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ホンダ シビックタイプR 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
499.7
-
- 中古車本体価格
-
60.0 〜 999.8
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
5
- デザイン
- 5
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 4
- 燃費
- 5
- 価格
- 5
2022.11.28
- 年式
- 2022年9月〜モデル
- 総評
- 1972年のシビック生誕から50周年、そして1992年の初代タイプRであるNSXタイプRの誕生から30周年にあたる2022年に誕生したのがFL5型シビックタイプRだ。歴代のタイプRのなかでもっとも美しく、そして上品で速いピュアスポーツモデル。初代NSXのキャッチフレーズである「解放するスポーツ」をそのまま現代に蘇らせたのが、FL型シビックタイプRだ。コロナ禍の影響から、手放しで喜べない状況が続くなか、人に夢と希望を与えてくれるホンダのレッドバッジは、この先、語り継がれるだろう。
- 満足している点
- サーキットで全開走行してわかったことは、安心してスポーツ走行に臨めるセッティングだ。単にサーキットでタイムを争うだけのモデルであれば、もっとカリカリのチューニングにスリリングなサス設定であったほうが喜ばれる。しかし今回のタイプRは違う。ナンバープレートをつけ、公道でも走る喜びを実感するために作られたピュアスポーツモデルだ。ゆっくりと走らせている際の燃費数値は、標準モデルの1.5Lターボと遜色ない。高いスポーツ性能と実用性能の両立こそシビックタイプRの最良ポイントだ。
- 不満な点
- 正直なところ、シビックタイプRの気になる点が見つからなかった。サーキット、市街地、ワインディングといろんなシーンで乗り込み、ウィークポイントを探してみたものの、コレといって気になる点がない。強いて挙げるとするならば、265/30ZR19にはじまる専用パーツのランニングコストだが、これはどんなスポーツモデルであっても、メンテナンス費用として掛かるもの。一方、気をつけたいのは車両の盗難だ。歴代タイプR同様に、駐車環境にはしっかりとした場所を選び、盗難防止装置も万全にしたい。
- デザイン
- 11代目シビックを初めて目にした際、顔付きや目尻がシャープで、リヤスタイルも引き締まっていると感じた一方で、ボディの長さを感じさせるデザインだと思った。そこから一点、タイプRは標準モデルのシビックから全幅を大きく広げ、1890mmを誇示する。前後に大きく張り出したフェンダーと四隅に張り出したタイヤの存在感は絶大だ。大きなリヤスポイラーは見た目の迫力だけでなく効果も大きくで200km/h走行時に60kg近いダウンフォースを単体で生み出す。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 4
- 燃費
- 2
- 価格
- 5
2022.11.22
- 年式
- 2022年9月〜モデル
- 総評
- とにかく運転を楽しみたい人のためのクルマ。正直言ってそれ以外に買う理由はないですが、その目的をもって車選びをする人には最高のプレジャーを与えてくれるクルマです。
- 満足している点
- とにかくその走り。単に速いだけでなく、ゆっくり運転していても楽しいのがいいですね。スポーティな運転が好きな人は、買えるうちに買っちゃいましょう!
- 不満な点
- オーダー入れてからかなり待たされてしまうのが残念。2022年11月時点だと、2年も3年も待つことになるようです。ただし、まだ現時点では「受注停止」となっていないだけマシですかね……。欲しい人は急いで!
