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トヨタ ヴェルファイア 専門家レビュー・評価一覧
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-
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-
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-
32.0 〜 1899.0
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 4
- 価格
- 2
2024.2.29
- 年式
- 2023年6月〜モデル
- 総評
- いまや高級ミニバンの代名詞的な存在。初代(アルファード)からハイブリッドを設定し、ライバルに対する経済性の優位性、1500Wまで使えるAC100V電源を備えてアウトドアでも使える実用性をアピール。4代目は長らくオーダーストップが続いていたが、ここへ来て見かける機会が増えつつある。洗練度を高めたエクステリア、高級仕立てのインテリアは大人の移動空間として歓迎されるに違いない。
- 満足している点
- 先代とほぼ変わらないボディサイズを維持することによって、先代同様の取り回し性を確保している。見た目に大きく、最小回転半径が5.9mと大きめでも実際に乗ると見切りがよく、意外なほど運転はしやすい。穏やかな乗り心地も好印象。エグゼクティブラウンジに標準装備となるエグゼクティブパワーシートは、多彩な機能をスマホのようなリモコン(リヤマルチオペレーションパネル)で操作が可能。マッサージ機能も備わるなど、まさに至れり尽くせりだ。運転席よりもセカンドシートに座りたくなる。
- 不満な点
- 狭くカーブの連続するシーンではさすがにボディの大きさを意識させる。操舵フィールも楽しさを感じさせるものではなく、クルマとの一体感は得られない。加速時のエンジンノイズもそれなりに気になってしまう。車格を踏まえるともう少し抑えたいところだ。
- デザイン
- 4代目のエクステリアデザインは洗練度を高めており、なかでもヴェルファイアの専用グレードとなる「Zプレミア」は漆黒メッキを基調とした金属加飾によってモダンかつ上質なフロントマスクを実現。躍動感のあるサイドビュー、洗練度を高めたリヤデザインもいい雰囲気でまとめられている。インテリアもインパネからドアへと流れていくようなデザインを採用。上級グレードには鶉杢(うずらもく)の木目パネルが採用されるなど、高級ミニバンならではのアイテムが充実。
-
- 瓜生洋明(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2024.1.31
- 年式
- 2023年6月〜モデル
- 総評
- 非常に魅力的なモデルであることは言うまでもないのだが、その多くはアルファードが兼ね備えているものでもある。アルファードを切り離してヴェルファイアのみを評価するとなると、エクステリアデザインやパワートレインの違いを強調することになるが、それらを見てもアルファードではなくあえてヴェルファイアを選ぶ理由を感じにくいのが正直なところだ。もちろん、アルファードが優れたクルマであることは事実であるため、アルファードと違いを感じないというのはひとつのメリットであるとも言える。ただ、「ヴェルファイアにしかない魅力」を過度に期待するのは禁物だ。
- 満足している点
- アルファード同様、高い快適性が最大の魅力だ。エクステリアデザインも、これからの高級ミニバンの指針となるすばらしいもの。実際に購入を検討するユーザーにとっては、リセールバリューが高いということも大きなメリットとなるだろう。
- 不満な点
- エクステリアデザインやパワートレイン、さらにはグレード構成などによってアルファードとの差別化が強調されているが、そうした部分を持ってなお、あえてアルファードではなくヴェルファイアを選ぶ理由が見つからないというのが正直なところだ。結局のところ、アルファードのバリエーションのひとつという印象が拭いきれない。しかし逆に言えば、アルファードに期待される要素の多くはヴェルファイアも兼ね備えているため、そういった意味では期待を裏切ることはないだろう。
- デザイン
- これはアルファードにも言えることだが、室内空間の確保が最重要視されるミニバンというカテゴリーでありながら、さまざまな創意工夫によって室内空間を犠牲にすることなく際立ったデザインを実現しているのは、敬服に値するというほかない。特に、逆スラント型のフロントグリルや抑揚のあるボディサイドは伝統的な高級サルーンにも通ずるものがあるすばらしいデザインだ。一方、インテリアについてはもう少し工夫がほしいと感じた。たしかに快適であるとは思うものの、それを構成する要素のほとんどは広大な室内空間と機能的なシートに依存している。この点については、マイナーチェンジでの改善を期待したいところだ。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 2
