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トヨタ ヴォクシー 専門家レビュー・評価一覧
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- 新車価格(税込)
-
309.0 〜 358.8
-
- 中古車本体価格
-
7.0 〜 632.4
※掲載内容は執筆日時点の情報です。
-
- 西村 直人(著者の記事一覧)
- 交通コメンテーター
- 評価
-
4
- デザイン
- 2
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2022.11.28
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- 容積型ミニバンのもっとも優れた点はスペース効率にある。だから、多人数乗車や荷物をたくさん積み込み移動する際にその真価を発揮する。ただ、ヴォクシーのように個性を大切にするモデルでは、よりパーソナルな移動のために使うというユーザーも多くなる。この先、人ひとりあたりが移動する際のCO2排出量云々がさらに問われる時代に、果たして能力の半分も使わない容積型のミニバンのパーソナルユースがどれだけ求められるのか。冷静な検証も大切だ。
- 満足している点
- 走行性能、居住性能、快適性能、積載性能のすべてにおいてノアと共通だ。唯一にして最大の違いは外観デザインにあるわけだが、ここに重きを置くのであればヴォクシーを選択する手はある。その昔から兄弟車関係のクルマは一般的であるため、個性で選ぶという意味では賛同できる。また、ノアよりも実質的な販売台数は抑えられるだろうから、「ノアに強く惹かれるけれど、乗っている人が多いから選びたくないな……」というユーザーにヴォクシーはおすすめだ。
- 不満な点
- ここはひとつ、ミニバンにこれだけきつい顔付きが必要なのか、という点が気になる。乗ってしまえばオーナーや同乗者は気にならないが、道路上でバックミラーにこのアグレッシブな顔が映り込むことで、少なからず威圧感にも似たものを意識する、そんな人も多いのではないか。個性的なことは大いに認め合うとして、混合交通ではなるべく他車とのコミュニケーションがスムースにいくほうが安全な運転環境継続の上からも当然良い。
- デザイン
- ヴォクシーはこれまでも、ノアと比較して強烈な個性を打ち出した別デザインを採用していた。新型となって、ノアのノーマルモデル、エアロモデルともアグレッシブ寄りになったことから、ヴォクシーはさらに押し出しを強めた外観デザインでまとめあげた。個人的には薄型ライトからの2段構えは新しいトヨタデザインとして歓迎するものの、ファミリーユースを考えたミニバンとしては疑問符をつけたくなる。存在感を誇示するのは大切だが、粋すぎると上品さに欠けると考えるからだ。
-
- 一条 孝(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2022.11.25
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- キープコンセプトでありながら、あらゆる面で進化が見える。プラットフォームの一新によってドライビングポジションもよくなり、操縦安定性と乗り心地のレベルアップも確かめられる。先代では物足りなかった先進安全装備の充実ぶりも目覚ましく、より安心・安全なモデルとなっている。ガソリン車でもパワフルな走りが期待出来、高速クルーズでの燃費も良好だ。
- 満足している点
- エンジンを一新したことで走行フィールが向上し、ダイレクトシフトCVTとの組み合わせで発進性がよくなり、加速フィールもスムーズ。それでいてまわせば伸びのある加速も得られるので、家族が一緒ではない時には運転を楽しむことも出来そう。操縦性も向上しており、運転をさりげなくアシストするPDA(プロドライビングアシスト)とともに安心感のある走りに貢献する。取りまわしのしやすさも相変わらずで基本ボディが3ナンバー化されていても、エアロ系の全幅は従来型の1735㎜から1730㎜に狭くなっている。使い勝手もよくなり、3列目シートの「ワンタッチホールドシート」格納&展開がさらにしやすくなったのもいい。オプション装備となるが、乗降の際にスライドドアの開閉に連動して展開&格納する助手席側の「ユニバーサルステップ」も子供や高齢者に重宝する。
- 不満な点
- エアロ仕様だけのヴォクシーはグレードも少なく、やはり高価な印象を受ける。クルマの性能向上とともに先進安全装備の内容もどんどん進化していく中である意味しょうがないと思える面もあるが、装備を厳選した買いやすいグレードがあってもいい。メーカーオプションやパッケージオプションも“充実”していて、全部盛りにしたらいくらになるのか。ステップワゴンのプレミアムラインは約346でナビゲーションシステムを除く装備が標準とリーズナブル。ヴォクシーにもそんな仕様があってもいい。
- デザイン
- 先代は5ナンバーボディをベースとしたモデルだったが、4代目は全車が1730㎜の全幅となり、3ナンバー車となった。巨大なフロントグリルは迫力満点。ヘッドライトやボンネットも専用デザインとなる。また、リヤコンビランプもノアとは差別化されてワイド感が強調されている。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
4
