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ヒョンデ コナ 「良いものは良い。」のユーザーレビュー
ゆーすけ1017さん
ヒョンデ コナ
グレード:ラウンジ_RHD 2023年式
乗車形式:試乗
- 評価
-
4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 燃費
- 4
- デザイン
- 3
- 積載性
- 4
- 価格
- 4
良いものは良い。
2023.12.15
- 総評
- ちょい乗りの試乗はしていましたが、その時の印象が良かったため、高速も含めて再度じっくり試乗しました。
本来なら、この価格でこの性能のBEVを国産メーカーで出して欲しかったところです。
現状、国内で購入できる量販価格のBEVの中では1番の出来だと思います。
BYDのプロダクトはブレーキペダルから変なフィードバックがあったり、何もない道で突然ADASが作動するなど、まだまだ煮詰めが甘い部分があり、日本車優位だと感じましたが、ことヒョンデと比較すると、明らかに日本勢が優れている部分はありません。
信頼性やアフターサービス、リセールといった点は日本が優勢ですが、これは母国なので、ある意味当然のことです。
実際、コナが発表されてからは、IONIQ5よりコナの方が売れているとのことで、やはり日本人は慧眼だと思いました。
来年にはIONIQ5のNが発売されるようですが、そうなるといよいよブランドイメージが高まって、ますます日本車の脅威になります。
個人的にはまだ自分の生活スタイルにBEVが合わないため、しばらくPHEVに乗り続けますが、もし今BEVを選べと言われたらコナにすると思います。
ネットで車を買うことにまだ抵抗があるので、CXCが近くにあったら、普通に買うかも…。
というくらいの感想を持っています。
韓国車だからとバカにしている方は冷やかしでいいので、ぜひ一度試乗してみてください。
オススメ度は満点にしたいところですが、ブランドバリューとアフターサービスの点を減点しました。 - 満足している点
- ・国産BEVが敵わない完成度の高さ
パワートレーン、脚のセッティング、静粛性や内装の質感、装備の充実度など、プロダクトにはほぼ隙がないと言っても過言ではありません。
価格的に重なる日産のリーフあたりではまったく比較にならないくらいの差があります。
bZ4Xやソルテラあたりと比較しても、コスパの高さでコナの方が有利です。
・実用的な航続距離
流れの良い高速を走って、時には合流で強めの加速をしたり、少しだけ暖房を使ったり消したり、という電費を意識しない走り方で、メーター上は7.0km/kwhとなっていて、約100kmの試乗でバッテリーの消費は20%程度でした。
バッテリー容量をフルに使えば、現実的な航続距離が400kmを超えてくるので、長距離もそこそここなせます。
また、試乗日の気候の場合、暖房を使用した際の航続距離の低下が10km程度と少なかったのも評価できます。
・よくセッティングされているADAS
ACCの完成度が高く、巡航から渋滞まで安心して車に任せることができました。
周囲の状況をモニタリングしており、それをリアルタイムでメーターに表示するのも安心感があって魅力的です。
・徹底したローカライズ
ナビは全く違和感なく使用できるようになっていましたし、ウインカーレバーの件も含めて、初めてBEVや輸入車を扱う人でも違和感なく運転できるようになっています。 - 不満な点
- ・ブランドネームの低さとアフターサービスの信頼性が未知数
これは車の性能とは直接的に関係ないですが、この車を語る上では避けて通れない問題です。
ブランドネームが低いということは、リセールバリューが期待できないということになってしまいます。
どんなにプロダクトが良くても、リセールが期待できないのでは、なかなか一般の人に選んでもらうのは難しいでしょう。
また、ただでさえ信頼性が未知数なところにリアル店舗がなく、アフターサービスに不安な生じるため、購入のハードルが上がっていると思います。
・テレビチューナーがない
近年のドイツ車もそうなので、仕方ない側面はありますが、同乗者のことを考えるとやはりテレビチューナーは欲しいところです。
・リヤシートの空間
フロントシート下の足入れ性がもう少し向上すると良いのですが、床下にバッテリーを積んでいるBEVなので、仕方ないですかね。
- デザイン
-
3
- 全体のプロポーションは好みなのですが、どうしてもフロントデザインが素直に受け入れられません。
個人的には車を選ぶ際のデザインの優先度が低いので、そんなに気になりませんが…。 - 走行性能
-
5
- 全く不満のない走りをします。
加速が良いとか、低重心なのでコーナリングが良いとか、BEVに備わっているものはみんなあります。
EPSは適度に重めなセッティングで、高速でも疲れにくく個人的には何の不満もありません。
バッテリー容量はともかくとして、街乗りから遠出までストレスなく行ける車です。 - 乗り心地
-
4
- 正直にいえば、やや硬め。
というか、速度が高い時にたまに脚がバタつくことがあります。
たぶん、上級グレードはタイヤが大きく太すぎるのかな、と思います。
それでも、ギリギリ許容範囲なので致命的な欠点ではありません。 - 積載性
-
4
- ICEも含めたクラス相応だと思います。
IONIQ5の場合、リヤモーターなのでラゲッジの床面が高く、重いものの積み下ろしが大変ですが、コナではそんなことなく、使い勝手上々です。 - 燃費
-
4
- 首都高を早い流れに乗って走り、合流では遠慮なくアクセルを踏み、暖房(エアコンは使わず。)も少し使って、7.0km/kwhは優秀だと思います。
タイヤがもう少し細いグレードなら、これより電費は向上するはずなので、航続距離がさらに伸びます。 - 価格
-
4
- パッと見の価格はかなり抑えられていると思います。
リセールを考えると、決して安いと言い切れないのがもやもやするところですが、ほぼ同価格帯の日産リーフのリセールも壊滅的なので、そう考えるとやっぱりコスパが良いのかもしれません。 - 故障経験
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