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- 出来の良い末弟
レクサス UXハイブリッド 「出来の良い末弟」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。
- 栗原 祥光(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
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4
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
出来の良い末弟
2022.6.23
- 年式
- 2018年11月〜モデル
- 総評
- ジャーマンスリーと比較しがちのレクサスだが、レクサスが目指す世界はそこではない。もっとスポーティーな世界だ。UXハイブリッドは経済性と走りの良さが楽しめて、ジャーマンスリーとは違うことをキチンと感じさせてくれる。
- 満足している点
- 末弟ながらもレクサスの味わいが楽しめる。無理をして上位モデルを求めて取り回しの悪さ、経済性の悪さに目をつぶるのではなく、このモデルを選ぶのは賢い選択といえる。
- 不満な点
- LXの方がイマドキのレクサス感が得られる。少し古さを覚えてしまうのは、2018年発売ゆえに仕方がないのだが、他ブランドと比べて過去モデルが古く感じるのがレクサスである。
- デザイン
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5
- 一見してレクサスとわかるスピンドルグリルと直線基調のエクステリア。最新のラインアップを見ると、一世代古いデザインになるのだが、それでもレクサスらしさに溢れている。
- 走行性能
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4
- 重厚さと闊達さが両立した、高級感のある走りが楽しめる。システム出力は184馬力と十分すぎるほどで、静粛で力強い加速が楽しめる。ハイブリッドモデルのみ後輪にモーターを配置したE-Fourという四輪駆動が設定されており、直進安定性が大幅に増す。
- 乗り心地
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4
- 腰の据わった高級車らしい質感。しっとりとしており、ジャーマン・スリーでいえばアウディに近い印象を受ける。よく足が動くのでキャビン内の微振動はとても少ない。
- 積載性
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3
- 通常時の荷室容量は220リットル(ハイデッキタイプ)とヤリスクロスよりも少なめ。後席シートを畳んでも995リットルと1000リットルを下回る。オプションでポータブル電源などの充電に便利な100Vコンセントを取り付けることができる。
- 燃費
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3
- 実測でリッターあたり14km前後。トヨタのハイブリッドとしてはあまりよいほうではない。、ただガソリンは輸入車と異なりレギュラーなのが嬉しいところ。
- 価格
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3
- 上位グレードでおよそ545。オプションをつけると600を少し上回り、乗り出しは650といったところ。末弟とはいえ、ハイブランドゆえ価格が上がるのは仕方ないところか。
- 栗原 祥光
- 自動車ジャーナリスト
- 東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
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- 中古車本体価格
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219.7 〜 559.8
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- 新車価格(税込)
-
455.9 〜 565.7
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