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 4
- 価格
- 3
2022.11.21
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- これまでずっとミニバンに乗ってきた人が、「ここがもっと使いやすかったらいいな」と思っていた弱点を、見事にアップデートしてくれているのがヴォクシーです。例えばシートアレンジや乗り降り、バックドアの開け閉めなど。シートヒーターやテーブルなどがついて、2列目シートの快適性もグッと進化しているので、子供だけでなく大人もゲストとして乗りたくなるミニバンです。
- 満足している点
- Aピラーが先代の104mmから86mmまで細くなり、上下左右ともに広々とした視界の良さは驚くほど。交差点を曲がる際や、寄せて止める際などに安全確認しやすいよう、クォーターガラスも下方までしっかりクリアにして視界を確保しています。オプションですが、パノラミックビューモニターは床下透過表示機能付きなのも安心。
- 不満な点
- ガソリンモデルには、ハイブリッドのように1500Wのアクセサリーコンセントがついていないのですが、普段はとくに使う予定がないという人も、もしクルマを万が一の災害時などの備えとしても考えているなら、非常時給電システムがついているハイブリッドモデルを検討した方がいいかもしれません。
- デザイン
- あまりにも大胆に巨大に広がったフロントグリルや超薄型ヘッドライトは好き嫌いがありそうですが、見ているうちに堂々としたオーラ、プレミアム感に惹かれていくように。一直線につながるテールライトも、欧州からきたデザイントレンドを意識している感じで洗練されたミニバンの印象をアップしています。インテリアはブラック基調で素材の組み合わせにもこだわりが感じられます。
-
- 西川 昇吾(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 5
- 乗り心地
- 5
- 積載性
- 4
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2022.11.21
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- 約8年のモデルライフを過ごした先代は、終盤にはライバルの進化もあり古さが隠せない状況となっていた。そんな苦境に登場した現行型は、想像以上の進化を遂げてきた。装備面はもちろん、走る、曲がる、止まるの全てが良くなり、ミニバンとは思えない走行性能と乗り心地を実現している。ガソリンエンジンモデルの進化もとても喜ばしいポイント。価格が少し高いのはウィークポイントと言えるが、今このミドルクラスミニバンを購入するならば、ベストチョイスと言えるのではないだろうか。
- 満足している点
- 走行性能と乗り心地はこのクラスのミニバンとしてはトップレベルに進化したと言えるほどで、この点は本当にミニバンとは思えない素晴らしさがある。更に良い点を付け加えて言うならば視界の広さだ。運転席からの眺めはかなり開放感があり、実際にその景色を見ると驚かされる。視界も良好なためボディサイズが大きくなったことによる懸念はは全くない。また、ハイブリッドに目が行くかもしれないが、進化したガソリンエンジンモデルも注目してほしい。ミニバンを検討している人は是非とも実車に見て、触れて、そして乗っていただきたい。その出来には驚かされると思う。
- 不満な点
- 価格がウィークポイントと言える。ミドルクラスのミニバン、ガソリン車で350が見えてくるという価格設定は懸念材料と感じてしまうユーザーもいるはずだ。同じ金額感でハイブリッドが買えてしまうライバルもいる。しかし、その金額を出す意味があるほどの性能は有しているとは思う。また、ハイブリッドの存在というのもガソリン車からすれば欠点だろう。ガソリン車1台だけで見れば全然満足のいく仕上がりなのだが、燃費と価格差、そしてリセールバリューの良さを考えると「もう少し予算を追加してハイブリッド…」という気持ちになってしまうところだ。悩ましい。
- デザイン
- フロントマスクが大幅に攻撃的なデザインになったのが今回のフルモデルチェンジで印象深いポイントと言える。全体的なシルエットはミニバンなので他のライバルとさして変わらないのだが、このフロントマスクをどう取るかでヴォクシーのデザインの評価はかなり分かれるだろう。個人的にはやりすぎだと思うが、そんな人のためにはノアが用意されており、「ヴォクシーはこれで良いのだ」となってしまう。もう少し取っ付きやすいデザインをベースにして、グレードによって異なるというパターンでも良いと思う。
-
- 工藤 貴宏(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
5
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 4
- 積載性
- 5
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2022.8.23
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- もはや死角なし、と思える完成度です。何を隠そう先代ヴォクシーは自動ブレーキなどの先進安全機能がライバルに比べるとやや遅れていました。しかしそれをバネに、新型は「ライバルがモデルチェンジしても後れを取らないだけのリードをとっておこう」という意気込みで開発されたことが効いています。
