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『エクスティアデザインは個性的。ただそれだけのクルマですね。』 ホンダ ヴェゼル 2021年モデル 10年寝たろうさんのレビュー・評価
ヴェゼルの新車
新車価格: 239〜377 万円 2021年4月23日発売
中古車価格: 218〜397 万円 (2,076物件) ヴェゼル 2021年モデルの中古車を見る
自動車(本体) > ホンダ > ヴェゼル 2021年モデル > e:HEV PLaY
2024年4月20日 06:58 [1446429-4]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 1 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
2024.4追記 編集
以下、プジョー2008やヤリスクロスとも比較してみましたが、プラットフォームから刷新されている中身の詰まった2台とは、デザインの突き詰め方のレベルの違いを感じますね。
【エクステリア】
フロントビューはマツダより、実物はボルボにマツダのSUVのエッセンスを加えたようなイメージ、リヤビューはトヨタのあの人気車のイメージですが、何かに似たこのクルマを上手く個性的に見せられたことが販売上の成功につながったのでしょう。
どのクルマにも似ていない、プジョー2008とヤリスクロスとはここでも、いかにスタイリッシュかつコンパクトサイズにして、有効な室内空間を稼ごうとする、エクステリアデザイン力の大きな差を感じますが、字数が無いのでこの二車がヴェゼルとは設計レベルの次元がちがうとだけ書きます。
【インテリア】
内装はオーソドックスで、質感は明らかにヤリスクロスより上質ですが、これも先進的な内装で質感も高くメーターもフル液晶パネルのプジョー2008と比べると大きな差を感じますね。
特に最新のクルマらしさを演出するイルミネーションはいろいろに場所に標準装備され色合いもいろい選べるプジョー2008、ヤリスクロスもZでは3か所の青色のみですがイルミネーションが標準装備です。対する新型ヴェゼルはとオプションで5万以上も出してシフトノブ周りと足元だけが青色に固定されて光るだけのも残念なところですね。
室内空間は後席の空間は広いものの、何故か後席頭上空間はフィット以下で大人の男性は小柄な方でなければ頭がつかえます。これでは長時間乗車は困難としかいえず、そのような問題のないヤリスクロスやプジョー2008と比べて大きな問題を抱えています。トランクルームも浅く、バックドアも傾斜しているので、ヤリスクロスやプジョー2008より実容量が明らかに狭く、特にゴルフバッグ2個が収まる設計のヤリスクロスとは大差がありますね。
あとはこのPlayグレードのみナビもスマホナビも標準対応ですが、他のグレードは何とまたもやオーディオレスです。もちろん対するプジョー2008とヤリスクロスは全機種スマホナビ標準対応でスマホさえあれば、追加費用無しにナビは勿論、音楽もラジオも、電話もハンズフリーで使えます。これがイマの当たり前です。
プジョー2008はともかく、ヤリスクロス全機種がスマホナビ標準対応している事実をスルーする勇気はエンドユーザの為ではなく、デイラーへの大きな優しさですね。
【エンジン性能】
そこそこトルクは感じますが、踏み込んでも音質の悪いエンジン音が響き耳障り、思いの外に速度は出ていません。対するプジョー2008は十分な加速性能と静粛性を保ち、両車とも130ps程度の最高出力ですが、スペック表に表れない大きな差があります。
同じモーター駆動のキックスと比較すると、静粛性と加速性能共にキックスに圧倒されます。ハイブリッドを検討される方はキックスの鋭い加速性能を知った後に選択すれば後悔がありませんね。
【走行性能】
良く言えば柔らかな足回りは、走る楽しさをスポイルしており、柔らかさと腰の強さを両立するプジョー2008とヤリスクロスが共に運転を楽しめるSUVに仕上がっているのとは、走る楽しさに大きな差を感じます。
【乗り心地】