2023.11.28
- 年式
- 2023年6月〜モデル
- 総評
- 買ってヨシ!の1台ではないでしょうか。確かに高いです。でも、それに見合う価値を得られるのだからしっかりバランスは取れていると思います。個人的には、快適性の向上とともに先代に比べるとドライバビリティが飛躍的に高まったことが注目する部分かなと思っています。
- 満足している点
- 室内の上質感と快適性。それに運転していて楽しいクルマになったこと。値段は高いけど、満足感も高いです。
- 不満な点
- 先代に比べてお値段が大きく上がってしまったことでしょうか。先代と同様の仕様でも100以上のアップは否めません(そのぶん装備水準も上がっているわけですが)。でも、そんなことを考える時点でこのクルマを買う資格はないのかもしれないですね。値段を気にせず買うのが高額車の何よりオツな買い方なのですから。超個人的な話をすると、エモーショナルな動的質感だったV6エンジンがなくなってしまったのは悲しい。
- デザイン
- 従来モデルと比べると、現行型はスマートになった気がしますね(もしかしてヤンチャを求める人には物足りない?)。アルファードに比べると個性が強めですが、それは好み次第で。ちなみに現行世代は、全幅を変えることなく引っ込ませるところを従来より深く絞ったことでサイド面の抑揚が増しているのですが、それでも室内幅が全く狭くなっていないのは地味だけど凄いことだと思います。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 2
2023.9.16
- 年式
- 2023年6月〜モデル
- 総評
- 初代アルファードは「アルファードG」として2002年に誕生していたが、同時期に「アルファードV」を兄弟車としてデビューさせ、販売チャンネルごとに区分けしていた。それを2008年の2代目アルファード登場時に、アルファードVから「ヴェルファイア」へと車名を変更し、デザインやイメージカラーについてもヴェルファイア専用とした。
- 満足している点
- 19インチ化された大径ホイール&タイヤが標準設定になるヴェルファイア。17&18インチが標準設定となるアルファードと同じグレードで、同じ路面を走らせるとややハードな乗り味。だが、電動パワーステアリング、電信制御スロットル、ダンパーの減衰力をヴェルファイア専用に設計したことで、国産ミニバン界では随一の走行性能を獲得した。
- 不満な点
- 現状のグレード構成では、ボトムグレードが2.4Lガソリンターボとなるため、アルファードに対してボトムグレード価格がグンと高くなってしまった。半導体不足による納車遅れが解消されれば、現状はアルファードのみである2.5Lガソリンが搭載される可能性はあるものの、同じボディなのになぜ高い?との疑念は生じるだろう。
- デザイン
- 筆者はアルファードを3点で評価した。兄弟車なのになぜヴェルファイアが4点なのかというと、顔付きからはじまり、フルサイズミニバンとしてのまとまり感がヴェルファイアのほうが高いからだ。これまでヴェルファイアは強い威圧感のある顔付きでアルファードとの差別化を図ってきたが、新型ではグリル幅を太めにして少しだけ上品さを加えた。
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- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 2
2023.9.4
- 年式
- 2023年6月〜モデル
- 総評
- 先代は兄弟車のアルファードに差を付けられていたヴェルファイアだが、エンジンやパフォーマンスパーツなどの専用装備が与えられ見た目だけじゃないキャラクター性が増して登場した。発売と当時にスマッシュヒットとなっているわけだが、このキャラクター性の深化は大いに正解だったと感じる。パーソナルカーとして所有するのであれば、アルファードよりも個性を演出できる選択ではないだろうか。
- 満足している点
- 大きな車体であることは間違いないが、日本市場での使いやすさを考えて全長5m、全幅1850mmを守っている点は素晴らしいと感じる。また、実際に座ってみるとウィンドウの配置の影響からか先代モデルよりも視界が良く、車体の見切りがしやすく狭い道での運転がしやすい点も好印象だ。乗り心地や高級感という点は言うまでもないが、長時間ドライブでも疲労度が少なそうなドライビングポジション、ロールの少ないフラットなコーナリングなどミニバンらしからぬ好印象を感させる。
- 不満な点
