅力を深掘りすることにした。
先代から大きく進化したGR86
GR86を走らせて真っ先に感じるのは、乗り味のシッカリ感だ。それはボディ剛性の高さと置き換えてもよく、ここが先代トヨタ86から大きく進化したポイントである。
ちなみにプロトタイプの試乗では、クローズドコースということもあったが、リアサスペンションのセッティングがかなりオーバーステア方向にしつけられており、その印象ばかりが強く残った。
無論、オーバーステアをも積極的に操れることはGR86のセリングポイントだとは思ったけれど、同時に雨でも降ろうものならかなり手強いだろうな、という印象を持ったのも事実。
しかし市販モデルでは、これがどっしりとした印象に変わっていた。もしかしたら、クローズドコースに行けばまたシビアな一面を見せるのかもしれないが、少なくとも荷重領域が低いワインディングを走る限りリアタイヤの接地性も安定しており、ワンランク上のスポーツカーへと成長したと感じた。ここにはCピラー部分をつなげたインナーフレーム構造のメリットが大きく出ている。
こうした動的質感の高さは、インテリアの質感とも上手にシンクロしている。必要以上のゴージャス感や、流行りのインフォテインメントによるエンタメ感は全くない。
しかし水平基調ですっきりとしたデザインのインパネがもたらす視界の良さと、センタートンネルに挟まれた適度なタイト感がスポーツカーらしさを見事に盛り上げてくれる。小径ステアリングを握って脇を締めたドラポジをがっしりとしたシートが支える、これだけで気分がアガるのだ。
-
- 新車価格(税込)
-
291.6 〜 392.0
-
- 中古車本体価格
-
215.9 〜 777.0
みんなのコメント
ログインしてコメントを書く
査定を依頼する
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
おすすめのニュース
サイトトップへ-
ニューモデル
2024.05.15
自然吸気にこだわるフェラーリ V12のターボ化は「考えていない」 エモーショナルを重視
-
業界ニュース
2024.05.15
ロータスが「東京オリンピック」をもう一度! 英国チーム用トラックバイクを製作して「パリ2024オリンピック」でメダル7個以上を超えられる!?
-
スポーツ
2024.05.15
新井大輝が前戦の雪辱果たすシーズン2勝目。GRヤリス同士の2位争いは勝田に軍配/全日本ラリー第4戦
-
ニューモデル
2024.05.15
【ダークな美学のブラック・バッジ】 ロールス・ロイス・カリナン・シリーズIIにも早速登場
-
スポーツ
2024.05.15
WRCトヨタ育成2期生、ラリー2で初のグラベルに挑戦もデイ2で悔しいリタイア/ラリー・ポルトガル
-
スポーツ
2024.05.15
トップタイムはシュワルツマン。22名の若手ドライバーが参加するフォーミュラEルーキーテストが開催
-
業界ニュース
2024.05.15
ホンダが「新型SUV」発表! “無印良品”「MUJI Car 1000」の再来!? トヨタ「ハリアー」サイズの「e:NS2」“MUJIコラボ”車が中国で発売へ
-
業界ニュース
2024.05.15
大容量と高い充電回復性能、パナソニックのカーバッテリーcaosラインナップにカー用品店限定モデル「W1シリーズ」が登場
-
業界ニュース
2024.05.15
デコトラ好きがハマる「デコプラ」のディープな世界! デコプラには3つの楽しみ方が存在した
-
スポーツ
2024.05.15
佐藤琢磨、HRCアドバイザー就任も“和製ヘルムート・マルコ”には「絶対なりたくない!」 若手ドライバーの自発的アプローチに期待
-
ニューモデル
2024.05.15
フォルクスワーゲン『ID. Buzz』、ツインモーターは335馬力
-
業界ニュース
2024.05.15
“花粉や黄砂”すぐ汚れるシーズンは「洗車しない」人が多数!? ではクルマを長期間「洗わない」と何が起きる? 思わぬ「悪影響」も!
あわせて読みたい
サイトトップへ-
コラム
2024.5.15
超人気モデルの納期「ウン年待ち」は今どうなってる? ランクル、アルヴェル、ジムニー最新事情
-
コラム
2024.5.15
【大幅性能アップ】ポルシェ「911」ハイブリッド正式予告。チラ見せ画像とタイムからわかること
-
コラム
2024.5.14
今夏、北米で発売予定の新型日産「キックス」新着フォト集! 国内仕様に期待膨らむ!
-
コラム
2024.5.14
【稀少モデル】BMWが「M4 CS」発表! 超高速クーペは2000強、日本には何台入る?
-
コラム
2024.5.12
若者も注目するアメ車の“異世界”。「ジープ ラングラー」大幅値下げ戦略と日本で人気上昇の背景
-
コラム
2024.5.11
どちらがお好み? コンパクトミニバン対決!「新型フリードvsシエンタ」注目ポイントはココだ
-
コラム
2024.5.10
オラオラ系エアーに車中泊クロスター。ホンダアクセスの新型フリード用パーツがなかなかイケてる
-
コラム
2024.5.09
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
-
コラム
2024.5.09
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500でライバルは高級SUV
ログイン
あなたにおすすめのサービス
あなたの愛車、今いくら?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!