良く言えば柔らかな足回りは乗り心地は旧型より改善されましたが、それは旧型に問題があっただけでやっと普通になったレベル。この程度ではヤリスクロスとプジョー2008と同じ土俵に上がれるレベルになっただけのこと。
【燃費】
省燃費ターボとはいえガソリンターボのプジョー2008が燃費でヴェゼルに勝てることは長距離でも厳しいでしょう。しかし、実燃費が優秀なヤリスクロスには燃費で勝てることはないでしょう。
【価格】
旧型に比べて大きな価格アップでなかったことは評価できます。
ただ、ハイブリッド車とはいえ、ブジョー2008のオプションフル装備の上位グレード並みの価格では割安感はありません。
旧型の価格も安くはなかったので、コスパは良くないです。
【総評】
昨年登場した新しいプジョー2008とヤリスクロスと新型ヴェゼルを比較してみました。
外観は最後は好みですが、実車を見てオーナーとしてのプライドを考えると個人的には???な感じです。
内装もシフトノブなどのデザインに新しさがないし、そこはヤリスクロスも同じようなところがありますが、インテリアデザインの洗練度では両車ともにプジョー2008には大きく差をつけられていますね。
大切な室内空間は一見すると広くて快適そうなリヤシートが女性や成長前の子供用の快適空間という、このタイプのクルマとしての基本ができていない、フィットよりヘッドクリアランスの不足した驚きの空間設計です。
欧州に出すヤリスクロス、欧州車のプジョー2008にはそうしたクルマとしての基本的破綻はありません。特にドイツ車と違い、見た目を大事にしつつ、室内空間やラゲッジスペースをしっかり確保してくる、プジョーに学ぶべき点は多いですね。そして厳しい欧州市場で戦うヤリスクロスの正しい基本設計も学ぶべきです。
勘違いした個性は、本物のホンダの個性とか独創性とは違うでしょう。ホンダらしい内外装デザインが優秀で売れた初代ヴェゼルはやや価格は高めでも良い点も多いクルマでした。対する新型ヴェゼルはどうでしょうか? 偉大な創業者の本田宗一郎さんの没後30年。旧型は良く作ったと褒めそうですが、新型はどうでしょうか??
保守化したイマのホンダに昔のホンダらしさは難しいと考えられますが、悩みを凝縮したようなヴェゼルは今のホンダの問題点の縮図ですね。結果として、ヤリスクロスにもプジョー2008にも真の実力では圧倒されている感じでした。特に動力性能と後席の基本設計に問題を感じます。
クルマ選びは広い視野をもつことが大事です。個人的にヴェゼルはおススメできません。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった163人(再レビュー後:11人)
2021年5月1日 23:33 [1446429-3]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 1 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
価格的に近く、同クラスでサイズも同じくらいのプジョー2008のトッブグレードGTline338万とヤリスクロスのハイブリッドZ258万と329万のё:HEVplayを比較してみます。
【エクステリア】
フロントビューはマツダより、実物はボルボにマツダのSUVのエッセンスを加えたようなイメージ、リヤビューはトヨタのあの人気車のイメージです。
対するプジョー2008はどのクルマにも似ていないオリジナルなデザイン。ヤリスクロスもフロントマスクは個性的でリヤビューは同社のハリアー似ですがこれは同メーカーのイメージ統一なのでアリ、それと比べて新型ヴェゼルは個性的だった旧型ヴェゼルと比べて残念感しかありません。
細かい点では、雨滴感知ワイパーがZにしか装備されないこともヤリスクロスとともに実用上の問題点です。なおプジョー2008は全機種雨滴感知ワイパー標準装備されています。
【インテリア】
内装はオーソドックスで、質感は明らかにヤリスクロスより上質ですが、これも先進的な内装で質感も高くメーターもフル液晶パネルのプジョー2008と比べると大きな差を感じますね。