- 価格的な選択肢の少なさが現時点での不満点と言えるだろう。これはじきに解決されることを期待したい。機能的な面で言えば3列目シートの収納・展開の難しさ。ファミリーカーとして考えた場合、女性が1人で3列目シートの跳ね上げ操作を行うシチュエーションが多いと思うが、これが難しいのはネックと言えるだろう。あとはやはり納期が長いこと、読めないことが市場からも不満が多いのではないだろうか。
- デザイン
- 全体的なシルエットはアルファードと共通となっているが、ミニバンでありながらサイドに独特のボディラインがあしらわれているのは独自の世界観を上手く演出している。また、フロントマスクがアルファードとヴェルファイアの大きな違いであるが、先代と異なり静かな力強さを感じるフロントマスクは馴染みやすさもあり、ヴェルファイアを選びやすくなったと感じる。個人所有のパーソナルカーとして考えると、個人的にはヴェルファイアを選びたくなるデザインだ。
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- 塩見 智(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2023.8.15
- 年式
- 2023年6月〜モデル
- 総評
- 数年前にトヨタの全販売店で全モデルを扱うようになったため、アルファードのみとしたほうが販促ツールも一種類で済み効率的だったはずだが、根強いヴェルファイアファンの存続を求める声を大事にしたほうが長期的には有利と判断したのかもしれない。新型はTNGAプラットフォームを採用し、停車時のみならず走行時の快適さも獲得した。静粛性も非常に高い。平均速度が低く、道が狭く、いざという時の3列目が大好物のニッポン独自のラグジュアリーカーとして独自の進化を遂げた。エルグランド息してる?(再び対等に戦ってほしい)。
- 満足している点
- 従来型まではアルファードとの違いはデザインのみだったが、新型ではとうとう異なるパワートレーンのラインアップとなり、アル/ヴェル全体としてのバリエーションが増えたのは素晴らしい(現在どちらかでしか選べないパワートレーンがいずれ両方で選べるようになればなおよし)。全幅1850mmを堅持し、日本での使いやすさを維持しているのがトヨタらしい。狭い車幅と広い室内空間と望ましい前輪の切れ角をどれも諦めないためにタイヤをギリギリまで細くするなど、涙ぐましい努力を積み重ねている。
- 不満な点
- 今後徐々に改善されていくと思われるが、生産体制が十分でなく、注文しても長期間納車されない。生産と販売の効率を上げるために上位グレードしか設定されず、ボディカラーが白か黒しか選べないにもかかわらず、気が遠くなるほど待たされる。決してトヨタだけの問題ではないが。
- デザイン
- アルファードよりもアヴァンギャルドなデザインの顔つきが特徴だった歴代ヴェルファイアだが、新型はダーククロームが用いられているために抑制的で品がある。ボディサイドは段付きのショルダーラインや絶妙な抑揚などによって、見ていて退屈しない。インテリアは天井に多数のスイッチが配置されていて使いやすい。エグゼクティブラウンジのセカンドシートはとにかく見た目が立派。
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- 国沢 光宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
2021.3.14
- 年式
- 2015年1月〜モデル
- 総評
- アルファードのみとなる次期モデルはRAV4などに搭載される2.5リッターハイブリッドと、3.5リッターV6後継となる2.4リッター4気筒ターボの搭載が有力視されている。また、中国などで販売されているアルファードのレクサス版となるLMも次期モデルから日本導入されるようだ。
- 満足している点
- 現行モデルのビッグマイナーチェンジ以降アルファードが大人気車となったのと対照的にヴェルファイアは失速してしまったこともあり、アルファードに勝るところはなく、ヴェルファイアのスタイルが好きな人なら、大幅値引きで買えばいい。
- 不満な点
- 現行モデルで絶版となる可能性が極めて高いことに尽きる。そのため現行モデルのリセールバリューはアルファードに劣ると思うが、逆に考えると先々に中古車で買う人が乗りつぶすというなら、ヴェルファイアの方が安く付くだろう。
- デザイン
- 先代モデルと現行モデルのビッグマイナーチェンジ前までは、2段式のヘッドライトによるスポーティーかつ押し出しの強さによりアルファードより売れていたものの、ビッグマイナーチェンジ後はトヨタの原則全ディーラー全車種扱いの開始もあり、一気に形勢逆転。クルマのデザインの重要さを象徴する好例となってしまった。
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