- 満足している点
- ハイテク装備の充実度はクラスを大きくリード。たとえばナビは主要グレードに通信ナビが利用可能なディスプレイオーディオが標準搭載されるからオプションを追加する必要がないし、仕様による装備とはなりますが後方から車両や自転車が近づいているときには車内からスライドドアが開かない安全機構、車外からのスマホ操作で車庫入れ/車庫出しができる機能、そして高速道路の渋滞でハンドルから手を離しての運転ができる機能なども用意しています。トヨタの中でもトップクラスの充実度に驚くしかありません。
- 不満な点
- これといって気になる部分がない……というのが、ヴォクシーの凄さかもしれませんね。エクステリアデザインに関しては思いっきり好みが分かれるところでしょうけれど、それはトヨタもわかってやっていること。好みでなければ「ノアのエアロ系もあるし、ノーマルのノアもあるよ」ということです。
- デザイン
- 兄弟車である「ノア」のエアロ系と比べてもさらに過激なデザインは、好き嫌いが大きく分かれるところでしょう。しかし、それはトヨタもわかってやっていること。「これまで以上の個性を与えた」と開発者も語っています。注目したいのは、側面の立体感が増したこと。従来はエアロ系モデルのフロントフェンダーだけがワイドになっていましたが、新型は全車ともリヤフェンダーも張り出して側面全体に抑揚がつきました。
-
- 栗原 祥光(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 2
- 乗り心地
- 2
- 積載性
- 3
- 燃費
- 3
- 価格
- 3
2022.8.16
- 年式
- 2022年1月〜モデル
- 総評
- 最も売れているミニバンのガソリン仕様車。ハイブリッド車よりも40近く安く購入できるほか、7人乗り・8人乗りとバリエーションがあるのが魅力。長く使える1台といえそうだ。
- 満足している点
- 四輪駆動モデルをラインアップに加えているので、家族でスキーを愉しむ方には最良の選択といえそう。またユーザーが多いのでアフターパーツが充実している点も見逃せない。
- 不満な点
- 2列目シートが横方向へ移動できないため、3列目への乗降時は2列目シートの人は一度車外に出なければならない。また3列目は他車と比べて閉塞感が高い印象を受ける。
- デザイン
- 力強く頼もしさを覚えるフロントマスクは高級感十分。シンプルでキュービックな形は長く使っていても飽きることは少ないだろう。インテリアも必要にして十分な装備と高級感で、チープさが少ない。
-
- 伊達 軍曹(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 3
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 4
- 燃費
- 4
- 価格
- 4
設計の古さは気になるが、ファミリーカーとしては依然好バランス
2021.10.29
- 年式
- 2014年1月〜モデル
- 総評
- 2022年1月デビュー予定の新型と、アダプティブクルーズコントロールが付かないという点は大いに気になりますが、そこさえ良しとするならば、バランス感覚にすぐれたファミリーカーとして重宝する一台です。
- 満足している点
- 長年にわたって売れ筋として君臨し、そして細かな改良も行われていますので、走行性能の面でも使い勝手の面でも「決定的な欠点」がありません。誰にとっても乗りやすく使いやすいミニバンです。
- 不満な点
- 基本設計がさすがに古めであるため、アダプティブクルーズコントロールが設定されていないなどの点は気になります。2022年1月デビュー予定の新型に注目です(2021年10月時点)。
- デザイン
- フロントマスクの造形はややゴテゴテしていますが、ボディ全体のフォルムは「ややスポーティなれどシンプルな箱型シェイプ」であるため、全体としては好バランスになっています。
-
- まるも 亜希子(著者の記事一覧)
- 自動車ジャーナリスト
- 評価
-
3
- デザイン
- 4
- 走行性能
- 4
- 乗り心地
- 3
- 積載性
- 5
- 燃費
- 5
- 価格
- 3
2021.10.29
- 年式
- 2014年1月〜モデル
- 総評
- 子育て世代の家族に必要な、広い室内と便利な装備、自転車も積みやすい大容量のラゲッジなどがバランスよく揃い、燃費も優秀。ですが他社のミニバンにはない個性がないのは、ちょっと寂しいかなと感じます。
- 満足している点
- ハイブリッドモデルに標準装備の快適温熱シートや、1席集中モードと温度センサーがついたフルオートエアコン、オプションでリヤオートエアコンもあるなど、室内の空調がしっかり整っているのは嬉しいところです。
- 不満な点
- 先進安全運転支援機能は、必要最低限といった印象で、誤発進抑制機能や渋滞追従機能付きACCといった、ライバルに装備されているものがないのが気になります。
- デザイン
- 堂々として若々しい父親のイメージで、Mクラスミニバンの人気を牽引してきた功績にはデザインも大きく貢献しているはず。ミニバンをエアロとメッキ加飾でギラギラさせるのも、ヴォクシーが先駆け的存在です。
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