特に最新のクルマらしさを演出するイルミネーションはいろいろに場所に標準装備され色合いもいろい選べるプジョー2008、ヤリスクロスもZでは3か所の青色のみですがイルミネーションが標準装備です。対する新型ヴェゼルはとオプションで5万以上も出してシフトノブ周りと足元だけが青色に固定されて光るだけのも残念なところですね。
室内空間は後席の空間は広いものの、何故か後席頭上空間はフィット以下で大人の男性は小柄な方でなければ頭がつかえます。これでは長時間乗車は困難としかいえず、そのような問題のないヤリスクロスやプジョー2008と比べて大きな問題を抱えています。トランクルームも浅く、バックドアも傾斜しているので、ヤリスクロスやプジョー2008より実容量が明らかに狭く、特にゴルフバッグ2個が収まる設計のヤリスクロスとは大差がありますね。
あとはこのPlayグレードのみナビもスマホナビも標準対応ですが、他のグレードは何とまたもやオーディオレスです。もちろん対するプジョー2008とヤリスクロスは全機種スマホナビ標準対応でスマホさえあれば、追加費用無しにナビは勿論、音楽もラジオも、電話もハンズフリーで使えます。これがイマの当たり前です。
プジョー2008はともかく、ヤリスクロス全機種がスマホナビ標準対応している事実をスルーする勇気はエンドユーザの為ではなく、デイラーへの大きな優しさですね。
【エンジン性能】
そこそこトルクは感じますが、踏み込んでも音質の悪いエンジン音が響き耳障り、思いの外に速度は出ていません。対するプジョー2008は十分な加速性能と静粛性を保ち、両車とも130ps程度の最高出力ですが、スペック表に表れない大きな差があります。
同じモーター駆動のキックスと比較すると、静粛性と加速性能共にキックスに圧倒されます。ハイブリッドを検討される方はキックスの鋭い加速性能を知った後に選択すれば後悔がありませんね。
【走行性能】
良く言えば柔らかな足回りは、走る楽しさをスポイルしており、柔らかさと腰の強さを両立するプジョー2008とヤリスクロスが共に運転を楽しめるSUVに仕上がっているのとは、走る楽しさに大きな差を感じます。
【乗り心地】
良く言えば柔らかな足回りは乗り心地は旧型より改善されましたが、それは旧型に問題があっただけでやっと普通になったレベル。この程度ではヤリスクロスとプジョー2008と同じ土俵に上がれるレベルになっただけのこと。
【燃費】
省燃費ターボとはいえガソリンターボのプジョー2008が燃費でヴェゼルに勝てることは長距離でも厳しいでしょう。しかし、実燃費が優秀なヤリスクロスには燃費で勝てることはないでしょう。
【価格】
旧型に比べて大きな価格アップでなかったことは評価できます。
ただ、ハイブリッド車とはいえ、ブジョー2008のオプションフル装備の上位グレード並みの価格では割安感はありません。
旧型の価格も安くはなかったので、コスパは良くないです。
【総評】
昨年登場した新しいプジョー2008とヤリスクロスと新型ヴェゼルを比較してみました。
外観は最後は好みですが、実車を見てオーナーとしてのプライドを考えると個人的には???な感じです。
内装もシフトノブなどのデザインに新しさがないし、そこはヤリスクロスも同じようなところがありますが、インテリアデザインの洗練度では両車ともにプジョー2008には大きく差をつけられていますね。
大切な室内空間は一見すると広くて快適そうなリヤシートが女性や成長前の子供用の快適空間という、このタイプのクルマとしての基本ができていない、フィットよりヘッドクリアランスの不足した驚きの空間設計です。
欧州に出すヤリスクロス、欧州車のプジョー2008にはそうしたクルマとしての基本的破綻はありません。特にドイツ車と違い、見た目を大事にしつつ、室内空間やラゲッジスペースをしっかり確保してくる、プジョーに学ぶべき点は多いですね。そして厳しい欧州市場で戦うヤリスクロスの正しい基本設計も学ぶべきです。
勘違いした個性は、本物のホンダの個性とか独創性とは違うでしょう。ホンダらしい内外装デザインが優秀で売れた初代ヴェゼルはやや価格は高めでも良い点も多いクルマでした。対する新型ヴェゼルはどうでしょうか? 偉大な創業者の本田宗一郎さんの没後30年。旧型は良く作ったと褒めそうですが、新型はどうでしょうか??