- デザイン
- 新型(FL5型)になって、大きく方向を変えましたよね。従来のガンダムチックなゴテゴテ感がなくなり、滑らかなラインでクリーンな造形になりました。デザインは主観的な話ですが個人的な感想を声高にいうと、これはいい! 素の美しさにあふれていることに好感が持てます。ところでそれを実現できた理由はどこにあるのか? たくさんありますが、大きな理由のひとつは専用のリヤフェンダーを作れたこと。従来まではフェンダー張り出しの手法としてノーマルフェンダーにオーバーフェンダーを重ねていたので、ここまでスッキリのデザインにはできませんでした。しかし新型はシビック標準車とは異なる、専用で張り出したリヤフェンダーを採用したことで新しいステージに立ちました。ちなみにどうしてリヤフェンダーを専用で作れたかというと、これまではタイプRの生産台数が少なかったのでコスト的に無理だったのですが、先代の販売がタイプRとして歴代最高の台数にまで伸びたこと(北米への輸出が本格化したのがその理由)で“さらなる伸び”が狙える新型はコストをかけられるようになったからです。
-
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2021.11.15
- 年式
- 2017年9月〜モデル
- 総評
- 「リミテッドエディション」や走行数十kmレベルの中古車は1000オーバーとなりますが、通常のタイプRの程よい走行距離の中古車でしたら450万〜500付近で探すことができます。それでももちろん高額ではありますが、それだけの価値はあるFFのスーパーカーです。
- 満足している点
- 見た目からは想像できないほど運転のしやすい車で、それなりに快適でもあります。もちろん、本気を出せば鬼神のごとき走りをすることも可能です。
- 不満な点
- 人それぞれの美意識次第ではあるのですが、全体的なデザインを「子どもっぽい」と感じる人もいるでしょう。
- デザイン
- ホンダ シビックをベースとするスポーツモデルである「シビック タイプR」。現行型のシビックにはまだ設定されていませんが、直近ではFK8こと先代シビック ハッチバックに設定されていました。空力性能を高めるため、テールゲートまわりにはリアウイングをはじめとするさまざまな空力デバイスが装着され、「ガンダムのようだ」とも言われましたが、格好優先のエアロパーツではなく「本当に効くエアロである」という部分から、人間の脳はそこに「機能美」を感じます。
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- 橋本 洋平(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 3
2021.10.29
- 年式
- 2017年9月〜モデル
- 総評
- すでに次期モデルが出ることが発表されているタイプR。ベースモデル同様、キャリーオーバーで登場することは間違い無さそうだ。新型はホイールベースが伸びて、さらにリアトレッドが拡大されたことで、タイトターンが苦手だと睨んでいるから、もしかしたらこのモデルが勝てるシチュエーションがあるかもしれない。そこに若干の期待をしておきたい。
- 満足している点
- 低中速域からレッドゾーンまでストレスなく吹け上がるエンジンと、一体感溢れるシャシーが魅力的。ノーマルのままサーキットに持ち込んだとしても、かなり速く走れてしまう。それでいて難しさがないところがマルだ。
- 不満な点
- サーキットが本拠地となるタイプRにも関わらず、そこで熱ダレによる連続周回が可能で無かったところが残念なところ。最後にそれが改められたが、かなり寒い季節に試乗したため、それ以外の気候ではどうなのかが定かではない。
- デザイン
- ベースモデルの時点でもガンダムチックなエクステリアデザインでインパクトを与えてきたシビックだったが、タイプRではオーバーフェンダーやリアウイングなどの装備で、とことんアグレッシブに。モータースポーツファンにとってはたまらない仕上がりだろう。
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- 山田 弘樹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 1
- 走行性能
- 2
- 乗り心地
- 2
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 2
2021.9.27
- 年式
- 2017年9月〜モデル
- 総評
- 速さに文句なし。だが、挙動を操る楽しみは希薄に思える。速さの先に何が得られるか、その答えはオーナーなら分かるのかもしれない。
- 満足している点
- サーキットレベルの速度域でミスなく操作できるため、エンジン回転を自動で合わせる「レブマッチシステム」にはありがたみを感じる。ヒール&トゥせずにハンドル操作に専念できる。
- 不満な点
- 高性能を表現するあまりギミックを多用したデザインの過剰さがやや気恥ずかしい。もう少しすっきりまとめても良かったのでは。
- デザイン
- 走りから導き出されたデザインだとは思うのだが、大人が乗るにはちょっと気恥ずかしいのも事実。
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