保守化したイマのホンダに昔のホンダらしさは難しいと考えられますが、悩みを凝縮したようなヴェゼルは今のホンダの問題点の縮図ですね。結果として、ヤリスクロスにもプジョー2008にも真の実力では圧倒されている感じでした。特に動力性能と後席の基本設計に問題を感じます。
クルマ選びは広い視野をもつことが大事です。個人的にヴェゼルはおススメできません。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった112人
2021年4月30日 02:04 [1446429-2]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 1 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
価格的に近く、同クラスでサイズも同じくらいのプジョー2008のトッブグレードGTline338万とヤリスクロスのハイブリッドZ258万と329万のёHEVplayを比較してみます。
【エクステリア】
フロントビューはマツダより、実物はボルボにマツダのSUVのエッセンスを加えたようなイメージ、リヤビューはトヨタのあの人気車のイメージです。
対するプジョー2008はどのクルマにも似ていないオリジナルなデザイン。個性的だった旧型ヴェゼルと比べて、新型は残念感しかありません。
細かい点では、雨滴関知ワイパーがZにしか装備されないことも実用上で、イマドキのクルマとしては不便でしょうね。プジョー2008は当然全機種標準装備です。
【インテリア】
内装はオーソドックスで、質感は明らかにヤリスクロスより上質ですが、これも先進的な内装で質感も高くメーターもフル液晶パネルのプジョー2008と比べると大きな差を感じますね。
特に最新のクルマらしさを演出するイルミネーションはいろいろに場所に標準装備され色合いもいろい選べるプジョー2008とオプションで5万以上も出してシフトノブ周りと足元だけが青色に固定されて光るのも残念なところですね。
室内空間は後席の空間は広いものの、プジョーと大差なく重要な頭上空間では明らかにプジョー劣り、ヤリスクロスと比べると足元は広いですが、これまた頭上空間という点ではヤリスクロスにも負けています。荷室では逆にプジョーやヤリスクロスの方が広く、特にリヤシートを倒さずにゴルフバッグ余裕で2つ入り、さらにいろいろ荷物が積めるヤリスクロスには圧倒さていると言ってよいですね。
あとはこのグレードのみナビもスマホナビも標準対応ですが、他のグレードは何とまたもやオーディオレスです。もちろん対するプジョー2008は全機種スマホナビ標準対応でスマホさえあれば、追加費用無しにナビは勿論、音楽もラジオも、電話もハンズフリーで使えます。これがイマの当たり前です。
イマドキは専用ナビでは地図更新もお金がかるし、更新しないと情報も古く、もはやスマホナビが地図も最新で総合的には優位だからトヨタや多くの欧州車で標準装備される時代。プジョーはまだしも、特ヤリスクロスが全機種でスマホナビに標準対応している事実を無視できるのは凄い勇気ですね。
【エンジン性能】
そこそこトルクは感じますが、踏み込んでも音質の悪いエンジン音がかなりの音量で侵入し、思いの外に速度は出ていません。スムーズで遮音性ヴェゼルよりも良い上に、それ以上の加速力のあるプジョー2008が加速性能でも明らかに優位です。最高出力は両車とも130ps前後ですが、ここはスペック表に表れない差ですね。
また同じモーター駆動のキックスと比較すると、ノイズレベルと加速力でキックスにも圧倒され完敗、キックスの加速性能をヴェゼルに求めると完全に裏切られますので、ハイブリッド車を考えるなら、必ずキックスは体験すれば後悔かないでしょう。
【走行性能】
良く言えば柔らかな足回りは、走る楽しさをスポイルしており、柔らかさと腰の強さを両立するプジョー2008が運転を楽しめるSUVに仕上がっているのとは、走る楽しさに大きな差を感じます。
足回りの優秀なヤリスクロスとの比較でも走りの楽しさでは、残念ながらヤリスクロスにも全く及びません。
【乗り心地】
良く言えば柔らかな足回りは乗り心地は旧型より改善されました。これではプジョー2008の柔らかめで腰のある乗り心地の方が長距離では疲れないかもしれませんし、乗り心地はヤリスクロスも良好なので、ここでのアドバンテージもヴェゼルにはありませんね。
【燃費】
燃費だけはヴェゼルが優位ですね。省燃費ターボとはいえガソリンターボのプジョー2008が燃費で勝てることは長距離でも厳しいでしょう。しかし、実燃費が優秀なヤリスクロスには燃費で勝てることはないでしょう。
【価格】
最近高くなった国産車のなかでも割高てす。ハイブリッド車とはいえ欧州車の最上位グレードと価格が変わらないのは良くありません。その原因はいまだにナビ推しなことが原因です。対するプジョーはスマホで全てをまかなってコストアップを抑えています。価格は旧型と比べて大幅にアップはしませんでしたが、旧型の価格も安くはなかったので、コスパは良くないです。
【総評】
昨年登場した新しいプジョー2008とヤリスクロスと比較してみました。
見た目は最新の車感がありますが、室内は10年前の車と言われたそうかな?と感じるほど目新しさはありません。特別な高級感もなくクラス並であることはプジョー2008GTLineの内装と比べれば明らかです。内装の質感にはこだわらないヤリスクロスと比べたら高級に感じるだけですね。
インテリアはとても大事で冒険もできないのもわかりますが。外見を他社を参考にしたなら、インテリアはプジョーの先進性や合理性をモチーフにしても良かったのでは??
個性とかスポーツとかがホンダらしさであったのは過去のこと。見た目がボルボ+トヨタ+(マツダ)=ヴェゼルで、内装が無個性で古臭い車。偉大な本田宗一郎さんが無くなり今年で30年。旧型はよくやったと褒めるかもしれませんが新型はどうでしょうか??
プジョーほどの先進性は今の保守的ホンダには難しいとは感じますが、新型ヴェゼルは見事に新型のワクワク感がないですね。失敗しても挑戦するリスクを被れないいまのホンダの問題点の縮図がこのヴェゼルですね。
ヴェゼルvsプジョー2008は燃費以外ではヴェゼルに勝ち目は無いようでした。
特に走りの良さを期待すると、加速性能の悪さや走らせた時の楽しさなどでも、プジョー2008やヤリスクロスに明らかに劣り、加速力に限定すればキックスにも圧倒される有様です。
クルマ選びは広い視野をもつことが大事です。個人的にヴェゼルはおススメできません。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった20人
2021年4月24日 19:50 [1446429-1]
満足度 | 2 |
---|
エクステリア | 1 |
---|---|
インテリア | 2 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 3 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 2 |
価格的に近く、同クラスでサイズも同じくらいのプジョー2008のトッブグレードGTline338万と329万のplayを比較してみます。
【エクステリア】
フロントビューはマツダより、実物はボルボにマツダのSUVのエッセンスを加えたようなイメージ、リヤビューはトヨタのあの人気車のイメージです。
対するプジョー2008はどのクルマにも似ていないオリジナルなデザイン。個性的だった旧型ヴェゼルと比べて、新型は残念感しかありません。
【インテリア】
内装はオーソドックスで、質感は明らかにヤリスクロスより上質ですが、これも先進的な内装で質感も高くメーターもフル液晶パネルのプジョー2008と比べると大きな差を感じますね。
室内空間は後席の空間は広いものの、荷室では逆にプジョーの方が広いです。
あとはこのグレードのみナビもスマホナビも標準対応ですが、他のグレードは何とまたもやオーディオレスです。もちろん対するプジョー2008は全機種スマホナビ標準対応。
ナビは地図更新もお金かかるし、更新しないと情報も古く、普通はスマホナビが地図も最新で総合的には優位な時代。トヨタがスマホナビに標準対応している事実を無視できるのは凄いことですね。
【エンジン性能】
そこそこトルクは感じますが、踏み込んでも音質の悪いエンジン音がかなりの音量で侵入し、思いの外に速度は出ていません。スムーズに遮音も良い上に、それ以上の加速力のあるプジョー2008がここでも明らかに優位です。ここはスペック表に表れない差ですね。
【走行性能】
良く言えば柔らかな足回りは、走る楽しさをスポイルしており、柔らかさと腰の強さを両立するプジョー2008が運転を楽しめるSUVに仕上がっているのとは、走る楽しさに大きなさを感じます。
【乗り心地】
良く言えば柔らかな足回りは乗り心地は旧型より改善されました。これではプジョー2008の柔らかめで腰のある乗り心地の方が長距離では疲れないかもしれません。
プジョーは旧型の2008でも片道500kmくらいラクにこなせる能力がありますから。
【燃費】
燃費だけはヴェゼルが優位ですね。省燃費とはいえガソリンターボのプジョー2008が燃費で勝てることは長距離でも厳しいでしょう。
【価格】
最近高くなった国産車のなかでも割高てす。ハイブリッド車とはいえ欧州車の最上位グレードと価格が変わらないのは良くありません。その原因はいまだにナビ推しなことが原因です。
【総評】
昨年登場した新しいプジョー2008と比較してみました。
見た目は最新の車感がありますが、室内は10年前の車と言われたそうかな?と感じるほど目新しさはありません。内装がトヨタ車のように退屈だった2000年初頭のプジョー307あたりを思い出しました。
インテリアはとても大事で冒険もできないのもわかりますが。外見を他社を参考にしたなら、インテリアはプジョーをモチーフにしても良かったのでは??
個性とかスポーツとか本田らしさがあったのは過去のこと。見た目がボルボ+トヨタ+(マツダ)=ヴェゼルで、内装が無個性で古臭い車。偉大な本田宗一郎さんが無くなり今年で30年。旧型はよくやったと褒めるかもしれませんが新型はどうでしょうか??
プジョーほどの先進性は今の保守的ホンダには難しいとは感じますが、新型ヴェゼルは見事に新型のワクワク感がないですね。失敗しても挑戦するリスクを被れないいまのホンダの縮図がこの車ですね。
ヴェゼルvsプジョー2008は燃費以外ではヴェゼルに勝ち目は無いようでした。
クルマ選びは広い視野をもつことが大事です。個人的にヴェゼルはおススメできません。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった20人
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VEZEL(ヴェゼル)の中古車 (全2モデル/5,971物件)
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- 318.0万円
- 車両価格
- 308.0万円
- 諸費用
- 10.0万円
- 年式
- 2022年
- 走行距離
- 0.6万km
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- 支払総額
- 198.4万円
- 車両価格
- 188.0万円
- 諸費用
- 10.4万円
- 年式
- 2018年
- 走行距離
- 4.3万km
-
- 支払総額
- 129.8万円
- 車両価格
- 118.8万円
- 諸費用
- 11.0万円
- 年式
- 2014年
- 走行距離
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ヴェゼル HV X・ホンダセンシングブリリアントスタイルED ギャザズメモリーナビ ワンセグ Bluetooth リアカメラ ETC シートヒーター ワンオーナー パドルシフト アルミホイール
- 支払総額
- 191.2万円
- 車両価格
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- 諸費用
- 14.4万円
- 年式
- 2017年
- 走行距離
- 2.4万km
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